弁当を冷ます
- 2025年05月15日
新聞に紹介されていたのは弁当を冷ますファン。
弁当箱より一回り大きなサイズで、脚が付いている。
弁当の上にセットしてスイッチオン。
ファンが回って下に置いた弁当に風を送り、冷やしてくれるというもの。
素晴らしい。
こういうのを欲しい人は、たくさんいるのではないでしょうか。
食材が痛まないように、ちゃんと冷ましてから弁当箱の蓋をする・・・というのは耳に胼胝が出来るほど聞いてきましたが、朝の忙しい時にこのミッションは結構大変。
編集プロダクションにお世話になっていた頃、手作り弁当を持参して出勤していました。
毎朝、フル稼働。
朝食の支度と同時に弁当作りをし、歯を磨き、朝食を食べ、着替えをし、メイクをする・・・といった複数のタスクを、猛スピードでこなしていきます。
毎朝綱渡りです。
弁当が冷め切っていないと分かっていても、家を出る時間になってしまい、致し方なく蓋をして職場へってことになる。
ランチタイムになり弁当の蓋を開けてまずするのは、クンクンとにおいを嗅ぐこと。
腐っていないか、己の鼻センサーで最終確認をしていました。
こうしたファンが当時あったら、どんなに便利だったか。
弁当といえば・・・近所に24時間営業の弁当店があります。
駅前にあり価格も手頃なので、時々利用します。
先日その弁当店に行ったら、スタミナという単語が使われたメニューが滅茶苦茶多かった。
その店では量が多いのを、スタミナと表現することにしたらしい。
焼き肉弁当ではなく、スタミナ焼き肉弁当と銘打っているのは、肉が多いぞとアピールしているっぽい。
またニンニクを使ったものは、すべてスタミナと名付けることに決めた模様。
スタミナ唐揚げにはニンニクが使われていて、おつまみに最高というシールが貼られています。
焼き鳥の味付けにもニンニクを使っているので、スタミナ焼き鳥と名乗ることにしたようです。
様々な料理にニンニクを使い、その結果、棚にはスタミナがついたメニューだらけに。
もういっそのこと、ニンニクの店とした方がいいんじゃないかってぐらいになっている。
以前その店を利用した時には、これほどニンニクを使ったメニューは多くなかったのですが。
店長が代わったのでしょうか。
或いはスタミナという単語に反応するお客さんが、増えたからなのか。
それとも今、ニンニクが流行っているのでしょうか。