着物

  • 2025年04月03日

ほんの一時期、着物熱が高まったことがあります。
なにがきっかけだったのかは覚えていません。
ただ着物を、さらっと着こなせる人になりたいと思ってしまった。

でもどうしていいか分からない。
そこでネットでざっくりと基礎を学び、「初めての」とか「初心者」「誰でも」といった単語が付いているものを片っ端から購入。

そうして桐材の衣装ケースや、長襦袢、草履などをネットでゲット。
必要最低限のアイテムを揃え終えると、いよいよ着物を。

さすがに高価な着物は、まだ早いと考える常識は辛うじてあり、ネットでリーズナブルな小紋と帯を入手。

次に一人で着られるようになると謳うDVDを購入。
このDVDを見ながら練習。
練習を重ねるもなかなか上達しない。
それなのに脳内では着られることになっていて、着物や帯などをどんどん買ってしまうように。

我に返ったのは半年後。
あれほど夢中だったのに、着物への情熱は限りなくゼロに。
残ったのはでかい桐材の衣装ケースと、大量の着物や帯。
結局自分で着物を着ることは出来ず、不用な物を大量に抱えることになりました。

残念な思いでいっぱいでしたが、やがてそれさえも忘れる。
思い出したのは引っ越しを決めた時。
普段は見て見ぬふりをしていましたが、引っ越しとなれば、そうはいかない。
これをどうするか・・・無駄な買い物をした過去の己としばし向き合う。
今後もう一度着物熱が沸騰するかもしれないと考え、引っ越し先にもっていくか・・・いや、ないな。
と、判断し、丸ごと処分を決定。
引っ越し業者に処分を依頼したら、結構な金額を言われ、迷走の後始末にはコストが掛かると思い知りました。

小説「腕が鳴る」には、クローゼット問題を抱える人物が登場します。
長尾康代はフルタイムで働きながら、家事と子育てに奮闘中。
忙しい身でありながらも、リビングもキッチンも、洗面所も整理整頓が出来ている。
ところが自室だけがカオス状態になっています。

大量の服がクローゼットに収まらず、部屋を侵食。
それを見た整理収納アドバイザーの真穂は、片付けを棚上げして作戦を康代に耳打ち。
康代は半信半疑ながらも、真穂の作戦を実行していきます。
果たして康代のクローゼットは片付くのか。
本書でご確認ください。

ブログ内検索

  • アーカイブ


  • Copyright© 2011-2025 Nozomi Katsura All rights reserved. No reproduction and republication without written permission.

    error: Content is protected !!
    Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.