名刺ホルダー

  • 2015年06月18日

ネット上をあちこち散歩していた時、たまたま見つけてしまったのがこちらの名刺ホルダー。
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ステンレス製の容器に、赤いアクリル製の蓋が付いています。

名刺を作った時には紙製の箱で納品されます。
それでいいじゃないかと思うのです。
要は名刺がばらけず、一ヵ所に置いておくだけのものなのですから。
が「これ、ちょっとステキ」なんて思ってしまい、衝動買いすることに。
年初に「今年は無駄遣いをしない」という目標を掲げたというのに、昨年までと変わらない買い物の数々。
しかもその多くが、後になってどうしてこんなものを買ったのだろうかと首を捻るようになるのです。
この名刺ホルダーはそうはならないことを祈るばかりです。

中に入っている名刺は名前のところに、盛り上がるような加工がされています。
これ、こっちが驚くほど食いつきが良くて「わっ、格好いい名刺ですねぇ」などと言われます。
あまりに多くの方に言われるので、自分でも調子にのってきて、もしかしたらこれはちょっと格好いい名刺なのではと思ったりするように。

こちらもネット注文できるサイトを探していた時、たまたま見つけた印刷会社に発注しました。
紙の種類や書体など、数種類の中から選んでいきながらページを進み、最後に「注文する」のボタンをクリックすれば、1週間ほどで手元に届くというごくフツーの発注方法。
自分ではそれほどのこだわりがあったわけじゃない。
なのにやけに評判がいい。
これまで名刺は100枚注文し、それがなくなったらその都度名刺作成のサイトを探し、それほど悩んだりもせず「じゃ、これ」程度で注文してきました。
が、こうも高評価だと、これを変えるという勇気はもてなくなります。

これ、名刺を渡す相手の多くが出版社の人だという点が関係しているかもしれません。
印刷するプロたちなわけで、名刺を手にした途端「ん? この紙は〇で、特殊加工で、両面印刷で2色刷りか・・・」と一瞬のうちにコストを計算していたりします。
一種の職業病ですね。
私はこの職業病の話を聞くのがとても好きです。
そういう話を聞いていると、なんかニヤニヤしちゃうんですよね。

ファストフード店でパートをしている友人が、客として行った別のファストフード店で、ゴミ箱に使用済の容器などを捨てる時、つい癖で、ゴミを押さえつけてしまっている自分に気が付くと言っていました。
無意識にぎゅうぎゅう押さえ込み、ゴミの量を少しでも減らそうとしているそうです。
そうすれば、ゴミ袋の交換回数を減らせて仕事が楽になるし、処理費用も減らせるからのようです。
仕事って、考え方とか行動に影響を与えるもんなんですよね。

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