酷暑
- 2025年07月28日
マンションに住んでいます。
毎朝ゴミを捨てに1階に下りるので、ついでに郵便受けを開けます。
新聞や郵便物を取り出すためです。
この時、入居者とすれ違うことが多い。
おはようございますと声を掛け合います。
この中に70代ぐらいのご夫婦が。
2人で朝の散歩をするのが日課のよう。
その日課がいつから始まったのかは知りませんが、仲良くていいなぁと微笑ましく見ていました。
が、この時期になると話が違ってくる。
二人とも帽子をかぶってはいるけれど、酷暑対策はそれだけで、手ぶら。
水筒も日傘も、携帯用扇風機も持っていない。
それ、大丈夫ですか? と心配になります。
時間は午前9時前後。
もし手ぶらで散歩に行きたいなら、気温が高くなる前の、もっと早い時間帯にした方がいいと思うのですが。
先日、便利屋さんに来て貰った時のこと。
ウイーンウイーンと小さな音が。
なんの音だろうと、出どころを探してみたら・・・便利屋さんが着ているベストが発生源でした。
ベストに付いているファンの動作音だったのです。
そうだよなぁ、この暑い中での仕事だから、ファンで身体を冷やし続けなきゃ、熱中症になってしまうもんなぁと納得。
あぁ、あのご夫婦にもオススメしたい。
ファン付きベスト。
そこまで親しくないのが残念です。
昨日の昼頃にホームで電車を待っていました。
ベンチに座っていると、隣に5、6歳ぐらいの男の子と、その母親らしき人が。
男の子は麦わら帽子を被り、首にはネッククーラーをし、水筒のショルダーを斜めがけしています。
こちらは酷暑対策バッチリ。
で、この男の子が水筒の蓋を開け始めました。
そしてゴクゴクと喉を鳴らして中の飲料を飲むと、プハーと息を吐き出しました。
オッサンがひと口目のビールを飲んだ後に出す音と全く一緒。
「生き返った。満足。いやーたまんないね。これがあるから、なんとか生きていけるよ」といった気持ちがこもったプハーでした。
笑いを堪えるのが大変でした。