隙間時間に
- 2025年03月27日
シチューが完成するまでまだ時間が掛かりそう。
そうだ。
こういう隙間時間を有効に使おう。
と、考えました。
キッチンから離れられないのですから、キッチンで出来ることを。
ならば、キッチンの吊戸棚の整理をちゃちゃっとしてしまおう。
と、思いつく。
我が家の吊戸棚はそこそこ高さがありまして、手を伸ばせばなんとか届くといった程度。
このため棚の奥にあるものは、つま先立ちをしても見えない。
そこで入居直後にケースを5個購入。
取り出し易くしようと、持ち手が付いているケースを選びました。
料理に使う細々としたものを、5つにテキトーに分類して吊戸棚に収めました。
テキトーに分類しましたが、使っているうちに鰹節は左から二つ目に、煮干しは左端にあると覚えていくので、特段不便も感じていませんでした。
で、この日、滅多に手を伸ばさない右端のケースを整理することに。
するとビーフンが。
賞味期限を見てみたら・・・2023年。
乾物の賞味期限は結構長いと思うのですが、それを2年も超えている。
更に白玉を発見。
白玉は好きなのですが、粉を練るのが面倒だと思っている時に、すでに練り上がっているものを発見し、喜び勇んで買ったという記憶がうっすらと蘇る。
フィルムを剥いて包丁でカットすればOKというもので、熱湯に入れれば数分で完成すると、パッケージに書いてあります。
そしてこちらの賞味期限も2023年。
2年は長いようで短いと思い知る。
更にココナッツミルクを発掘。
液体の状態で紙製の容器に入っているもの。
もしかしてと思いながら賞味期限をチェックすると・・・2023年。
この2年間を反省。
新刊小説「腕が鳴る」に登場する、安達タカ子のキッチンも訳アリです。
買い溜めたものが溢れています。
大量の食器とカップラーメン、レトルト食品らが棚に収まらず、床に直置き状態。
恐らく私のように、賞味期限を年単位で過ぎてしまっているものもあることでしょう。
どうしてこのようになったのか・・・。
5年前に夫が亡くなり、タカ子の暮らしは一変します。
それがキッチンのカオスのきっかけに。
それまでのタカ子の人生、夫を亡くしてからのタカ子の人生はどんなものなのか・・・是非本書でご確認を。