マスクをして、眼鏡を掛けて、いざ外へ。
くもる。
くもりまくって前が見えない。
シートタイプのくもり止めで眼鏡を磨いても、このあり様です。
どうしたらいいんでしょうか、この状態を。
電車の車内で、眼鏡とマスクをしている人の様子をチェックすると・・・くもってない。
ということは、私の鼻息が荒いのでしょうか?
それはちょっと恥ずかしい。
マスクの上端部分をぎゅっと顔に押し当てて、隙間をなくすようにしてみると、くもりは多少解消します。
付け方の問題なのでしょうか?
私が使っているマスクは上端部分に、ワイヤーが入っています。
このワイヤーを曲げて、更にびったーとマスクを顔に押し当てて、隙間を限りなくゼロにしてみると・・・くもりはまた少し改善します。
マスクからの息漏れがくもりの原因っぽいですね。
そこでもっとびったーと、マスクを顔に押し当ててみましたが変化なし。
もう限界のようです。
そこで考えつくのは、マスクの変更というアイデア。
が、残念ながら私は、どんなマスクでもいいという訳にいかない。
肌が弱くて繊維の刺激に耐えられず、痒くなってしまいます。
以前、痒くならないマスク探しの旅をして、やっと1つのマスクに辿り着いたという過去が。
それが現在使用中のマスク。
息漏れしないマスクを見つけたとしても、肌の弱い私に合うとは限らない。
もう自分がメンドーです。
マスク探しの旅をもう一度始める気力はなく、ワイヤーを曲げて、顔に押し付けるようにしています。
先日、取材で某オフィスへ。
話をした後で私の顔写真を撮るというので、マスクを外して鏡を見たら・・・鼻が真っ赤。
トナカイさんになってました。
マスクを押し付け過ぎて、顔を摩擦していた模様。
メイク道具なんて持参していなかったので、直すことも出来ない。
カメラマンさんに「データを修正して貰えますか?」と尋ねると、「鼻だけでいいですか?」と確認されました。
言葉に詰まる。
以前プロフィール用の写真を撮って貰った時に「どこを直しますか?」と、直す前提で尋ねられました。
だったら、ここと、そこと・・・などと、あれこれ注文。
スタッフが画像処理をしていくのを、横で見ているうちに欲が出てきて、「そこも」「こっちも」とどんどん修正依頼。
画面の中の私は、実物の私からどんどん遠ざかっていく。
どこでストップしたらいいのかが、わからない。
そうして仕上がった画像を見た際には「これ、詐欺にならないですかね?」と確認したぐらいのモリモリ状態になっていました。
同じ轍を踏まないよう「鼻の赤みだけ修正していただければ結構です」と答えました。
そう言えた自分を褒めたいです。
年が明けると、取り掛からねばならない仕事が待っています。
それは確定申告の準備。
私は個人事業主なので、3月に確定申告をしなくてはいけないのです。
前年の1月1日から12月31日までの、1年間分の金銭のあれこれをまとめる必要があります。
数字に滅茶苦茶弱いので、税理士さんに任せていますが、その基となる領収書や資料は私が集めなくてはいけません。
長いフリーランス生活で、とにかく領収書を貰うという習慣は身に付いています。
だから貰い忘れはないと思う。
多分。
こうした領収書は、ひとまずクリアファイルに入れておきます。
そして確定申告前に仕事で使ったものと、そうではないものに仕分けをします。
これが結構面倒臭い。
が、やらねばならない。
仕分け以外にも、いくつかある預金口座の通帳のコピーを取ったりと、地味な事務仕事がたんまりある。
しかも確定申告には締め切りがあり、これは絶対に守らなくてはいけない。
遅れたら罰金を払わされるのです。
ということで、現在必死でやっています。
フリーライターになったばかりの頃、税理士さんに依頼せず、自分で確定申告をしていました。
その時は今の1万倍ぐらい大変でした。
これはどの項目に入るのだろうといった一歩目で躓くし、各社で支払明細書のフォーマットが違っていたので、必要な数字を見つけるのにも時間が掛かりました。
何度も心が折れそうに。
中には源泉徴収票というとても大事な書類を、何度催促しても送って来ない会社があったりして、舌打ちのしっ放し状態でした。
その後税理士さんにお願いするようになり、ストレスは激減。
今では、自分で確定申告をしているという人に出くわすと「あら~、大変ね~」と余裕をかます女になりました。
悪いことは言わないから、税理士さんに頼みなさいとアドバイスしています。
正月が過ぎた頃から目にするようになるのが、スポーツクラブの広告。
広告を出すタイミングとしては、1年の中でベストな時期だからでしょうね。
正月太りをした人にはささりますから。
やっぱり餅がいけない。
美味しいんですよ。
それでつい食べ過ぎてしまう。
でも餅は高カロリー。
それに「お正月だから」というこの悪魔のフレーズが、理性を吹き飛ばしてしまう。
いつもは気を付けていても「お正月だから」、ま、いっか、となる。
正月のせいにすれば、なんでも許されることにしてしまう傾向がありますね。
で、寒いし運動する気持ちは起きず、食っちゃ寝を繰り返す。
この結果どうなるか、わかっているのに、毎年同じような過ごし方をしてしまう。
それで体重計に乗って悲鳴を上げることに。
私は正月もフツーに執筆をしていたので、いつもと同じサイクルで生活していたのですが、それでもやはり「お正月だから」というマインドがある。
つい食べ過ぎてしまいました。
寿司の出前ではいつもは10貫のメニューを選ぶのに「お正月だから」と12貫のを注文。
友人の家に和菓子を持参。
お持たせで出されたその和菓子が美味しくて、帰りにまたその店に寄り、自分用に大量に買ってしまった時も「お正月だから」と心の中で唱えていましたっけ。
その結果、太りました。
そんな時に新聞の折込の中に、スポーツクラブのチラシが。
思わず真剣に読み始めました。
スポーツクラブの戦略にまんまとハマります。
そのチラシは自宅から徒歩で10分ほどのところにある、スポーツクラブの広告でした。
この期に及んでも「10分も掛かるのかぁ」と思ってしまう私でも、通い続けることが出来るでしょうか。
スポーツクラブの戦略は巧みです。
2ヵ月分の会費が、無料になるキャンペーンをしていると謳います。
そしてそれには期限があるという。
迷っていないで、ほら、早くと急かされる。
どうしよう。
ひとまずそこのWEBをチェックしてみることに。
するとあなたは運動する必要ないんじゃない? というスタイルのモデルさんたちが、笑顔でトレーニングをしている写真が、多数掲載されている。
当たり前ではありますが、辛そうな顔をしている人は1人もいない。
思わず施設見学申し込みの欄をクリックしそうに。
が、そこで気が付く。
ウエアを用意しなくてはと。
WEBに掲載されているモデルさんたちは皆、運動し易そうで、尚且つお洒落なウエアを着ています。
私はもっていない。
そもそも運動しないから。
まずはウエアを一式揃えなくては。
と、ウエアを売っているネットショップを探し始めました。
割と格好から入るタイプなんです。
ゴルフを始めようとした時も、クラブより先にウエアを買いに行った私です。
で、どうなったかというと、運動用のウエアを買い慣れていない私は、どういう基準で選べばいいかわからず、ネット上で迷子に。
未だウエアを購入出来ていません。
ということで、スポーツクラブの見学もまだ。
キャンペーン期間が終わってしまいそうだというのに、すでにモチベーションは下降中。
結局入会しなかったという着地点に、近付きつつあります。
これでキャンペーン期間が終わってしまったら、一巻の終わり。
来年のお正月まで、なにもしないことになるでしょう。
そしてこれを繰り返すことに。
いかん、いかん。
と、自分を奮い立たせて、今日もウエア探しをしています。
withコロナの正月を、どのように過ごしましたか?
久しぶりに対面出来たこともあって、お年玉をはずんだという、おじいちゃんおばあちゃんが多かったのでは。
我が家は親戚との交流がほぼなく、お年玉は親からしか貰えませんでした。
たまに友人の家に遊びに行き、そこでお年玉を貰えたような時には、ガッツポーズをするほど嬉しかった記憶があります。
親から貰ったお年玉の金額は覚えていません。
高額だったはずはないので、そこそこ程度だったでしょうか。
それでも小学生の私にとっては大金です。
お年玉を財布に入れて、いそいそと向かうのは書店。
その駅前の書店は正月も営業していました。
当時はテレビや映画ぐらいしか娯楽はなく、暇を持て余した人を目当てに、正月も営業していたのかも。
懐が温かい私は、普段なら素通りするような棚もじっくりチェック。
そしてイラストが綺麗な図鑑や、ことわざ辞典など高額でいつもなら買えない本をレジに。
幸せな気分で家路につきました。
今思えば、この頃から辞典が好きだったようです。
小説に執筆には、たくさんの調べものが発生します。
登場人物たちが関わっている世界について調べて、勉強します。
1シーンだけ登場するような脇役であっても、必要であれば、携わっている業界について調べます。
今はネットで多くの情報を無料で入手出来ますが、鵜呑みにするのではなく、常に疑ってかからなくてはなりません。
そこで専門の辞典を購入し、それで確認するようにしています。
特殊な辞典はたくさん存在しています。
住まいに関する用語辞典や音楽用語、社交ダンス用語、ファッション用語、色にまつわる辞典などなど。
こういう専門辞典は読んでいて、とっても面白い。
そんな区別があるのかとか、そういう歴史があったのかなどと深い話に大満足。
読み物としても楽しめますし、執筆の際にとても助かっています。
皆さんもどうですか?
普段なら足を止めない書店の棚の前で、いつもとは違う本を選んでみては。