年が明けると、取り掛からねばならない仕事が待っています。
それは確定申告の準備。
私は個人事業主なので、3月に確定申告をしなくてはいけないのです。
前年の1月1日から12月31日までの、1年間分の金銭のあれこれをまとめる必要があります。

数字に滅茶苦茶弱いので、税理士さんに任せていますが、その基となる領収書や資料は私が集めなくてはいけません。
長いフリーランス生活で、とにかく領収書を貰うという習慣は身に付いています。
だから貰い忘れはないと思う。
多分。
こうした領収書は、ひとまずクリアファイルに入れておきます。
そして確定申告前に仕事で使ったものと、そうではないものに仕分けをします。
これが結構面倒臭い。
が、やらねばならない。
仕分け以外にも、いくつかある預金口座の通帳のコピーを取ったりと、地味な事務仕事がたんまりある。
しかも確定申告には締め切りがあり、これは絶対に守らなくてはいけない。
遅れたら罰金を払わされるのです。
ということで、現在必死でやっています。
フリーライターになったばかりの頃、税理士さんに依頼せず、自分で確定申告をしていました。
その時は今の1万倍ぐらい大変でした。
これはどの項目に入るのだろうといった一歩目で躓くし、各社で支払明細書のフォーマットが違っていたので、必要な数字を見つけるのにも時間が掛かりました。
何度も心が折れそうに。
中には源泉徴収票というとても大事な書類を、何度催促しても送って来ない会社があったりして、舌打ちのしっ放し状態でした。
その後税理士さんにお願いするようになり、ストレスは激減。
今では、自分で確定申告をしているという人に出くわすと「あら~、大変ね~」と余裕をかます女になりました。
悪いことは言わないから、税理士さんに頼みなさいとアドバイスしています。
正月が過ぎた頃から目にするようになるのが、スポーツクラブの広告。
広告を出すタイミングとしては、1年の中でベストな時期だからでしょうね。
正月太りをした人にはささりますから。

やっぱり餅がいけない。
美味しいんですよ。
それでつい食べ過ぎてしまう。
でも餅は高カロリー。
それに「お正月だから」というこの悪魔のフレーズが、理性を吹き飛ばしてしまう。
いつもは気を付けていても「お正月だから」、ま、いっか、となる。
正月のせいにすれば、なんでも許されることにしてしまう傾向がありますね。
で、寒いし運動する気持ちは起きず、食っちゃ寝を繰り返す。
この結果どうなるか、わかっているのに、毎年同じような過ごし方をしてしまう。
それで体重計に乗って悲鳴を上げることに。
私は正月もフツーに執筆をしていたので、いつもと同じサイクルで生活していたのですが、それでもやはり「お正月だから」というマインドがある。
つい食べ過ぎてしまいました。
寿司の出前ではいつもは10貫のメニューを選ぶのに「お正月だから」と12貫のを注文。
友人の家に和菓子を持参。
お持たせで出されたその和菓子が美味しくて、帰りにまたその店に寄り、自分用に大量に買ってしまった時も「お正月だから」と心の中で唱えていましたっけ。
その結果、太りました。
そんな時に新聞の折込の中に、スポーツクラブのチラシが。
思わず真剣に読み始めました。
スポーツクラブの戦略にまんまとハマります。
そのチラシは自宅から徒歩で10分ほどのところにある、スポーツクラブの広告でした。
この期に及んでも「10分も掛かるのかぁ」と思ってしまう私でも、通い続けることが出来るでしょうか。
スポーツクラブの戦略は巧みです。
2ヵ月分の会費が、無料になるキャンペーンをしていると謳います。
そしてそれには期限があるという。
迷っていないで、ほら、早くと急かされる。
どうしよう。
ひとまずそこのWEBをチェックしてみることに。
するとあなたは運動する必要ないんじゃない? というスタイルのモデルさんたちが、笑顔でトレーニングをしている写真が、多数掲載されている。
当たり前ではありますが、辛そうな顔をしている人は1人もいない。
思わず施設見学申し込みの欄をクリックしそうに。
が、そこで気が付く。
ウエアを用意しなくてはと。
WEBに掲載されているモデルさんたちは皆、運動し易そうで、尚且つお洒落なウエアを着ています。
私はもっていない。
そもそも運動しないから。
まずはウエアを一式揃えなくては。
と、ウエアを売っているネットショップを探し始めました。
割と格好から入るタイプなんです。
ゴルフを始めようとした時も、クラブより先にウエアを買いに行った私です。
で、どうなったかというと、運動用のウエアを買い慣れていない私は、どういう基準で選べばいいかわからず、ネット上で迷子に。
未だウエアを購入出来ていません。
ということで、スポーツクラブの見学もまだ。
キャンペーン期間が終わってしまいそうだというのに、すでにモチベーションは下降中。
結局入会しなかったという着地点に、近付きつつあります。
これでキャンペーン期間が終わってしまったら、一巻の終わり。
来年のお正月まで、なにもしないことになるでしょう。
そしてこれを繰り返すことに。
いかん、いかん。
と、自分を奮い立たせて、今日もウエア探しをしています。
withコロナの正月を、どのように過ごしましたか?
久しぶりに対面出来たこともあって、お年玉をはずんだという、おじいちゃんおばあちゃんが多かったのでは。

我が家は親戚との交流がほぼなく、お年玉は親からしか貰えませんでした。
たまに友人の家に遊びに行き、そこでお年玉を貰えたような時には、ガッツポーズをするほど嬉しかった記憶があります。
親から貰ったお年玉の金額は覚えていません。
高額だったはずはないので、そこそこ程度だったでしょうか。
それでも小学生の私にとっては大金です。
お年玉を財布に入れて、いそいそと向かうのは書店。
その駅前の書店は正月も営業していました。
当時はテレビや映画ぐらいしか娯楽はなく、暇を持て余した人を目当てに、正月も営業していたのかも。
懐が温かい私は、普段なら素通りするような棚もじっくりチェック。
そしてイラストが綺麗な図鑑や、ことわざ辞典など高額でいつもなら買えない本をレジに。
幸せな気分で家路につきました。
今思えば、この頃から辞典が好きだったようです。
小説に執筆には、たくさんの調べものが発生します。
登場人物たちが関わっている世界について調べて、勉強します。
1シーンだけ登場するような脇役であっても、必要であれば、携わっている業界について調べます。
今はネットで多くの情報を無料で入手出来ますが、鵜呑みにするのではなく、常に疑ってかからなくてはなりません。
そこで専門の辞典を購入し、それで確認するようにしています。
特殊な辞典はたくさん存在しています。
住まいに関する用語辞典や音楽用語、社交ダンス用語、ファッション用語、色にまつわる辞典などなど。
こういう専門辞典は読んでいて、とっても面白い。
そんな区別があるのかとか、そういう歴史があったのかなどと深い話に大満足。
読み物としても楽しめますし、執筆の際にとても助かっています。
皆さんもどうですか?
普段なら足を止めない書店の棚の前で、いつもとは違う本を選んでみては。
新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

2023年がスタートしました。
今年はどんな1年にしたいですか?
私は例年通り、小説を書き続けることが目標です。
健康でもいたいですね。
それから今年こそ、無駄な買い物をしないことも目標に。
そうそう、面倒臭がらずに片付けをするのも目標に入れないと。
書斎の隅に「あとで片付ける」物を置いています。
今じゃなく、あとでと条件付けしている段階でもうアウトなのですが、片付ける気持ちはあるのだと、言い訳したいがために名付けたコーナーです。
ここに物がどんどん増えています。
例えばミュージックCDが40枚ぐらい入ったケース。
そもそも、これがどこからやって来たかと記憶を辿れば、押入れからでした。
なぜ押入れから出したのかといえば、長期保存出来るペットボトル入りの水を買ったから。
いざという時のために備蓄していた水が、保存期間を過ぎたため、新しい物に入れ替えることに。
その時に備蓄していた量では足りないのではないかと考え、それまでの倍の量を購入。
当然、ペットボトルの本数も倍になる。
が、押入れには空きスペースはない。
そこでCDの入ったケースを出し、そこに水を収めました。
で、このCDケースをどうするかという問題に直面。
パソコンに音楽を移してからCDを処分するか、或いは押入れを整理して空間を作り、そこに収めるか。
いずれにしても今は無理。
あとで考えよう・・・と、こういう思考経路を辿ったのでした。
あとで片付けるコーナーには傘もあります。
以前から壊れかけていたのですが、気にしない気にしないと自分に呪文をかけて、遣り過ごしてきました。
が、ついに骨が1本折れ曲がってしまいました。
傘はどう捨てればいいのか。
区が発行しているごみ処理の仕方をまとめた表に、きっと書いてあるはず。
あとで見てみよう、となりました。
今、見ないで、あとでとするのが私。
この「あと」がずっとずっと先になるとわかっているのに、先送りしてしまう。
この繰り返しによって「あとで片付ける」コーナーはとんでもないことに。
今年こそ、ちゃちゃっと片付けられる女になりたいです。