掛け布団を洗う

  • 2025年05月01日

重い腰を上げてようやく取り掛かりました。
なににかって?
掛け布団を洗うことにです。

使っているのは羽毛の掛け布団。
クリーニング店に出せば高いので、自宅で洗っています。
コインランドリーでというのも検討したのですが、それもやはりお金が掛かるし、持って行くのも大変なので、自宅で洗うことにしたのです。

蛇腹折りをして洗濯機の中へ。
が、入らないので無理矢理押し込む。
結局、蛇腹折りした意味ないじゃんと、毎度己にツッコム。
毎回のことなので、このツッコミも布団洗い仕事の一部となっています。

1時間後に終了。
すっかり重くなった布団を、浴室のポールに引っ掛ける。
1時間半乾燥させたら布団を裏返して、更に1時間半。
これで終了とはならない。

布団の中は十六に分割されて仕切られています。
それぞれに羽毛が入っています。
水で濡れた羽毛は重くなり、この仕切られた場所の一番下に固まります。
乾燥されて水分は抜けたはずなのに、羽毛は固まった状態のまま。

そこで今度はゴミ袋をカットして広げ、それを浴室の蓋に敷く。
そこに布団を寝かせます。
この状態で1時間半追い乾燥。

これが終わると、部屋のフローリングに移して広げます。
猫を撫でるように羽毛の塊を撫でてほぐし、室内乾燥を一昼夜。
これで掛け布団洗いは完了となります。

面倒臭すぎる。
途中何度も「次回はコインランドリーだな」とか、「今度はクリーニング店に出そう」などと思うのですが、また洗う時期になると、前回と同じ思考経路を辿って自宅洗いを選択することに。
なんだかなぁといった感じ。

洗い終わった後も色々ある。
脚立に上り、クローゼットの上部の棚に押し込んである、布団収納袋を取り出さなくてはいけない。
そしてその中に布団を押し込み、防虫剤と湿気取りシートを加えて、また脚立に乗って棚に戻す必要が。

文章にすると大したことないように感じられますが、実際は防虫剤などを仕舞ってあるケースは、クローゼットの奥にあるので、ひと作業必要。
手前のケースを一旦出して、奥のケースから防虫剤を取り出すという作業です。

防虫剤を収納している場所に、問題があるのでしょうか?
でも使う頻度からいって、手前に置くのも変ですよね。
クローゼットには、いつも満員電車のようになっているという別の問題が。

小説「腕が鳴る」には、敏腕の整理収納アドバイザーが登場します。
中村真穂はこういう難問を解決してくれるプロです。
私も真穂に頼んでみたい気分です。

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