塾に

  • 2023年10月30日

小学1年生から塾に入る子がいるらしい。
早いですねぇ。

私が塾に通い出したのは小学4年生の時。
夏期講習に参加したのが初めての経験で、それから気が付けば親の意向通りに中学受験をすることに。

記憶が入っている頭の中のフォルダを、必死に探してみますが「中学受験したいか?」と親に聞かれた覚えはない。
ぼんやりしているうちに、まんまと親の術中に嵌ったのでしょう。

これまでの人生で一番勉強したのは、小学4年から小学6年の入試の日までと言えるほど、頑張ってました。
まだ子どもだったので、周りにお膳立てされた世界に疑問をもたず、勉強しなさいと言われれば、素直に従っていた私。
あー。
私にもそんな素直な頃があったんだなぁと、しみじみ。

ある塾では小学1年生から、国語の教科では記述に対する指導があるという。
中学入試の国語で文章量が多いかららしいのですが、小学1年生で記述式で回答なんて、出来るものでしょうか?
いまどきの小学1年生は大変です。

中学や高校の入試問題に、私の小説が使用されることがあります。
いわゆる出典というものです。
こうしたことから受験対策の問題集や、塾が行う模試などにも、私の小説から出題がされる場合が結構あります。

主催者から掲載したプリントなどを送って貰うので、見てみると・・・なんだかとても不思議な感覚に。

小説の一部分が掲載されていて、固有名詞の横に線が引かれていたりする。
その人物のこの時の気持ちを、40字以内で述べよなんて設問が。
私の頭の中で生み出した登場人物の気持ちが出題され、それに対する答えに、正解と不正解があるということが不思議です。
私が不正解だったらシャレにならないので、こうした問題は解かないことにしています。

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