素敵なブラウスを見つけちゃったとします。
で、買っちゃったとします。
届いた品を着てみて・・・「あぁ」とがっかりする。
なんてことがあります。
サイズがまったく合ってないのです。
海外ブランドのモノだと特に。
肩幅はあっているのですが、袖丈が長いのなんのって。
7センチぐらい詰めなくてはならない。
袖丈を7センチ短くしてもなお、それは素敵なブラウスなのか? との疑問が浮かびます。
が、詰めないわけにはいかないので、お直しに。
ニットもそうです。
海外ブランドのモノだと、7センチ以上袖口で折り上げることになります。
ニットの直しをしてくれるところを知らないので、袖口を折り上げた状態で着ることに。
当然、袖口になにがしかのデザインがあるようなものは着られません。
それじゃ、日本のブランドのモノならば、直しをせずに着られるのかといえば、そうでもなく、袖丈詰めが4センチになるといった程度。
結局、どこの基準からみても手が短いんですね。
服は基本的に通販で買っています。
海外ブランドのモノと、日本ブランドのモノでは通販サイトに大きな差が。
海外ブランドの通販サイトでは、商品写真が3カット程度で、情報もざっくりしている。
スカートなら前後と横向きの写真のみ。
素材欄にも、ググらないとどういった生地なのかわからない単語があったり、裏地が付いているのかわからなかったりする。
海外では、ファッションはチャレンジなんでしょうか?
一方日本のブランドの通販サイトだと、親切心いっぱい。
1つの商品に10カット以上の写真があるのは当たり前。
モデルが着用したカットのほかに、素材のアップや、裏地の付き方の写真まで。
パンツなんかだと、ウエストやヒップのサイズだけでなく、股上やわたり幅や裾幅のサイズまできっちり書いてある。
手と同様に足も短い私は、結局直すことにはなるにせよ、こうした情報があると納得した上で買えるので「あぁ」と呟く声が軽めで済みます。
たとえばですが・・・自分のサイズを登録しておいて、これが欲しいと買い物かごに入れたら、合ってない箇所を自動的に直した上で送ってくれる・・・なんてサービスができたら、とっても嬉しいのですが。
これだと買い物の度に私って手足が短いんだなぁと思わずに済むので、メンタルがダメージを受けません。
そして、買い物をしたという楽しい気分のままでいられます。
日本のアパレルメーカーの皆様、どうぞご検討を。
年に1度、家にあるプリザを全取り替えします。
現在、玄関ドアを開けてすぐのところにある棚に飾ってあるのが、こちら。
ちょっとアクセントが強めのアレンジになりました。
理想の家というのがありまして、それは、玄関ドアを開けたところに「花」がある姿。
洋画で大金持ちの家なんかだと、玄関ドアの前がホールのようになっていて、丸テーブルがでーんと置いてあったりしますね。
そこには大量の生花が活けてある花瓶がある。
そんなイメージです。
これが理想形。
が、現実は・・・そうはいかない。
玄関ドアの前にホールがあるような、大きな家に住めない。
玄関ドアを開けたら、そこはすぐにリビングの入口なんて状態の部屋しか借りられない。
しかし、なんとか理想の形の匂い程度でも醸し出したくて、無理矢理小さな棚を見つけてきて配置。
そこに置ける程度の、かなり小さめの花瓶に生花を活ける。
たっぷり活けたら棚ごと倒れてしまうので、ちょろっと活ける。
良く言えば、削ぎ落した美しさ、有り体に言えば、貧相な花飾り。
ま、こんなもんかと自分を納得させたものの・・・現実がさらに追い打ちをかけてきます。
手入れを毎日しても追いつかないほど、花が痛む。
瀕死の状態の花を置いておくと心が荒むので、元気がなくなったら捨てて、新しいのを買って、活けて・・・が、メンドー臭い。
洋画の中の大金持ちは、そういうのはお手伝いさんにさせているんでしょうね。
住人がキーキー文句を言いながら、花を活け替えたりするシーンを観たことありませんし。
ところが現実には、お手伝いさんを雇えるわけもなく、己でするしかない。
やがて見つけたプリザを飾ることになったのは、自然の流れと言えるでしょう。
プリザならば生花を加工してあるので、水に入れる必要はなく、枯れることもない。
小っちゃな棚にプリザを飾り終えた時、満足感はあります。
メンドー臭さからの解放感も。
ただ・・・随分とこじんまりした仕上がりに、現実のしょっぱさも味わってしまうのです。
飾り終えたプリザをじっと見つめ、理想と現実の大きな差と向き合う2015年なのでした。
いつも買っているゴミ袋は45リットルサイズ。
このほかに30リットルサイズのもよく使います。
先日在庫が切れたので、30リットルサイズの新しいのを買い、1枚取り出してみると・・・薄い。
明らかに、それまでと比べて薄くなっている。
確か値段は変わっていなかった。
技術の進歩と受け止めるべきでしょうか?
コスト削減しやがったなと思う私は、ひねくれてますか?
あまりに薄くて、耐久性はどうなのよと思います。
きっとテストを重ねて「これまで通りの耐久性を確保しました」ということなんだろうなとは思うのですが。
以前、いつも使っていたトイレットペーパーの厚みが、突然薄くなった時も「どうなの、それ」と思いました。
それまで手に馴染んでいた厚みがあるわけです。
同じだけ引っ張り出しても、手の感覚としては「薄い」。
なんとも心許ない。
そこで、それまでよりたくさん引っ張り出して、手にした感覚を以前と同じ程度にしてしまう。
と、当然トイレットペーパーを消費する速度は速くなる。
ん?
トイレットペーパーメーカーの術中に、まんまとはまってますか、私は。
洗濯洗剤もそうです。
ある日突然、それまで使っていた洗濯洗剤のパッケージが変わり、ウルトラだとか、スーパーだとか、ナノだとかいった言葉が付く。
で、これだけの量で洗えるようになったと、技術革新を成功させた私たちを褒めてーとアピールしてくる。
が、新しいものを受け入れるのに時間がかかる私なんぞは「ホントにー?」と、語尾が上がってしまう。
それまで洗剤の量を減らしたいと願ったことはなく、ピントこないし。
ゴミの量が減るとか、軽くなって持ち運ぶのが楽になったとか、いいことはたくさんあるんでしょうが。
便利になる方が絶対にいいのですが、新しいモノへの信頼感が芽生える前に、次の新商品が出てきてしまうというスピード感が、私には早過ぎるのかもしれません。
友人にそう話すと「新しいものに懐疑的で、受け入れられないのは、年を取ったせいよ」との指摘が。
ですかね。
毎日暑いですね。
電車の中やビルの中はいいんです。
大抵冷房がきいていますから。
問題は冷房がきいていない場所。
駅まで歩いている時や、ホームで電車を待っている時、なにかを呪っている自分に気が付くことがあります。
どれだけ呪文を呟こうが、大自然の力に勝てるわけもなく・・・。
とにかく暑いんです。
保冷剤を隠しポケットに入れ、それを首に巻くというマフラーが発売された時、そりゃあ助かると感動しました。
が、実際ドラッグストアで手にしてみると・・・ファッション的に大幅に譲歩しなければいけないという現実にぶち当たりました。
アリアリなんですね。
取って付けました感が。
しかも結構目立つ。
そこで売っていた中で一番安いのを購入してみましたが、結局一度も使わず仕舞い。
ふと閃いたのは、ハンカチに冷却シートを貼るというアイデアでした。
私はタオル地のハンカチを使っているのですが、そこに冷却シートを貼っちゃう。
熱が出た時にオデコに貼る、アレです。
で、ホームで電車を待っている時に、バッグからそのハンカチを取り出すわけです。
首の後ろの汗を拭っている体で、ハンカチをあてる。
実際は、冷却シートをハンカチ越しにあてていることになるので、ひんやりと気持ちいい。
しばらく首の後ろにあてているうちに、火照っていた身体がクールダウンしていきます。
私が使っている冷却シートは、ミントの香り付き。
この爽やかな香りの力もあってか、気持ちもすっきりします。
この秘策を実行する際の注意点は、ハンカチをそのままの状態でバッグには入れないこと。
中に入れていた書類を、オデコ代わりに冷やしたようで、紙がしんなりしてしまいました。
この冷却シート付きハンカチをバッグに潜ませる際には、ポリ袋やフリーザー袋などに入れた方が無難です。