得意

  • 2025年10月27日

英語は得意ですか?
私はからっきし。

1979年に始まった共通一次試験。
50年の間に試験で読む英単語量は約2倍に増えていると、新聞に書かれていました。
もし今、私が高校生だったら、どこの大学にも入れない。

私が受験したのは小学6年生の時。
試験科目は国語と算数のみでした。

ネットで調べてみたら、母校の現在の試験科目は、理科と社会が加わっていて4科目になっていました。
もし今、私が小学生だったら、合格出来なかったでしょう。

小学生の頃に通っていた塾では、2科目受験コースと、4科目受験コースがあったので、当時2科目だけの試験を実施する学校は、そこそこあったと思われます。

国語は勉強した記憶なし。
漢字って難しいと思った記憶はありますが、なんとか凌いでいたのでしょう。

問題は算数。
そんなの学校で習ってないんですけどといった、高難度の問題を解けと言われて、脳みそが沸騰しそうになっていました。

点数が取れず、どこで躓いたのかも分からない状態。
最終的にはスパルタの家庭教師に来て貰うという荒業を親が選択し、なんとか合格出来ました。

塾の先生たちは皆、個性的でした。
人気のある先生の授業には生徒が殺到し、人気のない先生の教室はガラガラでした。
これって、結構残酷。
先生たちはそれを、どんな風に受け止めていたのでしょう。

人気があるのは面白くて、教え方が上手な先生。
こういう先生は大体先生とは呼ばれず、ニックネームで呼ばれる。

教室がガラガラの先生はただ「〇〇先生」と呼ばれていました。
生徒と教師の距離感が、呼び方にはっきりと出ていますね。

文庫版が発売になった「結婚させる家」には塾の講師が登場します。
塾講師の細田泰彦は53歳のバツイチ。
結婚情報サービス会社に入会して婚活中。
泰彦が塾の講師になったのには理由が。
その理由を知った交際中の吉村梨佳が、どう思うのか。
本書でお楽しみください。

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