ネット上で購入した食材が、宅配便で自宅に届くというサービスを週に1度利用していました。
ある日、段ボール箱を開けてみると・・・6個入りの卵のパックが潰れていて、全滅。
その割れた生卵がほかの食材に飛び散り、黄色の染みがあちこちに。
こうなった原因はただ一つ。
食材の量と段ボール箱の大きさが合っていないから。
緩衝材がまったく入っていなかったせいで、段ボール箱の中で食材が動き、卵が割れたのでしょう。
段ボール箱の大きさが10だとすると、食材の量は2ぐらい。
段ボール箱のサイズ選定が間違っているし、もし小さいサイズの段ボール箱がないのであれば、8の空き部分を埋めるだけの緩衝材が必要。
いったいどういった人が梱包作業をしているのかわかりませんが、誰がどう考えても、これじゃ、輸送途中で生卵が割れると予想できたはず。
それ以前にも梱包の酷さのせいで、野菜が傷んだ状態で届くということが何度もあったので、これは一度ちゃんと注意しなくてはいかんな、と決意。
カスタマーセンターに電話はなし。
メールでしか問い合わせができない仕組みになっています。
そこで、メールで届いた状態を説明し、どれだけ悲惨な状態になっているかと、梱包の酷さをわかってもらうために、写真も撮ったので、それを渡すこともできるから、今後注意して欲しいと書きました。
そこは無農薬や減農薬で作られた野菜が自慢のところ。
こだわって作った素晴らしい品々が、最後の梱包で台無しになってしまうのは勿体ないから、くれぐれも梱包には注意して欲しいとも記しました。
すると、半日後ぐらいに返信メールが。
そこには、明らかに会社が用意してある定型文をコピペしましたといった、心が一切こもっていない謝罪文が続いていました。
それを読んでいくと「今後は宅配便会社に注意をするよう指導の徹底をし・・・」といった文章が。
はい?
こうなったのを宅配便会社の責任にしてる?
違うって。梱包の問題だって。
私の要望内容を理解できなかったのしょうか?
それとも、自分たちの梱包の酷さを謝罪する定型文はなく、宅配便会社に責任転嫁する定型文しかなかったのでしょうか。
理解できたのは、恐らく改善されないな、ということ。
ネットで探してみると、以前より食材を家まで運んでくれる会社は増えているようで、なかなか便利な様子。
そこで、新たに見つけたネットスーパーに申込み、運んでもらうことに。
そこは宅配便業者を使わず自社のドライバーが持って来てくれます。
注文した翌日に届けてくれたり、ドライバーが来る10分前ぐらいに「間もなく到着します」というメールがきたりと、なかなかのサービスの充実ぶり。
すっかり気に入ったので、それまでのところを解約し、こちらのネットスーパーを利用することにしました。
私のようなケースは稀なのかもしれません。
ただ、商売って、どれだけ基本を大切にできているかが成否をわけるような気がしてしようがないのですが。
住んでいるマンションの1階には、ダストルームがあります。
住人はそこにいつでもゴミを入れることができます。
通いの管理人は収集車が来る曜日、時間に合わせて、そこから出せるゴミを選び出し、マンションの入り口付近に移動してくれます。
なんちゅう快適なゴミ出し。
先日、いつものようにゴミ袋を持って、ダストルームへ。
鍵を鍵穴に差し込みました。ここの鍵は部屋の鍵と共通で、住人と管理人だけが開けられる仕組み。
が、開かない。
ドアノブをガチャガチャと動かしてみましたが、びくともしない。
もしかして、鍵を変えられてしまったとか?
締め出されるようなことをしたとか?
私なりにゴミの分別をしてきたつもりでしたが、なにかとんでもない間違いをしでかし「もうお前のゴミは入れてやらない」ということにでもなったのでしょうか?
ダストルームの扉の前で呆然と来し方を振り返ってみましたが、なにも思い出せません。
すごすごとゴミ袋を手に部屋に戻り、管理人宛てにメモを書くことに。
開けられない旨を書き、管理人専用の郵便受けに入れました。
すると翌日、管理人からのメモが私の郵便受けに。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。錠がバカになっているので、鍵穴に鍵を差し込んだら、ドアをぐっと強く押して、その押した状態で鍵を左に捻ると、開けやすくなると思います。修理の依頼を本部には出していますが、いつ直るかは不明なので、ひとまずこの方法で挑戦してほしい・・・といった文言が。
私を締め出す意図はなかったようなので、まずは一安心。
が、本当にそんなテクニックでドアが開くのだろうかとの不安も。
ゴミ袋を持って、ダストルームへ。
書かれていた通り、鍵を鍵穴に差し込んでから、ドアをぐっと強く押してみます。
ほんの少し、ドアが向こうにズレた感じが手に伝わってきます。
その状態のままで鍵を左に捻ると、カチッと錠の外れた音が。
そのままドアノブを手前に引っ張ると、なんと、動くではありませんか。
開きました。見事に。
パチパチ。
それにしても、管理人はいったいいつ、どうやってこの技を手に入れたのでしょう。
その謎だけが残りました。
毎日コーヒーを飲みます。
そのコーヒーには泡立てたホットミルクをたっぷりと入れていました。
が、持っていたのは、手動のミルク泡立て機。
耐熱ガラスにミルクを入れて、レンジで30秒。
それに網目の付いた棒を差し込み、シャカシャカと上下に動かします。
これが結構大変。
自動でミルクを泡立ててくれる物を買おう、と決意しました。
ネットで調べてみると、様々な種類のものがあるようです。
散々悩んだ結果、購入したのがこちら。
ミルクを入れて、蓋から下に伸びる棒の先に、3種類の羽根の中から1つを装着し、スイッチを入れるだけ。
棒が回転し、先に付けた羽根によってミルクが撹拌されるという次第。
ホットもミルクもどちらでもOK。
便利、便利と喜んでいたのも束の間。
牛乳に遅延型フードアレルギーがあることが発覚し、泡立てようが、泡立てまいが、飲んではいけないと判明しました。
どうせなら、このミルクフォーマーを買う前にアレルギーのことを知りたかったぜぃと思いながら、棚の奥に仕舞おうとして、念のために取扱説明書をもう一度読んでみることに。
すると、このミルクフォーマーは豆乳でも使えると書いてあるじゃないですか。
豆乳を飲むという習慣がなかったので、まったく考慮してこなかったのですが、コーヒーに牛乳を入れられないならば、代替品として豆乳はアリですね。
そういえば、コーヒー専門チェーン店でソイラテなるメニューがあったような気が。
豆乳を買ってきて、このミルクフォーマーに入れて、撹拌。
ミルクの時と同じくらい綺麗にホイップされています。
味はというと・・・ミルクを加えて飲むより味に深みがあって、大変美味。
ということで、引退しかかったミルクフォーマーでしたが、続投となりました。
難点は水洗いの際に、慎重にしなくてはいけないところ。
水でザブザブ洗いたいのに、取扱説明書によれば、ここは水で濡らさないでくれという箇所がいくつかあるのです。
が、そこを避けて洗うのは、大変難しい。
洗剤をしみ込ませたスポンジで、その箇所を避けてそっと撫でたら、水洗いの時も、蛇口の下にもっていくことはできないので、まず手を水で濡らし、その手を洗いたい部分にもっていき、撫でるようにして洗剤と汚れを取るのです。
なんちゅう過保護。
食品を扱うグッズなのに、水に濡らしてはいけない部分があるというのはどうなんでしょう。
そこに保護カバーを付けるといったことでの対応は難しかったんでしょうか。
スパルタ式に変更したいものの、壊れてしまっては困るので、甘やかし過ぎだと思うんだよなと呟きながらも毎日撫で洗いをしています。
パソコンの調子が悪くなり、さてどうしたもんかと唸り声を上げます。
いつもだと、起動しなくなったり、起動はできたとしてもどのソフトも作動しなくなったりといったお手上げ状態になるので、パソコンメーカーのサポートセンターに電話をします。
オペレーターに繋がるまで、大体30分ぐらい。
やっと繋がったオペレーターに症状を訴えます。
そこで解決できれば30分ぐらい待つのはどうってことないのですが、結局修理の人に来てもらうというオチになったりします。
が、今回は来てもらうほどではない感じがします。
朝立ち上げた時、使っているソフトを更新するかといったメッセージが出たので「はい」をクリックした記憶があり、なんとなくそれが原因じゃなかろうかと推理してみたのです。
だとすると、パソコン本体のトラブルではなさそう。
以前同じようなトラブルで、パソコンレスキュー隊の出動を電話で依頼したのですが、その時の受付の人が「インターネットができる状況でしたら遠隔操作でパソコンの状態を確認し、トラブルを解消できることもあるんですが・・・」と言っていたのを思い出しました。
その時、遠隔操作でパソコンを直してくれるサービスの存在を知り、びっくりしました。
もしかしたら、あれでいけるのではないか?
幸いインターネットはできる状況だったので、遠隔操作でパソコンを直してくれるところを探してみました。
結構、あるんですね。
その中の1つに電話をし、状況を説明すると、担当者から10分後ぐらいに折り返し電話をするとのこと。
一旦電話を切って、待っていると、その担当者なる人物から電話が。
状況を説明すると、まず遠隔操作ができる環境になっているか調べてみましょうと言われ、指定されたHPアドレスにアクセスし、指定されたパスワードでログイン。
すぐに「遠隔操作できますね」とのコメントが。
ってことは、私が今見ている画面を、電話の向こうで見ている人がいるってこと・・・なんだか不・思・議。
つい癖なんでしょうね。
状況を説明する際、マウスを動かしていたようです。
「こちらで動かしたいので、マウスから手を離していただけますか?」と言われ、おう、そうか、1つのパソコンを共有して使っているということだもんな、なんて気付きました。
マウスに触れないよう、腕を組むようにして、画面を見ていると、担当者がパソコンをサクサクと見ていく様子が。
ソフトの状況を確認したり、設定を変えたりと、あれこれやってくれています。
ウイスルソフトが2つ入ってますねと言われ、そうそれは、なにかをダウンロードかなんかしたら、勝手についてきてしまったソフトなんですよねと説明。
「ウイルスソフトは必要なんですが、2つ入っていると、それ同士が干渉しあって、動作に悪影響を出すことがあるので、こっちの1つを削除しますが、いいですか?」と聞かれたので、「どうぞどうぞ。お好きになさって」と答えました。
さらに、朝私が「はい」を押してしまったソフトも削除してもらい、再起動して動作状況を確認すると、以前のようにすんなり動くように。
なんという素晴らしさでしょう。
これで2万円でした。
インターネットが作動する状況であれば、今後は遠隔操作でのサポートをお願いしようと、決めました。