靴下の片方を

  • 2016年09月01日

洗濯物を取り込んでいました。
干していた洗濯ネットを洗濯バサミから取り外したところ、ちょいと重い。
ん?
と、中を見てみると・・・靴下の片方が。
私は洗濯物を干す時、まず洗濯ネットを洗濯バサミで留めます。
そしてそのファスナーを開けて、中に入っている靴下を取り出しちゃ、洗濯バサミに挟んでいきます。
そこで、片方を取り出し忘れちゃったんでしょうね。
しょっちゅうではないけれど、そこそこあるミステイク。

友人に話したら、目を真ん丸にされてしまいました。
どうして気付かないのと彼女は言います。
小物を干すハンガーには色々な大きさやデザインがありますが、大抵洗濯バサミは偶数個付いていると。
右足と左足の靴下は、隣り合った洗濯バサミか、辺の両端か、一対として干していくものだから1つだけ洗濯バサミが余った時点で気付くはずだと。
hannga-
今度は私が目を丸くする番です。
私はこれまで靴下の右と左の相棒同士を、対にして干していなかった。
洗濯ネットから取り出した靴下を、順に洗濯バサミに吊るすだけ。
靴下以外の小物もあるため、干し終わった時、洗濯バサミが偶数個余っていようが、奇数個余っていようが気にしたことがない。

私は尋ねました。
1足の靴下をセットで干していくのは何故なのかと。
すると彼女は、その方が気持ちがいいからと答えました。
なんと。
人の心というのは、こんなにも違うものなんですね。
洗濯物を干す時メンドー臭いと思うことはあっても、そこに気持ちの良さに繋がるものを見つけたことは一度もありませんでした。
こんな私は少数派でしょうか。

この件以来、街で洗濯物が干してあるのを見掛けると、靴下の配置をチェックするようになりました。
まだ調査数は少ないものの、私が少数派であることは間違いない雲行き。
ごくたまに私のように自由奔放に靴下が干してあるのを見つけると、同志を確認できた喜びで顔がにやけます。

ブログ内検索

  • アーカイブ


  • Copyright© 2011-2024 Nozomi Katsura All rights reserved. No reproduction and republication without written permission.

    error: Content is protected !!
    Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.