靴が合わなくなる

  • 2015年05月04日

私の靴のサイズは23センチのDだと知ったのは、去年のこと。
靴店で販売員をしていたというのに、長いこと自分の靴のサイズを、間違って思い込んでいた間抜けでした。

自分の足と合った靴を履くようになり、トラブルは少なくはなったとはいえ、完璧ではない。
長い時間履いていると痛くなってしまい、脱げそうになるのです。
さては、やっと見つけた自分のサイズがまたまた間違っていたのか?
が、出かける時はぴったりだったのです。
夕方になると足がむくんで、靴をきつく感じるというのはよく聞く話。
でも、私の場合はきつくなるのではなく、どちらかというと靴の方が大きくなってしまう感じなのです。
この人とは違う感覚は、ぽんこつだからでしょうか?
かもしれない。
と、答えを見つけたつもりでほっとせず、あれこれ考えているうちに・・・長時間靴を履いているうちに、革が少し伸びるせいではとの考えに辿り着きました。
革がちょっと伸びたせいで、足がちょっとだけ前に滑る。
と、ホールドすべきポイントが本来の位置より少し前にズレるので、痛みが出て靴が脱げそうになるとの仮説です。
仮説は立てたものの、解決策は思い付かず。

私は思い付かないけれど、誰かが思いついて商売にしているかも。
で、ネットで靴調整グッズを探してみると・・・ありました。
いろんなのがあるもんです。
中敷きの前方に、薄いシリコン製のシートを両面テープで貼り、足が前に滑るのをストップするというのを買ってみました。
体重のせいなのか、歩き方のせいなのか、両面テープの粘着力が弱いのか、シートはどんどん前方にズレていき、靴先にくしゃっとたまってしまいます。

次に買ったのは、つま先クッションなるもの。
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軟らかいクッションをつま先に入れておいてから、足を入れる。
これで、足が前にズレるのを防ぐというのです。
初めて足を入れてみると・・・すべての指先に感じる違和感が、なんだかなぁなのです。
こんな違和感たっぷりで、長時間歩けるのだろうかと不安になったものの、いざとなったら取り出せばいいかと思い切り、外へ。
と、夕方になっても足が痛くならないし、脱げそうにもならない。
最初はあった違和感も、履いているうちに馴染んできて、ほとんど気にならない程度に。
これを発明した人は天才に違いない。
持っている靴の数だけ買い足した時、購入者のレビューがあることに気が付き、読んでみると・・・とても気に入った人と、まったく気に入らなかった人の2極に分かれている様子。
気に入らなかった人のコメントに、これならティッシュを詰めるのと一緒だといった文章がありました。
ティッシュね。
思いもつかなかった。
ほんの少しの滑りを止めるのなら、ティッシュを何十枚か詰めれば大丈夫かもしれません。
が、私の場合はそこそこの力でストップして貰わないとダメなので、このつま先クッションが必要。
今では外出する際の必須グッズとなっています。

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