メンタルコーチ
- 2024年03月21日
スポーツ選手のメンタルコーチをしている人の、インタビュー記事が新聞に掲載されていました。
その人によれば、人間の脳は事実とフィクションを区別出来ないのだそう。
バスケットボールのフリースローでの研究結果があるという。
普通に練習したチームと、ボールには触らずにイメージトレーニングだけをしたチームで、どちらが成功率が高いかを調べたらしい。
すると後者の方が高かったという。
すんごい結果ですね。
このコーチの話では、脳が練習したと勘違いして正確なシュートを打たせるのだとか。
様々なスポーツでこの考え方を練習に採用したら・・・とんでもない好記録が出そうな気がします。
スポーツ以外のジャンルで、応用は出来ないのでしょうか。
作家はどうでしょう。
「イメージトレーニングしたお蔭で、不朽の名作を書けました」なんて作家が出るようになるでしょうか。
私はこれまで、コーチングのお世話になったことはありませんが、意識していることはあります。
なにか目標があった時、マイナスなことを言う人は避けるということ。
作家になろうと勝手に目標を定めて、睡眠時間を削って執筆していた頃のこと。
頑張れと励ましてくれる友人がいました。
家にあったからと図書カードをくれる友人も。
生活が大変そうだと推測した友人が、お金だったら受け取らないだろうが、図書カードなら受け取るのではないかと考えたのかも。
そんな中「そんな夢みたいなことを言ってないで、正社員になるとか考えてみたら」という人が。
その意見は至極真っ当。
でも真っ当ではないことをしようとしている私からすれば、そうした意見は邪魔なだけ。
だからその人から誘われても、忙しいと断り続けて距離を置くように。
そうでもしないと、真っ当な意見に自分が流されてしまいそうだったから。
数年後、ラッキーにも作家デビュー出来ることになったら・・・応援してくれていた友人たちは、私以上に喜んでくれました。
その姿を見た私は更に嬉しくなりました。
で、私が作家を目指すことに、否定的な意見を述べていた人はどうしたかというと・・・フツーに喜んでいるようなメールが。
自分の言ったことを忘れてしまったのでしょうか?
以前私はあんなことを言ったけれど、そう言ったことを後悔しています・・・的な一文が欲しいところだったのですが、そういったものは一切なし。
フツーに食事でもしようよとのお誘いの文章のみ。
あなたと距離を取って正解だったわと、心の底から思いましたっけ。