前後の物語
- 2025年07月21日
前後の物語を想像出来ないことがあります。
先日、朝起きたらマスクが枕の上に潰れた状態で載っていました。
私が頭でマスクを押し潰していたってこと。
私の頭の中には「?」がたくさん浮かぶ。
毎晩マスクをして寝ています。
鼻と喉を乾燥から守るために、睡眠中に着用出来るマスクを愛用しているのです。
睡眠中に着用する前提のマスクなので、耳に掛ける紐は細く緩め。
だから寝返りを打っている間に、紐が外れてしまう可能性はゼロではない。
が、このような場合、右か左か、どちらかではないでしょうか。
両方の耳から外れる可能性は、どれほどなのか。
両耳から紐が外れ、それが枕の上に載り、私が頭で押し潰す・・・こんな流れだったのでしょうか。
奇跡がいくつも起こってない?
こうなった正確な前後の物語が分かりません。
住んでいるマンションの内階段を下りていた時のこと。
その内階段を利用する居住者は、それほど多くありません。
すぐ近くにエレベーターがあるので、そちらを利用する人が多いから。
ある日、その階段を下りていたら、ステップにバッグが落ちていました。
布製のバッグは女性物のよう。
大きく開いていて中身が丸見え。
私の頭の中には「?」がたくさん浮かぶ。
バッグの持ち主はどこへ行った?
ここにバッグがあるということは、手ぶらで階段を下りたか、上ったかしたはず。
なんで?
忘れた?
バッグを階段に置き忘れることになった理由を思いつけない。
前後の物語を想像出来ないのです。
で、私はどうしたら?
このような所でバッグを見つけた時の、正しい対応が分からない。
そこは居住者のみが使う内階段で、1階はオートロックになっているので、外部の人が盗ってしまうということにはならないはず。
だから交番に届ける必要はなさそう。
マンションの管理人に渡すという手を思いついたのですが、生憎、すでに管理人は帰ってしまっている時間でした。
ひとまずバッグはこのままにして、翌日まで様子を見ることに。
翌日、管理人がまだ勤務している時間に、内階段を下りてみると・・・バッグはなくなっていました。
持ち主が思い出して取りに戻ったのか。
それとも私より先に、管理人に渡した居住者がいたのでしょうか。
それから半年後。
その内階段に、今度は透明なクリアホルダーが30個ほど落ちているのを発見。
うっかりバッグから落ちたという量じゃない。
これまた前後の物語を想像出来ない。
30個のクリアホルダーをバラの状態で持ち歩く人って、どんな人?
それを内階段に落として、そのままその人はどこ行った?
翌日になると、クリアホルダーはすべてなくなっていました。
持ち主の所に戻ったのでしょうか。
前後の物語を想像出来ないことって、結構ありますよね。