スポーツ選手のメンタルコーチをしている人の、インタビュー記事が新聞に掲載されていました。
その人によれば、人間の脳は事実とフィクションを区別出来ないのだそう。
バスケットボールのフリースローでの研究結果があるという。
普通に練習したチームと、ボールには触らずにイメージトレーニングだけをしたチームで、どちらが成功率が高いかを調べたらしい。
すると後者の方が高かったという。
すんごい結果ですね。
このコーチの話では、脳が練習したと勘違いして正確なシュートを打たせるのだとか。
様々なスポーツでこの考え方を練習に採用したら・・・とんでもない好記録が出そうな気がします。
スポーツ以外のジャンルで、応用は出来ないのでしょうか。
作家はどうでしょう。
「イメージトレーニングしたお蔭で、不朽の名作を書けました」なんて作家が出るようになるでしょうか。
私はこれまで、コーチングのお世話になったことはありませんが、意識していることはあります。
なにか目標があった時、マイナスなことを言う人は避けるということ。
作家になろうと勝手に目標を定めて、睡眠時間を削って執筆していた頃のこと。
頑張れと励ましてくれる友人がいました。
家にあったからと図書カードをくれる友人も。
生活が大変そうだと推測した友人が、お金だったら受け取らないだろうが、図書カードなら受け取るのではないかと考えたのかも。
そんな中「そんな夢みたいなことを言ってないで、正社員になるとか考えてみたら」という人が。
その意見は至極真っ当。
でも真っ当ではないことをしようとしている私からすれば、そうした意見は邪魔なだけ。
だからその人から誘われても、忙しいと断り続けて距離を置くように。
そうでもしないと、真っ当な意見に自分が流されてしまいそうだったから。
数年後、ラッキーにも作家デビュー出来ることになったら・・・応援してくれていた友人たちは、私以上に喜んでくれました。
その姿を見た私は更に嬉しくなりました。
で、私が作家を目指すことに、否定的な意見を述べていた人はどうしたかというと・・・フツーに喜んでいるようなメールが。
自分の言ったことを忘れてしまったのでしょうか?
以前私はあんなことを言ったけれど、そう言ったことを後悔しています・・・的な一文が欲しいところだったのですが、そういったものは一切なし。
フツーに食事でもしようよとのお誘いの文章のみ。
あなたと距離を取って正解だったわと、心の底から思いましたっけ。
貼る止血材が開発されたという。
皮膚などの組織に接着する樹脂だそうで、フィルムやスポンジ状にして、止血したい部分に貼り付けて使用するらしい。
新聞で紹介されていたのですが、さらっと読んだ時にはピンときませんでした。
でもまずは歯科用途での販売を目指しているという文章が、頭に残ったようで、別の紙面を読んでいる時に「あっ。さっきの凄いのかも」と思いました。
これまで歯科クリニックで何度も切開し、縫い合わせ、抜糸するということをされてきた身。
貼って止血してくれるなら、こんなに有り難いものはない。
毎度熱が出て、痛くて、痛み止めを飲んでもダメで、なかなか出血が止まらなくて・・・といった状態になるので、それが軽減されるなら大歓迎。
以前インプラントをした際のこと。
抜糸して一週間後にクリニックに。
「どうですか?」と医者に聞かれたので、「違和感が消えない」と訴えました。
医者は私の口の中を覗く。
しばらくしてパチンとなにかを切る音が、私の口の中から聞こえてきました。
そして小さな痛みがすうっと走る。
ん?
今、糸抜いた?
先週抜糸したよね。
ってことは、先週抜糸し忘れたものがあったってこと?
だよね?
だよね?
といったことを顔に精一杯出す私。
謝罪の言葉を待っていると、医者は「腫れはないので、もう少し様子をみましょう」と言いやがった。
糸を抜き忘れたことを、なかったことにしやがった。
不信感いっぱいの表情で医者を見つめましたが、彼は「少しお手入れをしておきましょう」と、そそくさと歯科衛生士にバトンタッチ。
この治療が終わったら、二度とここには来ないと心に誓ったのでした。
患者への負担を軽減出来るこうした新開発は、どんどんして頂きたいし、同様に医者のレベルも上げて欲しいもんです。
ぜひ開発して欲しいのは、歯型を取らずに済む方法。
金属製の型にねっとりしたものを流し込み、それを口の中に入れて、歯型を取る行為を印象というらしい。
あの印象、私は嫌いです。
それ、私の口のサイズに合ってないと思いますというぐらいの大きさのものを、無理矢理口の中に押し込まれ、固まるまでじっとしてろと言われます。
あれ、苦しいです。
おえっとなります。
クリニックによっては3Dカメラで撮影することで、歯型を取らずに済むところもあるようですが、機械が高額なのか、近所のクリニックには普及していない。
クリニックが導入し易い低価格で、患者への負担を軽減するこの機械の開発をぜひお願いします。
今年は元旦に大きな地震が起きて、その後も各地で頻発しています。
地震の多い国に暮らすからには、いざとなった時の準備をし、心構えをしておかなくてはいけませんね。
以前ドイツ人とカフェで話をしていた時に地震が。
店内の客たちも「あ」といった様子に。
少しすると揺れは治まり、他の客たちはそれぞれの話の続きを再開。
と、思ったら目の前のドイツ人が、目玉を落っことしそうなほど驚いていました。
彼は「日本人は地震に慣れ過ぎている」と言いました。
彼自身はびっくりし過ぎて腰が抜けて、立ち上がれなかったそうですが、それがなければ外に飛び出していたという。
彼が住むドイツの南部では地震は滅多に起きないそうで、もしカフェで同程度の揺れに遭遇したら、皆悲鳴を上げて、我先にと外に出るだろうと言っていました。
その時の揺れは私の感覚では震度2ぐらい。
動揺するレベルではなかった。
恐らく他の客たちも同じだったのでは。
これが震度4ぐらいになるとさすがに腰を上げて、外に出ようか、テーブルの下に入ろうかと考えるでしょう。
彼が指摘するように地震慣れしていて、震度2ぐらいでは遣り過ごしてしまうのかも。
今回の能登地震で苦労されている皆さんの姿をテレになどで拝見し、被害状況によって、どこで、またどれだけ避難生活を強いられるのかに差が出ると、改めて思い知らされました。
水道が無事で蛇口から水が出れば、自宅での避難生活が可能かもしれない。
でも水がなければ、例え自宅が無事であっても、そこで暮らすことは出来ませんし、復興までの時間もかかるでしょう。
いざという時の我が家の水は大丈夫だろうかと、在庫をチェック。
防災用で10年もつという水が入ったペットボトルを、用意しています。
数年前に足りない気がして、倍の本数を確保したのですが、まだ足りないような気がしてきました。
買い足して量を増やそうと思っています。
塩分は摂り過ぎないよう注意した方がいい。
いつの頃からかこのように教えられ、なにかを選ぶ時「塩分」という言葉に注意を払う生活になりました。
醤油を選ぶ時も減塩と謳っているものを選び、味噌も塩分控えめと、パッケージに記されているものを選択。
実際のところこのような地道な活動が、どれほどの成果を上げているのかは、全然分かりません。
先日、冷蔵庫の中が空っぽなのに、ネットスーパーで買った品が届くのは明日という状況下に。
目算を間違えたのです。
で、どうするか。
出前にするか、リアルスーパーに買いに行くか。
検討した結果、防災用の備蓄品として買っていた缶詰を開けることに。
そしてマグロのフレークを食べてみたら・・・味が濃い。
濃過ぎる。
つまみとして食べるための缶詰なのか?
ご飯に載せて食べるにしても味が濃過ぎる。
日頃減塩生活を送っている身には、しっかり目の味付けが強烈過ぎたのかも。
こうした味だけでなく、喉が異常に渇くといった違和感を覚える時もあります。
弁当やテイクアウトした寿司を食べると感じます。
味付けはフツー。
なのに、食後に物凄く喉が渇く。
寿司は素材をストレートに感じるはずなのに、テイクアウトのだと、食後に水を飲んでも飲んでも渇きが癒えなくなってしまう。
店内で寿司を食べた場合、このような症状は出ないので、防腐剤的なものに反応しているのでしょうか。
水を大量に摂取しても、それらがすぐに代謝されて身体から排出されればいいのですが、生憎私は新陳代謝が悪い。
数日に亘って浮腫んだ状態になり、なんか身体がしんどいといった感じに。
年を重ねると、繊細になっていくんでしょうかね。
料理雑誌などによれば、出汁をきかせれば塩を少なくしても美味しく味わえるとのこと。
そこで煮干しで出汁を取るように。
水出汁なので前日から用意しておく必要があるのが、ちょっと難点。
でも忘れずに準備しておけば、美味しい出汁が出来ます。