鉛筆
- 2024年05月20日
タブレット授業用鉛筆なるものがあるという。
タブレットに書き込むためのペンなのかと思ったら、そうではなくて、ノートに手書きするための鉛筆で、タブレットでそのページを撮影した時に、見易くなるよう開発されたものらしい。
頭に「?」がたくさん浮かんでしまうこのニュースは、新聞で見つけました。
今の小学生は授業で、タブレットを使うというのは知っていました。
それがいいことなのか、悪いことなのかは分かりませんが、そういう時代なんだなと思っていました。
そしててっきりノートに手で書くなんて行為はなくなったのかと。
しかしながらこの新聞記事から想像すると、ノートに手で書く行為は授業で行われている様子。
そのノートを、タブレットで撮影することがあるみたいですね。
これがどんな時なのか想像し切れないのですが、学校の授業ではアナログとデジタルが、共存している状態のようですね。
タブレットで撮影した時に反射を抑え、文字が濃く、はっきりと見えるように開発されたのだそう。
手書きの文字を変換せず、そのまま見る必要があるのならば、確かにはっきり見える方がいいですもんね。
私は子どもの頃から筆圧が弱い。
小学生の頃に書いたノートを見つけたのですが、字が薄いし汚いしで、読むのに難儀しました。
きっと先生も大変だったでしょう。
小学2年生の時に提出した作文。
どこかのコンクールに学校の代表として出すが、字が下手過ぎるので、書き直せと担任から命じられました。
授業は受けなくていいから、別室でゆっくりちゃんと丁寧に書き直しなさいとのお達し。
子どもながらに、頑張って書いた字を下手過ぎると言われても、これ以上上手には書けないのにと思いましたが、そうは言えなかったので指定された部屋へ。
自分なりに一生懸命書いて先生の元へ。
すると「これで精一杯なの?」と担任。
頷く私。
結局それをコンクールに提出。
なにかの賞を貰ったような記憶がありますが、それは一等賞ではなかった。
担任は親に「字のせいで賞を逃した」と言ったそう。
そうなの?
字って、そんなに大事? と思いましたっけ。
時は流れ、大学生の頃にワープロが登場。
あぁ、もう私は字の下手さを気にせずに、これから生きていけるんだと狂喜乱舞しました。
それから更に時は流れましたが、今、手で書くことがゼロになってはいない。
なんだかんだと手で書くことはあり、その都度下手さに凹んでいます。