趣味はなに
- 2021年09月02日
「趣味はなに?」と尋ねたら、「貯金」と答えたA子。
堂々と答えるところが素敵です。
そうすると普通預金の銀行通帳を見て、にやり・・・なんて楽しみ方ではなく、一歩上の「運用」の段階なの? と重ねて尋ねると、「うん」と頷きました。
そうやって会話したのは結構前のことでしたが、当時すでに普通預金の利息なんて、笑っちゃうような率でした。
だからでしょう。
資産を5つに分散させて、運用していると言っていました。
5つそれぞれの特徴の解説を、A子から聞いたのですがチンプンカンプン。
わかったのは、A子がとてもよく勉強しているということ。
銀行などが開催する無料のセミナーなどにも、しばしば行っているのだとか。
その場にいた友人らはその熱弁を、ただ口を開けて聞いていましたっけ。
ちょっとずつ貯まっていくのが楽しいとA子。
〇〇円まで貯まったら、次はこっちに預け替えようと目標を立てる。
そしてそれが出来た時の達成感は、病みつきになると言っていました。
そんなA子と久しぶりに電話で話をしたら・・・スマホの料金プランについても、滅茶苦茶詳しいとわかりました。
ショップの店員さんから勧められるままに「じゃ、それで」としか言えない私とは大違い。
聞けば、やはりかなりの時間を掛けて勉強しているんだとか。
凄いねと私が褒めると「自分のためだから全然苦じゃなくて、楽しいんだもの」と言って笑い声を上げました。
料理好きのB子もまた勉強熱心。
和食の料理教室に通ったり、パンの専門学校に入学したりしていました。
B子も学ぶことが楽しいから、やっているだけと言い切ります。
好奇心旺盛で、常に前に進む姿勢には憧れてしまいます。
上達しない囲碁を、教え方が悪いんじゃないのと先生のせいにして、ちっとも勉強しない私は、彼女たちの爪の垢を煎じて飲むべき。
それ、苦そうだなぁ。