スポーツジムでの事故が、6年で500件以上あったという。
そのうち4割が個別指導中だったらしい。
事故などが起こらないよう、また自分にあったトレーニングをしたいから、個別指導を依頼していたのでしょうに。
新聞記事では事故の要因の一つとして、トレーナーの技量不足が挙げられていました。
法的な資格などがないため、トレーナーの技量や知識、ノウハウには差があるのが現状なのだという。
A子はスポーツジムに通い、週に1度個別指導を受けています。
トレーナーはどんな人かと尋ねたら、若くてイケメンで優しいのと答えました。
そのトレーナーは人気が高く、本当は違う時間帯でのレッスンを希望しているのだけれど、その枠が開きそうな様子はないので、パートのシフトを変更して、なんとか枠を確保したとA子は言いました。
「そこまでするんだ」と言ったら、「そこまでするのよ」とA子は笑顔で答えました。
なんでも、のせるのが上手なのだという。
「イケる、イケる。A子さんならイケる」と声援をしてくれたり、それまでよりよく出来た時には「最高。素晴らしい。A子さんなら出来ると信じていましたよ」などと褒めてくれたりするそう。
そしてよんどころない事情で、次のレッスンは休むと告げると、「寂しいなぁ。それじゃA子さんに会えるのは2週間後なんですね」などと言って、A子をデレデレにさせて「二度とレッスンを休んだりしないわ」と誓わせてしまうテニクニシャンらしい。
要するに人たらし。
このトレーナー、どんな仕事に就いても成功するタイプの人ですね。
何十年も前にスポーツジムに行ったことがあります。
どうしてそんな血迷ったことをしたのか・・・記憶がありません。
マシンにうつ伏せになり上半身を反らせて、背筋を鍛える運動をしている女性がいました。
50代ぐらいの人でした。
巡回していた男性トレーナーが、その女性に声を掛けました。
「上半身を反らし過ぎです。それだと腰を痛めますよ」と。
女性はムッとした表情で、トレーナーを一瞬見つめただけで無言。
そしてそれまでと同じ高さまで、上半身を反らしました。
アドバイスをシカトされたトレーナーは、そうしたことに慣れているのか、さほどがっかりした様子も見せず、その場から立ち去りました。
いろんな客がいて、いろんなトレーナーがいますね。
いつからでしょうか。
こんなにもお米の種類が増えたのは。
私の子ども時代には、3種類ぐらいしかなかったような。
そして大抵の家では浮気せず、同じものを食べ続ける習慣だったように思います。
我が家もいつも同じ銘柄でした。
実家の前に米店がありました。
子どもの頃は一人でよくお使いに行かされていた私。
頼まれた買い物リストの中にお米がある時は、まず向かいの米店へ。
そして「いつものお願いします」と店主か、その妻に言う。
以上。
これだけで後でお米が我が家に届いていました。
昔でしたし下町だったので、各店の店主たちは子どもがどこの誰か分かっていました。
なので、名乗らずとも、注文の品も量も言わずとも「いつもので」と言えば、OKだったのです。
大人になり一人暮らしを始めると、こんな注文の仕方は出来なくなります。
スーパーで購入し、自ら自宅まで運ばなくてはいけません。
米売り場を眺めてみれば・・・種類が結構ある。
聞いたことがない銘柄も。
古い人間の私からすると、お米のブランド名はどっしりとした、古式ゆかしいものの方が美味しそうに感じるのですが、店頭にはキラキラネームのものが。
で、そういうキラキラネームのブランド名のお米の方が、安かったりする。
そこで悩む。
子どもの頃から慣れ親しんできた銘柄にしたい。
でもやっぱり安い方がいい。
悩んだ末に安い方を購入。
食べてみると・・・子どもの頃から食べてきた、古臭い名前のお米の方が美味しいなと思う。
次にお米を買う時、再び葛藤。
葛藤はするも結局安い方を選択。
なんだかんだいって、経済的な理由が、買い物に大きな影響を与えるのだと知る。
そうやって安いお米を食べ続けているうちに、キラキラネームのお米への抵抗感が、なくなっていくように。
現在はネットスーパーで購入していますが、銘柄はほとんど見ないで値段だけをチェック。
だから届いたお米をシンク下に仕舞う時になって、初めて銘柄を把握したなんてことも。
昨日届けて貰ったお米のパッケージを見たら・・・社長がこれでいこうと言った時、誰も反対しなかったのかな、なんて思うような名前がでっかく印刷されていました。
いつもと違う音で目覚めました。
ぼんやりした頭ではなにが起きたのか分からず、おたおた。
少しして2つの目覚まし時計が鳴っていると理解。
2つのアラームを止めました。
そして思う。
スマホはどうしたと。
私はスマホのアラームを7時にセットし、2つの目覚まし時計を、7時5分に鳴るようにセットしています。
なので、まずスマホが鳴り、起きて、スマホのアラームを止めて、目覚まし時計2つのセットを解除する。
というのがルーティン。
なのにスマホが鳴らずに、目覚まし時計の方が鳴った。
おかしい。
スマホが壊れたのかと思ってチェックすると・・・7時にアラームが、セットしてあることになっている。
なんだ、これ。
首を捻りながら再起動してみました。
そして画面をチェックしたら・・・7時にアラームを聞き逃したというメッセージが、表示されました。
いやいや。
耳元に置いてあるスマホのアラームを、聞き逃すことはあり得ない。
自分が鳴り損なった癖に、それをまるで私のせいにしているヤなヤツなんですけど。
こういうメッセージって、人間が考えているのでしょうが、逆撫でするような文言が多いと感じているのは私だけでしょうか。
なんか、こっちのせいにしてくるんですよね。
今回の場合であれば、ちょっと今日は油断しちゃって、起こせなくてすみませんでした的なニュアンスが、メッセージに欲しいところです。
「7時のアラームに失敗しました」とかね。
「聞き逃した」という言葉は、すべての責任をこっちに擦り付けています。
聞き逃せるのはこっちしかないのですから、スマホは鳴りましたけどという言い分が、しっかりと入っているメッセージです。
これはおかしい。
こんな文言を採用しちゃダメだと思う。
こんなことに目くじらを立てるのは、大人げないでしょうか。
ピッチクロックなる制度をご存じでしょうか?
MLBで昨年から採用された新ルールで、ピッチャーと打者に時間制限を求めるものです。
ピッチャーはボールを受け取ってから、塁に走者がいない場合は15秒、走者がいる場合は18秒以内に投球動作に入らなくてはいけなくて、違反すると1ボールになってしまう。
打者の方は制限時間内の8秒前までに打席に入り、打つ準備を完了していなくてはいけなくて、違反すると1ストライクになってしまうというもの。
去年初めて見た時は慌ただしいことこの上なくて、試合を観るというより、中継画面の隅に出てくる残り時間の数字を凝視するだけに。
アニメ「巨人の星」では30分の放映時間内に、1球も投げずに終わるなんて回もあったと記憶しています。
それぞれのキャラの心情を描写したり、過去のシーンを出したりしているうちに、気が付けば1球も投げてないのに、放映時間が終わり続きは来週という流れに。
それでも特に不満はありませんでした。
このアニメの熱心な視聴者ではなかった私でも、野球というのは、こういうスピードで進んで行くものといった認識に。
だからなのかMLBで始まった新ルールの野球は、それまでとは違うスポーツを見ているよう。
とにかくさっさと進んで行く。
ピッチャーがキャッチャーの要求に対して首を左右に振って・・・なんて遣り取りをドキドキしながら観る、なんてことはもう過去の話。
迷ったり、悩んだり、意見の違いを擦り合わせたり、なんてことをしている時間はないので、とにかく投げなきゃといった感じ。
なんだかピッチャーが可哀想。
ピッチャーの故障者が増えているのは、これが原因だと選手会は問題提起をしている模様。
原因をきちんと調べて、選手への負担を軽くしてあげて欲しいもんです。
そもそもこうした制度は、試合時間の短縮を目指して始まったという。
まぁ、確かに3時間を超えるスポーツは、他にはあまりないかも。
だったら9回ではなく7回までにするとか、そういうアイデアは出なかったのでしょうか。
選手に負担を強いるルールの改定は、いかがなものかと思ってしまいます。