友人からスマホ料金の明細をチェックした方がいいと、アドバイスを受けました。
無知故に無駄な契約をしているかもしれず、自分に合ったプランに変更すれば、料金を抑えられるかもしれないよと言うのです。

なるほど。
そこで自分のスマホの料金がいくらなのか調べようとしたのですが・・・そのページに辿り着くまでに四苦八苦。
IDだのパスワードだのを聞かれて、すっかりもたついてしまいました。
ようやく料金明細のページに到達し調べてみると、有料のアプリをスマホとタブレットの、それぞれで契約していることを発見。
私は1つの契約で、2つの方法で利用しているつもりでいたのですが、どうやらドジっていたらしく、別々に契約し2つ分の料金を払っていました。
「あなた、二重に払ってますよ」と親切に指摘してくれるようなアプリを、誰か開発してください。
取り敢えずタブレットの方の契約を解除しようと思いましたが、なんかまたやっちまうような気がする。
サポートサービスはないのだろうかと、スマホの契約会社のHPを見てみると・・・ご親切にもオペレーターさんが遠隔操作で手助けしてくれるサービスがあるという。
が、これは有料。
有料でもここにお願いした方が早いだろうなと考えている時、ふと、もしかしてすでに私はこのサービスに入っていたりして? と思い付く。
そんな人向けに、自分がそのサービスに入っているかどうかを調べられるようになっていたので、そこにIDを入力してみる。
すると・・・入っていた。
申し込んだ記憶はないのに、毎月そのサービスの利用料を支払っていました。
機種変更した時に、ショップのお姉さんからなんちゃらかんちゃらと説明を受け、全然わからないのに、ふんふんと頷いていた間に契約していたのでしょうか。
恐ろしい。
すでに毎月支払っていたということで、気持ちを大きくしてサポートサービスに電話をしました。
二重に契約していて、二重に支払っているので、1つの契約にして、スマホとタブレットの2つで見られるようにしたいと話すと「1つを解約してよろしいんですか?」と男性オペレーターさんが聞いてくる。
よろしいんですか? と問われると、一気に不安になる。
私が想像できていないマズいことが起こるのか?
でもここで一瞬でも怯むと、あれやこれやと説明されてしまう。
そしてまったく理解できないのに「それじゃ、それで」と言ってしまうことになり、思い通りの契約にならなかったという経験を、たくさん積んできている私。
今日は負けない。
「はい。タブレットの方を解約してください」と言い切ってみる。
「ご自分でできますか?」と聞かれたので、「できません」とここでも言い切る。
オペレーターさんの指示通りに作業をしていき、途中から遠隔操作に切り替える。
私は固定電話の受話器を握り、自分のスマホとタブレットが勝手に動いていくのを、不思議な思いで見つめるのみ。
そしてあっちゅう間に契約解除のミッションが終了。
「どうもどうもお世話になりました」と目の前にいない相手に何度も頭を下げて、電話を切りました。
今回の教訓。
スマホの支払い明細はチェックしよう。
予定は手帳に書き込みます。
手書きです。
仕事とプライベートで分けたりはしない。
どうせ混乱してダブルブッキングするのがオチだろうから、1冊にすべて書く。
ここ何年も愛用している手帳は、B6サイズの小さなもの。
小さな手帳なので略して書き込むこともあります。

例えば「ウオーキング」をしようと考えている日であれば、「W」と書いておく。
「walking」を略して一文字で済ませるのです。
「美術館」へ行くつもりの日であれば、「A」と書いておく。
「art」の略です。
そして昨日。
朝手帳を開いてその日の予定を見てみると・・・「B」と書いてある。
ところが「B」がなんの略なのか思い出せない。
なんだBって。
忘れないために手帳に書いていたと思われるのに、肝心のどう略したかを忘れている。
「ば」「び」「ぶ」「べ」「ぼ」のいずれかの文字で始まる言葉だろうと推測できる。
バス?
風呂がらみでなにか計画をしていたのか?
でもだとしたら「フロ」で「H」と略していたんじゃないかと思う。
私の日常では「バス」より「フロ」という言葉の方がよく使うもので。
だとしたらバスはハズレか。
ベッド?
ベッドをどうするつもりだったのか?
手帳に記すからには、なんらかのことをするつもりがあったはず。
ベッドに頬擦りするとか、感謝の言葉を捧げるぐらいであれば、手帳に書いたりはしない。
ほかにベッドにする行為を思い付けない。
どうやらベッドもハズレっぽい。
と、このように昨日は一日中「ば」「び」「ぶ」「べ」「ぼ」と呟いては、単語を探していました。
しりとりで自分の番になって困っている人みたいに。
結局今日になっても、「B」がなんの略なのか思い出せていません。
皆さんはこんなことありますか?
すっとこどっこいの私だけでしょうか?
今回の教訓。
忘れないために書いておくなら、略さずにしっかりと書いておけ。
ほとんどのモノをネットで購入しています。
当然ながらモノは宅配便で送られてきます。
段ボール箱や袋に入って。

食べ物以外の場合はすぐに開封せず、取り敢えずキッチンのシンクの横に置きます。
後でやろう、と思うわけです。
残念ながらその日「後」を発見できず、そのまま放置。
翌日別のモノが届く。
性懲りもなく後でやろうと思う。
何故かその日も「後」を見つけられず放置。
こうしてモノは溜まっていく。
ひとつの梱包を開封するだけなら大した作業ではないのですが、数が多くなるとそこそこの時間が掛かる。
そう思うと益々手が伸びない。
我が家に妖精がいて、私が夜眠っている間に片付けておいてくれたりしないかと、無駄に妄想を広げてみるも、そんな暇があったらとっととやれやって話。
今こうしてキーボードを叩いている場所から、シンク横に積み上がった荷物が見えます。
4つ。
しなければいけないことは、開封し、品物を確認し、注文した際の控えと同封の伝票が合っているかのチェック。
それから段ボール箱に貼付された宛名の部分をマジックで塗ってから、潰す。
この作業が4つ。
その中に「ずっと前から欲しかったの」的なモノでもあれば、楽しい作業になるのかもしれませんが、日用品や化粧品など、在庫がなくなりそうで、買い足した品ばかりなので、心踊らず。
これ、仕事と一緒ですね。
一つひとつの作業は大したことがなくても、溜めてしまうと、時間を取られるやっかいな作業となり、結果泣きを見る。
皆さんは荷物が届いたらすぐに開封して、ちゃっちゃと段ボール箱を潰しているのでしょうか?
なんて書いていたらチャイムが。
また荷物がひとつ届いてしまいました。
これで5つの荷物がシンク横に鎮座。
見ないフリをするのも辛くなってくるほどの室内での存在感。
ようやく決心し、スケジュール帳に「荷物を片付ける」と書き入れました。
「ウィンナ・ソーセージとフランクフルト・ソーセージの違いとは」という文章が目に入る。
その瞬間マウスを握っていた手が止まる。

そのページにアクセスしてみると・・・ウィンナ・ソーセージは羊の腸に肉を詰め、燻製した食品となっています。
これに対してフランクフルト・ソーセージは、豚の小腸に詰めた物だという。
おっと。
ラム(羊肉)にアレルギーのある私は、ウィンナ・ソーセージは食べちゃいけなかったのか?
肉にアレルギーがあっても、腸もそうだとか限らないのか?
お弁当に入れるのに便利だったし、スーパーでよく安売りしていたので、これまで散々食べてきていたのですが、ダメだったのかも。
なんて考えながら先を読んでいくと、動物の腸に詰めていたのは昔の話で、現在は人工詰め袋(ケーシング)に入れているとのこと。
また現在の規則でウィンナ・ソーセージは太さが20ミリ未満、フランクフルト・ソーセージは20~36ミリと定められていると書いてあります。
どこの規則だ?
そこら辺については一切記述がないのでわかりませんが、現在は太さで名称を使い分けている模様。
そんじゃケーシングの材料はなんなのだ? との疑問が。
そのページにはなかったので検索して探ってみると・・・ケーシングの原料をHP内で記述しているメーカーを見つけることはできませんでした。
中に1社だけ、牛由来のたんぱく質であるコラーゲンを使っているとするメーカーがありました。
フードアレルギーって本当に面倒臭い。
こんな風に自分で調べていかなくてはいけないんです。
外食の際には、原料や調理法などを推理する癖がつくようになりました。
以前ファッションビル内の寿司店に入った時のこと。
そこのメニューには料理の写真が使われていてわかり易く、また英語での表記もありました。
自分のお腹の空き具合を鑑み、何貫いけるだろうかと考えながらメニューと睨めっこをしていると、アレルギー表示に気が付きました。
小麦を使っていると書いてあります。
がしかし、それは握り寿司10貫と巻き物だけのシンプルなメニュー。
どこに小麦を使っているのでしょう。
私に小麦のアレルギーはないのですが、理解不能なため俄然興味が沸いてきました。
そういえば、スーパーでサイコロステーキと銘打った牛肉を買った時、アレルギー表示の欄に小麦と書いてあり、しばしパックを見つめたことがあります。
どうして調理前の牛肉の生肉に小麦が使われたのか?
もしかして成形する時のつなぎに使ってるんですかね。
だとすると、握り寿司や巻き物のネタも成形する必要があって、その時のつなぎに小麦が使われたのでしょうか?
アレルギーになってみなければ注目もしなかったでしょうし、知らずに過ごしていたでしょう。
食の世界には、私たちが知らないことがたくさんありそうだということに。
いつの日か小説にしてみたいです。