配車を
- 2020年12月24日
どうしても行かねばならない予定が入りました。
指定された時間に到着するには、午前8時半頃に自宅を出る必要があります。
電車が一番混んでいる時間帯です。
在宅勤務者が増えている今、電車の混雑ぶりはどの程度になっているのかは、わかりません。
ラッシュ時の電車に乗るにはコツが必要。
この駅で多くの人が降りるとか、このドア付近は比較的空いているとか、そういったことを、何度も経験していくうちに、自分なりの乗り方を見つけていくもの。
ラッシュ時に初めてその電車に乗るような場合には、こうしたコツをもっていないので、結構大変な目に遭ったりします。
そこで今回はタクシーを選択。
いつもは自宅から1分ほど歩くと、大きな道路に出るので、そこでタクシーが来るのを待ちます。
しかし寒い。
そういう時に限ってタクシーというのは、なかなかやって来ないものなのです。
そうだ。配車だ。
と、思い付き、配車を依頼することに。
どうやって配車を頼むべきなのかを調べてみたら・・・アプリをダウンロードすると、便利らしいとわかる。
アプリをダウンロード。
皆さんにとっては便利かもしれませんが、私にとって「アプリのダウンロード」という単語は、「役所に提出するようなややこしい書類を10枚作れ」と言われているのと同じくらい、ハードルが高い。
それでもやるしかないのよと自分に言い聞かせて、スマホでダウンロードしてみました。
何度も「んがー」と叫びながらも、希望する時間に自宅前にタクシーに来て貰うために、いろんなことを入力していく。
そして「予約をする」をぽちっと押す。
と、ご指定の時間帯は混雑しているので、ビジーチケットを購入してくれとメッセージが。
なんだそれと思いながらページを進んでいくと、実際に車に乗った分の料金と配車料金の他に、980円のビジーチケット代が掛かるとの説明が書いてある。
980円。
寒い中、タクシーが来るのを、まだかまだかと苛々しながら待つのは辛い。
この辛さを980円払えば体験しなくて済む。
でも、ちと高い気が。
どうしようかと迷いましたが、1度チャレンジしてみようと決心し、ビジーチケットを購入するのところをぽちっとして、予約作業完了。
当日、時間ぴったりにマンションの1階に下りたら・・・スマホに連絡が来ていた車体番号のタクシーが、真ん前に停まっていました。
運転手さんはすでに私の行き先を知っていて、スイスイと車を走らせます。
目的地に到着し支払いはどうしたらと聞いたら、ネット決済となっていますから、なにもせずに結構ですと言われました。
おお。
なんて楽ちんなんでしょう。
なんとかギリギリで世の中についていけている感じも、少し嬉しい。
しばらくこの配車アプリにお世話になりそうです。