昼食
- 2025年02月06日
昼食は12時に摂ることにしています。
アラームを設定しておき、それが鳴ったら仕事の途中であっても昼食にします。
切りのいいところで食事にする、という人もいらっしゃるでしょうが、「仕事に切りのいいところなどない」というのが私の持論なので、時間通りにランチタイムにします。
昼食は作り置きしてあるものを食べるので、レンジで温めるだけで調理はしません。
だから5分ほどで準備完了。
昼食時にはテレビを観ます。
土日はスポーツ中継が結構あるので、マラソン、卓球、バレーボールなどの試合を観ながらのランチ。
マラソンでは熱い戦いが行われていても、粛々と昼食を摂ることが出来るのですが、卓球やバレーボールなどは見入ってしまい、食事がストップすることも。
試合の1セットが終わり、我に返れば、食事がすっかり冷めていた、なんてことも。
そこでセット間の合間に、冷めた食事を掻き込んだりしています。
A子から連絡があったのは去年の秋。
久しぶりに2人で食事をすることに。
その際にA子は、仕事を辞めようかと迷っていると言い出しました。
仕事のこと、家族のこと、年金のこと・・・様々な話を(正確には愚痴を)聞きました。
私の意見など求めていないでしょうから、ただひたすら相槌を打っていました。
テーブルにデザートが置かれる頃になって、A子が言いました。
「それにさぁ、お昼休憩の時にMLB中継を観られないんだよ、うちは」と、物凄く不満そうに。
ん?
もしかして、これまでの話はすべて後付けの文句で、本当の原因はこれなのでは? と疑う。
なんでも社員たちは休憩室で昼食を摂るのだけれど、そこにあるテレビのチャンネル決定権は、女性専務が握っているのだという。
そしてこの専務はMLBにも、この星の宝、大谷翔平選手にも興味がなく、情報番組を選択するらしい。
MLBを観ましょうよ、観ませんか、観たいんですけど・・・と言えばいいじゃんと私が提案すると、そういうことをさせない雰囲気をもっている人なのだと、A子は答えました。
MLBを観られないことが退職理由の一つになるとは、専務は夢にも思っていないことでしょう。
結局、A子は決断を先延ばしにしました。
退職はせず、件の会社で働いています。
が、来月にはMLBで今年のシーズンが始まります。
A子の不満がまた爆発するのではないかと、心配しています。