手足の冷え

  • 2017年05月29日

手足末端冷え性です。
それもかなりの強情な冷え性です。

足先に関してはブーツ型の湯たんぽを使用するようになってから、生活の質は随分と改善しました。
が、指先に関しては未だ手付かず。
どうしたらいいのかわからない。
対処法としては使い捨てカイロを2つ用意。
それぞれ薄手のタオルで包み輪ゴムで留める。
それを両腿の上に置く。
タオルの折り目の間に指を差し込み、指先を温める。
執筆の際の指は、キーボードとこのタオルの折り目の間を行ったり来たり。
で、結構忙しい。
メンドー臭いので止めようと思うこともしばしばなれど、カイロで温めないとやがては指が動かなくなってしまうため、続けるしかない。
毎日2個のカイロを使うため、購入する時は箱買いしていました。

ある日のこと。
ふとキーボードから手を離し、肩の運動をしてみました。
まず左右の肩を互い違いに上下に動かします。
次に肩をゆっくり前に後ろに回してみます。
マエケン体操のようなイメージです。
これを1、2分ほどして再び執筆に。
5分ほどした頃でしょうか。
指が動かし易いということに気が付きました。
そして指を触ってみると・・・冷たくない。
いつも自分の指を触ると「冷たっ」と呟くほどの状態になっているのですが、この時は冷たくなかった。
ということは、手先の冷えは肩が原因だったってことなんでしょうか?
どうして誰も教えてくれなかった?

肩を動かそうと決意し、肩を回す時間を生活の中に組み込むことに。
そこでトイレから出た後、肩を回すとルーティン化。
どんなに時間に追われていてもトイレには必ず行く。
ルーティン化されていれば、肩の運動は必ず行われることになる。
これを1週間ほど続けてみたら・・・なんとカイロからの脱却に成功。
これに気付くのに非常に長い年月が掛かったことに呆然としてしまいますが、過去を振り返るのは止めましょう。
指先に血が通ったことを祝うべきですね。

全国の手先の冷えにお困りの方、トライしてみてくださいませ。

お土産

  • 2017年05月25日

友人からお土産を貰いました。
地方の温泉に行ったという友人がくれたのは、直径20センチほどの皿。
皿の下部にはその温泉地の名前が入っています。
そして中央には、友人が自ら描いた絵が焼き付けられています。
それは猫の絵。
多分猫。
犬じゃないと思うし未知の動物かもしれないけれど、多分猫。
それぐらいの画力。

その友人とは「貰って困るモノ」を、互いに贈り合うという遊びをしています。
ダサい方が勝ち。
これまでの勝敗は五分五分といったことろ。

それまで私が友人から最高得点を貰ったのは、携帯ストラップでした。
別の温泉地に行った私が土産物店で見つけたのは、アルファベットが印刷された一辺が5ミリほどのキューブ型のもの。
それを繋げて名前やニックネームや、アイラブユーやらといった言葉にする。
キューブの中央には穴が開いているので、店員さんにこれでとお願いすると、糸を通して繋げてくれて、その下部には温泉地の名前の入った小さな札まで付けてくれる。
ふふっ。勝ったな。
と確信した私は、友人の名前の綴りをわざと1ヵ所間違えて作って貰いました。

「綴り違うしー」と言って友人は大喜び。
「これまでで最強だ」と言われた私は、ガッツポーズ。

が、この絵皿によって友人は高ポイントを獲得し、大きく水をあけられてしまいました。
だって多分猫と思われるものの目が死んでるし。
なぜか棒立ちだし、輪郭線はよろよろと震えてるし。
こんなモノを貰ったら困るって。
大体この皿になにを載せたらいいのか見当がつかない。
友人にそう言うと「やだなぁ、なにか載せるんじゃなくて玄関に飾ってよ」とにやにやしながらコメント。
勝利の余韻に浸る友でした。

こんな遊びをしている変わり者は私たちだけかと思っていたのですが、海外の小説の中で登場人物たちが同じことをしているのを発見。
急に親近感がわいたことを覚えています。

風が

  • 2017年05月22日

眠っている時風が止んだ気がしました。
夢の途中で起きたのかな? と思い、再び眠りの世界に。

翌朝起きてすぐにトイレへ。
なんだろう。この違和感。
静かなんです。
違う星にワープしたのかなと思いながらトイレを出て、ふと浴室の前で立ち止まりました。
24時間換気システムのスイッチパネルに目を向けると、いつもついていた通電ランプが消えている。
あちこちボタンを押してみるも動かない。
夢を見ていたのではなく、換気システムが止まったのを聞き取っていたんですね。

浴室は24時間換気になっていてその隣の脱衣所と、さらに隣のトイレと連動していて、換気をしてくれていました。
これによって、常にこの3カ所は風の音がしていました。
普段はそれが風の音だと認識もしないぐらい、いつもそこにありました。
その音がなくなってみて初めて、風の存在に気付かされました。

同時に気になったのが臭い。
腐ったものなど置いていない場所なのですが、色々な残り香が集まってなんともいえない生活臭が漂っている。
こうなってみると、換気って大事だったなと改めてその存在の大きさを知りました。
浴室と脱衣所の窓を開けましたが、構造上の限界なのか生活臭は消えてくれない。
またトイレには窓がない。
脱臭剤はありますが、旅館のトイレのような臭いがして不快指数右肩上がり。

そうこうしているうちに夜に。
できれば窓を開けたままで寝たい。
だが、セキュリティー上問題があるから閉めるべきだろうとの考えも浮かぶ。
どうしよう。
住んでいるのは6階。
スパイダーマンは日本にはいないから大丈夫じゃないか。
いや、友達の友達は高層階に住んでいたのに泥棒に入られたという。
屋上からロープを使って下りてきた泥棒に、入り込まれたらしい。
ってことは我が家も安全とは言えない。
とあれこれ考えた結果、やはり窓は閉めるべきだろうとの結論に至りました。
窓を閉めて寝た翌朝、恐々脱衣所に入るとむっとするような生活臭。
速攻で窓を開けましたが、溜まった臭いは前日より強烈になっていて、自分の生活臭が嫌で家出をする人は年間どれくらいいるだろうかと考えてしまいました。

が、予想していたより修理の人が早く来てくれたお陰で家出はせずに済みました。
温度ヒューズがダメになっていたそうで、交換して貰いました。
再び動き出した換気システム。
風の音をこれほど愛おしいと感じたことはなかった。
そして生活臭がしなくなっただけで、快適に感じられるということも初めて知りました。

その質問

  • 2017年05月18日

ばったりと昔の知り合いに出くわし、ちょっとお茶をすることに。
仮にA男としましょう。
昔話や近況を語っているうちは良かったのですが、突然A男が言い出した。
「年収はいくらなの?」と。
はぁ?
「少ないんですよぉ」と笑顔でかわすも、「いいじゃないのよ。教えてよ」としつこい。
「なに言ってるんですか」「いくら?」「教えません」「なんで?」
と、食らいついてくる。
私が口を閉ざすと、「〇ぐらい?」と一桁の数字を出して探りを入れてくる。

こういう人、初めてじゃない。
そしてこのように年収をやたら聞いてくるのは、決まって男性。
聞いてどうするのだ?
女性からこんな質問を受けたことはありません。
女性は身に着けているものや会話から推し量っているかもしれませんが、それを口にはしない。

別の席で私が語っているとしましょう。
ある人がこうして、ああして、こうなったのよ・・・と話す。
女性の場合はふんふんと聞く。
そしてその話にコメントしたり、似たような経験談を披露したりする。
ところが男性の場合は「それは誰ですか?」と聞いてくる。
「僕の知ってる人ですか?」と。
名前を出したら差し障りがあるので、私は敢えて「ある人が」として話をしている。
女性の場合はそれを察して、「ある人」を受け入れてくれる。
ところが男性は、その「ある人」は誰なのかを知ろうとする。
聞いてどうするのだ?

不思議ですね。
この男女の違い。

それで年収を喋ったのかって?
とんでもない。
「△ぐらい? それとも□ぐらい?」と一桁の数字を出し続けるA男にうんざりした私は、腕時計に目を落とし「もうこんな時間」とわざとらしく驚いて、早く帰らなくてはいけないという演技を実行。
A男をその店に残して一人立ち去りました。

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