ストライキのニュースを耳にしました。
それは海外の工場で行われたストライキの話でしたが、少し前には日本のデパートで行われたことが、話題になっていましたね。
その情報を紹介していたニュース番組では、街頭インタビューで若い人に質問をしていました。
デパートのストについてどう思うかと問われ、20代らしき男性が「そういうのが日本でもあるんですね。びっくりしました」とコメントしていました。
若い人にとっては、あまり馴染みがないものになっていたのかもしれませんね。
昔々、私が中学生、高校生の頃には、鉄道会社はよくストをしていました。
通っていたのが私立の学校で、生徒たちの家は広範囲に。
そしてスマホなんてない時代。
いつの段階で休校にするか否かの判断をし、またそれをどう告知するかに、学校は腐心していた模様。
そこで学校が打ち出したのが、朝7時のNHKのニュースでJRがストをしていると報じられたら、休校にするという方針。
当日の朝、ドキドキしながらニュースをチェック。
JRがストを決行というニュースが流れると、ガッツポーズ。
二度寝するために自室に。
昼頃に起きてニュースをチェック。
労使間で折り合いがつきストが終了したという情報に触れると、がっかりしたものです。

OLをしていた頃、会社の組合員でした。
高い志をもって入会したのではなく、平社員は全員が入らなくてはいけない制度になっていたので、気が付いたら組合員になっていたという状況。
この組合が弱かった。
会社が傾きかけた時、ボーナスが現物支給になるとの発表が。
昼の休憩時間に組合員が緊急招集されました。
今日は荒れるだろうなと思いながらの参加。
家のローンや買い物など、ボーナス時に多く支払う設定にしている人もいたため、皆、憤慨しているだろうと思ったのです。
組合の役員たちが言いました。
会社あっての我々なのだから、ここでゴネても会社に金はないからどうせ出ない。
それよりは一致団結してこの苦境を乗り越えようと。
おいおい。
お前の立ち位置はどこなんだよと、ツッコミたいところ。
罵声が飛び交い、紛糾する・・・と思っていたのに、組合員たちはただうな垂れるのみ。
静かに散会となりました。
うちの組合は弱すぎると思ったのでした。
小学1年生から塾に入る子がいるらしい。
早いですねぇ。
私が塾に通い出したのは小学4年生の時。
夏期講習に参加したのが初めての経験で、それから気が付けば親の意向通りに中学受験をすることに。
記憶が入っている頭の中のフォルダを、必死に探してみますが「中学受験したいか?」と親に聞かれた覚えはない。
ぼんやりしているうちに、まんまと親の術中に嵌ったのでしょう。
これまでの人生で一番勉強したのは、小学4年から小学6年の入試の日までと言えるほど、頑張ってました。
まだ子どもだったので、周りにお膳立てされた世界に疑問をもたず、勉強しなさいと言われれば、素直に従っていた私。
あー。
私にもそんな素直な頃があったんだなぁと、しみじみ。

ある塾では小学1年生から、国語の教科では記述に対する指導があるという。
中学入試の国語で文章量が多いかららしいのですが、小学1年生で記述式で回答なんて、出来るものでしょうか?
いまどきの小学1年生は大変です。
中学や高校の入試問題に、私の小説が使用されることがあります。
いわゆる出典というものです。
こうしたことから受験対策の問題集や、塾が行う模試などにも、私の小説から出題がされる場合が結構あります。
主催者から掲載したプリントなどを送って貰うので、見てみると・・・なんだかとても不思議な感覚に。
小説の一部分が掲載されていて、固有名詞の横に線が引かれていたりする。
その人物のこの時の気持ちを、40字以内で述べよなんて設問が。
私の頭の中で生み出した登場人物の気持ちが出題され、それに対する答えに、正解と不正解があるということが不思議です。
私が不正解だったらシャレにならないので、こうした問題は解かないことにしています。

なんと2026年から、無人タクシーが走るようになるという。
オーマイガー。
遂にそのような時代になりましたか。
自動運転という機能が出た時も、SFの世界に近付いてきたと驚きましたが、とうとう無人タクシーが登場すると聞いて、びっくりし過ぎて口あんぐりです。
現在は自宅からタクシーに乗る時には、アプリで配車を依頼するのですが「近くに車が見つかりませんでした」と断られることがしばしば。
ドライバー不足を痛感している身。
無人タクシーが増えて、もっと気軽に利用出来るようになったら嬉しい。
そして出来るならば、手続きは簡単なものにして欲しい。
恐らくアプリかなにかをスマホに入れて、そこから配車の依頼やら、行き先の指定やら、支配方法やらを入力して・・・といった流れになると予想します。
この手のことが苦手な私が、2026年までに克服出来ているか自信がない。

また私はアプリへの不信感をもっている。
有料で利用している地図アプリは、画面のデザインはどんどん更新されていくのですが、精度自体は上がっているとの感覚なし。
先日もこの地図アプリを使って歩いていたのですが、私の位置の把握が甘く、高速道路を進んでいることになっていました。
いくら方向音痴の私でも、自分が歩いている場所が高速道路か、普通の歩道なのかの違いぐらいは分かる。
だから大体あっちの方だなと思う方に進むのですが、アプリが「ルートが違っています」と言ってくる。
お前が間違っているのじゃと呟き、シカトして歩き続けたところ、目的地まだあと少しといったところで間違いに気付いたアプリが「目的地付近です」と、しれっと言ってきました。
知っとるわと、大きな声を上げそうになりました。
このように私が利用しているアプリの精度は今一つ。
無人タクシーに乗るのに必要なアプリは高精度で、入力作業が簡単なものであることを祈るばかりです。
そしてちょっとした会話が出来ると、更に嬉しい。
海外ドラマ、ナイトライダーの車のように乗客と会話して欲しい。
「今日は道が混んでますね」と私が言えば、「今日は〇〇さんのコンサートがあったんで、混んでるんですよ」なんて答えてくれたら嬉しい。
「へぇ、そうなんだ」と言いたいから。
21歳の6割が本を全く読まない。
この衝撃的な情報を目にしました。
これは文部科学省が行った調査での結果だそうです。
これによれば21歳の人が、この1ヵ月に読んだ紙版の本の数を聞いた設問に対して「0冊」と答えた人が62.3%だったとか。
電子書籍では更にこの数字は上がって「0冊」と答えた人は78.1%になるという。
関係者の皆様、どうしましょう。
漫画だったら読んでいるのかと思ったら・・・この1ヵ月に読んだ雑誌・漫画の紙版の書籍数を、聞いた設問に対して「0冊」と答えた人は51.9%となっていました。
漫画も?
今は漫画もスマホで縦読みしているのではと期待して、雑誌・漫画の電子書籍の数字を見たら・・・57.3%との結果が。
漫画も半数以上の人が電子書籍でも読んでいない・・・事件です。
だったら21歳の若者は、なにに時間を掛けているのでしょうか?
勉強?
バイト?
サークル活動?
スマホを使ったなにか?

文字だけで世界が作られているのが小説。
文字だけだから書かれていないこと、分からないことを自分なりに埋めていく。
この作業が自分の想像力を豊かにしてくれると、私は信じているのですが。
想像力はあった方がいい。
私生活でも仕事でも。
例えば営業職だった場合、取引先の担当者の気持ちや考えを想像出来たら、その不安を解消するための資料を事前に用意して、説得し易くなったりする。
パートナーが今、どんな気持ちなのかを想像出来たら、声を掛けるべきか、そっとしておくべきかの判断もし易くなるはず。
読書離れを止めたくていい点を挙げてみました。
利点がなどという前に、そもそも物語の世界に浸るのはとても楽しい。
と、私は思うのですが。