秋の味覚
- 2017年10月05日
秋は美味しい食べ物が多い気がします。
サツマイモ、栗、梨など。
皆さんはサツマイモをどうやって食べるのが好きですか?
私は皮を剥きまして、テキトーなサイズにカットした後蒸すという、シンプルな食べ方が一番好きです。
栗は今では一年中食べられますが、やはり秋を楽しむために、この時期食べておきたい食べ物の一つです。
皮を剥いてくれた状態で栗が売られているのを見つけた時の、あの衝撃は大きかった。
栗の年表があったなら必ず大きな字で、この年に剥き栗の販売が始まったと記されることでしょう。
それまでの栗の食べ方といえば・・・テレビを見ながら硬い皮に爪で傷を付け、できた裂け目をさらに広げるために栗を押し潰すようにする。
やっと大きく割れてきた皮を、ふんと力を入れて剥いていく。
そしてはがれ難い薄皮を若干イラつきながら外す。
こうしてたくさんのメンドーなことをクリアしていき、やっと1個を口に入れることができたのです。
このチマチマ作業から解放されたのが「剥き栗」。
開発した人はちゃんとどこかで表彰されたんでしょうか。
梨も美味しいですね。
昔は確か「20世紀」と「長十郎」という品種があって、「あなたはどっち派?」といった質問が日常会話の中でしばしば見受けられました。
当時はどっちかの派閥に入っていないといけなかった。
そこで好みの方の品種を口にすると、「マジで?」と一気に関係が冷えたり、「だよね」と友情が芽生えたりといったことが、私の地元ではありました。
葡萄と柿も美味しい季節です。
どちらも種無しが登場した時には感動しました。
開発した人はどこかで表彰されましたかね?
ただたまになんですが、種無しと書いてあったから買ったのに、種が入っている時がある。
その時のがっかり具合といったら筆舌に尽くしがたい。
裏切られた感がハンパない。
あれはどういうことなんでしょう。
流通経路でミスがあって混じっちゃうんでしょうか。
それとも「俺は自分の生き様を貫くぜ」と反骨精神溢れるものがたまに出現してしまうのでしょうか。
謎はあるもののやはりこの時期に食べたい果物です。