以前いただいた手土産です。
緑茶と最中をセットでいただきました。
翌日のオヤツタイムが普段より格段にリッチになりました。
手土産を頂戴することが多いです。
また手土産を買うことも多いです。
悩みますよね、なにを手土産にするかっていうの。
皆さんはどうやって選んでますか?
私の場合は雑誌などで手土産特集的なものを見かけた時、ちょっと真剣に読みます。
素敵なデザインのパッケージのものがあったら、そこに記載されているWEBページへアクセス。
通販しているかを調べた後、どれくらいの価格なのかをチェック。
そして手土産の基本である常温保存のものか、個別包装かといった条件をクリアしていれば、次の段階に。
賞味期限がどれくらいかを見ます。
2~3日なんて書いてあると断念せざるを得ない。
必要な日に宅配便を受け取るのではなにかあると危険なので、受け取りは前日にしたい。
翌日先方に渡すとすると「本日中にお召し上がりください」ということになってしまう。
それが午後4時だとしたら、受け取った方は今日中ってどうするよって話になる。
こんな失礼な話はないので、賞味期限が1週間以上はあるものがいいですね。
さらに店からこちらに届くまでの日数も大事。
注文日と到着日が1週間以上開いてしまっているのは厳しい。
訪問予定が1週間以上前に決まっているケースもありますが、大抵は直前に決まるもの。
注文してすぐに受け取りたい。
これだけの条件をすべてクリアしたWEBページを「お気に入り」にマークしておき、必要になった時そこから選ぶようにしています。
えっ?
味はどうでもいいのかって?
いえ、味は大事です。
お試しセット的なものがある場合は、まずは自分で味見をしていました。
が、フードアレルギーがあると判明してからは、そうしたことはできなくなりました。
スイーツには大抵入っている原料が、私のアレルギーの元だからです。
ということは?
そう。味見せずに選んでいます。
勘です。
いいんでしょうか?
ま、味見できないんでしょうがないんですが。
感想を聞いて味がどうだったかを推測できればいいのですが、大抵の方は「美味しかったです」と言うので、本当のところはわからない。
たまに以前私が差し上げた品を、その人が別の人に手土産にしたと知った時「あ、美味しかったんだ」と思って、ほっとすることがあります。
ルームウェアのパンツに穴が開きました。
お尻の部分です。
結構恥ずかしい箇所です。
ルームウェアは1日中穿いています。
外出時や来客時以外はずっと。
さらにそれで寝るので、パジャマとしての役割も担っています。
念のため申し上げると、ちゃんと洗濯はしています。
恥ずかしい場所に穴が開いたため、新しいモノを買おうとネット検索。
2千円ぐらいのを色違いで2枚購入。
と、1ヵ月ぐらいでお尻に穴が。
前回と同じ場所で、同じ規模。
私に問題があるのでしょうか?
お尻の圧が強いとか?
ずっと座って仕事をしているからとか?
前のは5年ぐらい穿き倒しての穴開きだったので、寿命かなと諦めがつきました。
が、今回のは買って僅か1ヵ月。
諦めはつきませんよ、やっぱり。
で、どうしたかと言いますと・・・見て見ぬふり作戦。
新たに別のルームウェアパンツを買ったとして、またもや穴が開く可能性を否定できない。
となると、丈夫なモノと出合うまで永遠に買い続けなくてはならない。
そんな不毛な戦いをする気はない。
ならばここはやっぱり、そんな穴は開いてませんということにするしかない。
幸いなことにゆったりしたパンツなので、布をぐいっと左右に引っ張らなければ、穴が開いていることはわからない。
誰かにお尻を向けて布をぐいっと左右に引っ張るという行為は、これまでしたことがないので、多分これからもそのような機会はないでしょう。
であれば、バレない。
宅配便のお兄さんが荷物を持って来たとして、お尻を向けて・・・はしない。
ということで「穴が開いているなんて全然知らないわ、私」の作戦は失敗しないのです。
時折洗い終わったパンツをたたむ際、穴が大きくなっていないかをチェックするのですが、微妙に広がっている気が。
いったい直径何センチ以上になったら、初めて気が付いたという小芝居をするべきか、目下悩んでおります。
定期的に行っている病院。
そこまでは電車で2駅。
しかしその日は電車ではなく、タクシーを利用することに。
前夜に飲んだ薬の影響を調べるため、午前8時半にその病院で採血をする必要がありました。
その時間帯は通勤ラッシュにあたります。
そうした混雑した電車に乗り慣れない上に、できるだけ安静な状態で採取した血液のデータを見たいとの説明を受けていたため、タクシーを選択しました。
病院には早く着いてしまいまだ開いていません。
それじゃコンビニにでも行こうかな。
と、考えました。
が、駅からその病院までの間には、コンビニがないことは知っていたので反対方向へ。
これが間違い。
私はこれまでの人生の中で、数多くの間違いをしでかしてきました。
毎日間違うといってもいいでしょう。
が、この時の間違いは後で情けない気持ちでいっぱいになるような間違いでした。
行けども行けどもコンビニはない。
ふと腕時計を見るともう病院は開いている時間。
しょうがいない、戻るかと回れ右。
すると・・・あれっ、どこを右に曲がるんだっけ?
病院を出て少し歩き大通りに出て、左に曲がって真っ直ぐ歩いたとの記憶があります。
なのでどこかを右に曲がるというのは、合っているはず。
でもどこを曲がったらいいのかがわからない。
オフィス街のためどこも似たような外観のビルばかり。
ここか?
と右に曲がって進んでみたら、違うぞと気付き急いで戻る。
これの繰り返し。
困った。
落ち着け落ち着け、血液のデータが変なことになっちまう。
と、自分に言い聞かせるも、病院は見つからなくてどんどん焦っていく。
スマホで検索すればいいのか? と思い付いたものの、未だに使い慣れていない私には、入力するのに時間がかかります。
一つひとつ角を右に曲がった方が、正解には早く辿り着けるような気がする。
そうやって右に曲がっちゃ、違うと戻るのを繰り返しているうちに病院を発見。
思わず歓喜の声を上げそうに。
へろへろの精神状態で病院に入ると、すでに3人の患者が順を待っている。
私が1番だったはずなのに。
まぁ、待っている間に気持ちが落ち着くだろうから、そうしたら血液のデータも変なことにならずに・・・と考えていたら、3人を飛ばして私の名前が呼ばれる。
ドクターに昨夜薬は飲んだかと聞かれ頷くと、血圧測定。
異常値が出たら「道に迷ってしまいまして、興奮しているのかもしれません」と言い訳するべきだろうかと考えましたが、セーフだったのかドクターはなにも言わない。
「それじゃ、採血してもらって」と言われ、診察室を出ました。
隣の部屋に移動すると、看護師さんが私から血を採るための準備をしている。
道に迷ってしまいまして・・・のフレーズがまた浮かぶ。
しかし何度もその病院に行っているにも関わらず、道に迷ってしまいましてと言った場合、笑ってくれる看護師さんかどうかがわからない。
妙に真剣に受け止められて、いい病院を紹介しましょうかと言われたりしたら、困ってしまうし。
思い悩んでいるうちに採血は終わり、脱脂綿を強く押さえるよう指示された後、部屋を追い出されました。
1週間後血液検査の結果を聞きに行くと・・・例年と変わりない結果だったようで「1年後にまた来て」と言われるだけで済みました。
良かった。
「道に迷ってしまいまして・・・」を告白しなくて。
今回の教訓。
道を曲がる時は目印となるものを覚えておこう。
小説「総選挙ホテル」はすでにお読みいただいたでしょうか?
出版元のkadokawaさんでは「角川ebook」という電子書籍の新レーベルが4月に創刊しました。
ここに「総選挙ホテル」が6月5日から登場します。
未読の方はこちらもご検討ください。
私はもっぱら紙派でして電子書籍は未経験です。
私の読書タイムは風呂場ですが、皆さんはどうなのでしょう。
昨日電車のつり革に摑まっていると、前に座っている女性が文庫本を読んでいました。
あー、見たい。
カバーを見たい。
なにを読んでいるのか知りたくて堪らない。
作家は勿論出版社で働く人たちは、この衝動に駆られるのです。
私は立っていて、その女性は座っているので、視線は上からになります。
なのでカバーは見えない。
わざとなにかを落として、それを拾うふりをして屈み込み、その瞬間に盗み見るという作戦を思い付く。
これ、1度やったことがあります。
が、持っている手が邪魔をしてカバーを見られず、舌打ちする結果になりました。
見たいなぁ、知りたいなぁとぐちぐちと思っていた時・・・女性が突如指を文庫に挟んで閉じました。
そしてキョロキョロ。
今電車がどこら辺を走っているのか確認している模様。
んー、残念。
閉じた文庫はカバーではない方が上になっている。
あらすじらしき文章が書いてあるのが見える。
が、それを読み切れるほどの視力はなし。
電車が走っている地点がわかったのか、女性は文庫を広げて読書を再開。
あー、見たい。
カバーを見たい。
と再び思いを募らせているうちに、降りねばならない駅に到着。
悶々とした思いを胸に抱えたまま電車を降りました。
時折文庫にカバーを付けて読んでいる方を見かけます。
そんな時には今回のような気持ちにはなりません。
最初っから見られないと諦めるせいでしょうか。
知ってどうする? というご質問があろうかと思います。
どうもしないんですけどね。
「へぇ。〇〇を読んでるんだぁ」ぐらいのことなのですが、なにを読んでいるのかわからないというのが、なんとも落ち着かなくて知りたくなってしまうのです。
作家及び出版社勤務者のあるあるでした。