緑茶を
- 2018年03月22日
ここ最近、朝渋めに淹れた緑茶を飲むようになりました。
実は二十年以上急須がない状態でした。
緑茶を飲む時は、紅茶の際に使う茶漉しに茶葉を入れ、それを湯呑みの中にセットして、そこにお湯を注いで作っていました。
何故そのようなことになったのか・・・自分でもよくわかりません。
一人暮らしを始めた時、まずコーヒーメーカーを買わなくてはと思いました。
コーヒーが好きだったので、インスタントではなく、ドリップコーヒーを飲みたいと考えて購入。
で、ここで満足してしまう。
自宅にいる時はコーヒーか白湯を飲むので、緑茶のために急須を買おうという気持ちにならない。
まぁそのうちになんて思っているうちに月日は流れ、来客の際にはコーヒーで事が足り、そうこうちしているうちに更に月日は流れていきました。
コーヒーメーカーは何度も買い替えたのに、緑茶のための急須を買おうという気持ちにならない。
コーヒーが苦手なゲストのために、緑茶を用意しようと考えたことはありましたが、お湯で溶かす顆粒タイプを選んだので、急須は買わないまま。
そこまで急須と縁の薄かった私が、どうして買うことになったのかといえば、アレルギー検査結果を見たから。
フードアレルギー検査を受けたところ、様々なものにアレルギーがあることが判明。
そんな中で緑茶に対してのアレルギー反応は、ゼロとなっていました。
つまり摂取しても全然問題ないということ。
と、ここで急に緑茶に対する気持ちに変化が。
「やっぱり日本人は緑茶でしょ」と突然言い出し、急須を買うことを決定。
注ぎ口に茶葉が詰まらず、最後の一滴までお湯切りできると謳った急須を通販で購入。
あまりに久しぶりの行為に万全の態勢で臨むため、玉露入りと書いてあるやや高価格の茶葉を用意。
そして急須に茶葉を入れ、お湯を投入。
蓋をして1分待つ。
そしてマグカップに注ぐ。
万全の態勢という割に、湯呑みを用意するのを忘れてしまい、マグカップに注ぐという私らしい万全さ。
注ぎ終わり、蓋を開けて中を覗くと・・・お湯がたっぷり残っている。
「最後の一滴までお湯切りできるんじゃないんかいっ」と急須につっこむ。
また買い物を失敗してしまったようです。
が、こういうことも受け入れて暮らしていくのが生きるということ。
と自分に言い聞かせ、お湯が残る急須を使って、毎朝緑茶を飲むようになりました。
朝はトーストなのですが、緑茶でも合わないことはないですし、なによりも胃への負担が少ないのがいい。
コーヒーを飲んでいた時よりも、胃腸薬のお世話になる回数がどんどん減っていますから。
そうこうしているうちに茶葉への興味が。
なぜ値段にこれほどの幅があるのか。
なんてことを考えて、色々な種類の茶葉を買って味比べをしてみたり・・・と、今では深みに嵌りそうな状況になっています。