ソーセージ
- 2017年09月07日
「ウィンナ・ソーセージとフランクフルト・ソーセージの違いとは」という文章が目に入る。
その瞬間マウスを握っていた手が止まる。
そのページにアクセスしてみると・・・ウィンナ・ソーセージは羊の腸に肉を詰め、燻製した食品となっています。
これに対してフランクフルト・ソーセージは、豚の小腸に詰めた物だという。
おっと。
ラム(羊肉)にアレルギーのある私は、ウィンナ・ソーセージは食べちゃいけなかったのか?
肉にアレルギーがあっても、腸もそうだとか限らないのか?
お弁当に入れるのに便利だったし、スーパーでよく安売りしていたので、これまで散々食べてきていたのですが、ダメだったのかも。
なんて考えながら先を読んでいくと、動物の腸に詰めていたのは昔の話で、現在は人工詰め袋(ケーシング)に入れているとのこと。
また現在の規則でウィンナ・ソーセージは太さが20ミリ未満、フランクフルト・ソーセージは20~36ミリと定められていると書いてあります。
どこの規則だ?
そこら辺については一切記述がないのでわかりませんが、現在は太さで名称を使い分けている模様。
そんじゃケーシングの材料はなんなのだ? との疑問が。
そのページにはなかったので検索して探ってみると・・・ケーシングの原料をHP内で記述しているメーカーを見つけることはできませんでした。
中に1社だけ、牛由来のたんぱく質であるコラーゲンを使っているとするメーカーがありました。
フードアレルギーって本当に面倒臭い。
こんな風に自分で調べていかなくてはいけないんです。
外食の際には、原料や調理法などを推理する癖がつくようになりました。
以前ファッションビル内の寿司店に入った時のこと。
そこのメニューには料理の写真が使われていてわかり易く、また英語での表記もありました。
自分のお腹の空き具合を鑑み、何貫いけるだろうかと考えながらメニューと睨めっこをしていると、アレルギー表示に気が付きました。
小麦を使っていると書いてあります。
がしかし、それは握り寿司10貫と巻き物だけのシンプルなメニュー。
どこに小麦を使っているのでしょう。
私に小麦のアレルギーはないのですが、理解不能なため俄然興味が沸いてきました。
そういえば、スーパーでサイコロステーキと銘打った牛肉を買った時、アレルギー表示の欄に小麦と書いてあり、しばしパックを見つめたことがあります。
どうして調理前の牛肉の生肉に小麦が使われたのか?
もしかして成形する時のつなぎに使ってるんですかね。
だとすると、握り寿司や巻き物のネタも成形する必要があって、その時のつなぎに小麦が使われたのでしょうか?
アレルギーになってみなければ注目もしなかったでしょうし、知らずに過ごしていたでしょう。
食の世界には、私たちが知らないことがたくさんありそうだということに。
いつの日か小説にしてみたいです。