明け方、少し涼しいなと浅い眠りの中で思う。
半分寝ていて、半分起きているような状態の中、もうそんな季節なのかと感じました。
翌日、薄手の掛け布団をクローゼットから引っ張り出しました。
ついこの間、洗濯して仕舞ったばかりなのに、もう出すのか・・・。

私は季節の変化への対応がいつも後手に回る。
湯たんぽや加湿器なども、ついこの間、やっと仕舞ったばかり。
こうなると仕舞わなくてもいいんじゃないかという気に。
服もそう。
クリーニングに出すタイミングが遅れがち。
もしかしたらもう1回ぐらい着るかもしれないから、クリーニングに出すのは、もうちょっと後にしよう。
なんて思っているうちに、次の季節が終わってしまっている。
例えば・・・まだ暑い日もあるから、夏服はまだ出せないと思う。
利用している宅配クリーニング店から、5パーセントオフのクーポンが送られてきても、重い腰は上がらない。
そのうち秋になり、冬になる。
さすがにもう夏服は着ないのに、今頃夏服をクリーニング店に送ったら「やだわ、この人。今頃夏服を送ってきて」と言われないだろうかなどと、会うことのない人の評判が気になって、出せない。
そうこうしているうちに春がやって来る。
そこで慌ててクリーニング店に出す。
そして戻って来た服をクローゼットに仕舞う。
と、すぐに夏が来て、ついこの間、仕舞ったばかりなのにと思う。
この繰り返しなのです。
もっときちんと計画を立てて、それを実行するような立派な大人になりたい。
そう思う今日この頃です。
友人A子はきっちりさん。
年間予定表にクリーニングに出す日は勿論、布団を仕舞う日まで書いてあるきっちりっぷり。
そんなA子だから、人生の計画もきっちり立てていた。
20代の頃からコツコツ貯金をして資産を増やし、30代で家を買って・・・などの目標を次々とクリアしていきました。
私とはまったく違う堅実な生き方をするA子を尊敬。
まずは私もスケジュール帳に、クリーニングに出す予定を書き入れるところから、始めてみようと思います。
お上が投資をしろと言っています。
お金が増えてくれるのは嬉しい。
お上も言っていることだし、いっちょ調べてみるかとネット検索。
すると私が普段使っているカードで貯まるポイントで、株投資が出来ると知る。
これ、いいじゃない。
お金をつぎ込むとなると、失うのが怖くて躊躇してしまいますが、ポイントならオマケで貰ったものを使う感覚なので、損をしても心に受けるダメージが小さそう。

俄然やる気になって、サイトを隈なく読み始める。
と、買える株のリストが出て来て固まる。
そうか。
どの株を買うかを、自分で決めなくてはいけないんだよな。
と、当たり前のことに気付く。
が、どの株にするって聞かれてもわからない。
そこで初心者向けの株の指南書を買おうとする。
ところがこの手の本がやけにたくさんあって、どれにするか悩み始める。
まさかの、この段階での躓き。
ここで立ち止まっている場合じゃないと我に返り、ひとまず好みのカバーデザインかどうかで2冊を選び購入。
で、そのうちの一冊を読んでみた。
本の帯にあっという間に丸わかりという言葉があったのに、全然丸わからない。
もう一冊を読んでみる。
以下同文。
「決算書のここを見ろ」と書いてある箇所を、穴が開くほど眺めてみましたが、本当にその数字で今後株が上がると思ってしまっていいのか、半信半疑。
そんな簡単な訳がないと却って不安に。
そうこうしているうちに、椅子からネジが落ちるように。
以前から時々ネジがぽとっと落ちてはいたのですが、これまでとは違う箇所のネジが、落ちるようになってしまいました。
大分前から昇降のレバーロックも壊れていて、座面を一番下にセットしてロックを掛けるのに、ずるずると座面が上がっていくという、ホラーチックな動きを見せていました。
いよいよこの椅子も買い替えないとダメかもと、ネットで探し始めました。
これにしようかなと思った椅子の値段を見たら・・・今、私がもっているポイントより少し高い金額だった。
もう少しポイントを貯めたら、お金は使わずにその椅子をゲット出来る。
よし、ポイントが貯まったら、それでこの椅子を買おうと決める。
となると、それで私のポイントは0になるので、株投資をする元手がなくなってしまうことに。
再びポイントがそこそこ貯まったら、また別のものが欲しくなりそう。
結局投資に回すポイントは、いつまで経っても貯まらないって展開が、待っていそうな気がしてきました。
投資デビューはいつになることやら。
小学校の教員競争率が過去最低を更新したそうです。
全国平均で2.5倍。
最も低かった県では1.3倍だったらしい。

これ、ほぼ全員が合格してしまう数字。
いつからこんなに先生になるのが、簡単になってしまったのでしょう。
私が大学生の頃は、なりたくても競争率が高くて合格出来ず、教員浪人する人がいたぐらいだったのに。
これぐらいの競争率だと、採用する側は選り取り見取りという訳にはいかないでしょう。
今年度は絶対に3人採用しなくちゃいけないから、この程度でもしょうがないといった、妥協が入った採用になるのでは。
そうなったら被害者は子どもたち。
子どもたちにはいい教師に出会って欲しいのですが。
それでは私はいい教師に出会ってきただだろうかと、小学生から大学生までの期間を振り返ってみると・・・1人いた。
おっと。
たった1人だった。
この事実に愕然とします。
ちびっ子の皆に緊急告知。
いい先生に出会える確率は超低いぞ。
それは昔からだったぞ。
金八先生はドラマの中の人。
現実にはあんなに生徒と、がっぷり四つに組む教師なんていない。
クラスでなにか問題が発生した時の教師の対応に、納得、満足、感動するようなことは一度もありませんでした。
教師にがっかりしたり、腹を立てたりしながらも、妥協や諦めといったものを学んできたような気がします。
これも一つの成長なのでしょうか。
いい、悪いというのは主観的なものなので、同級生たちは私とは全く違う意見の可能性はあります。
念のため。
こんな経験をしてきた私から、ちびっ子たちにアドバイスするとしたら・・・教師に期待し過ぎるな、ですかね。
東京都は2025年4月から、新築の戸建てに太陽光パネルの設置を義務化するそうです。
これからも太陽のエネルギーを、積極的に利用していくのでしょう。
私はマンションに住んでいて、これから戸建てに住む予定もないので、この条例の影響を受けないのですが、今夏は太陽のエネルギーを利用出来ないもんかと真剣に考えました。
書斎には2ヵ所に窓があり、寝室にも2ヵ所の窓があります。
この窓から射し込む陽で室温はぐんぐんと上がり、エアコンを付けずにはいられない。
夜になっても室温は下がらず、就寝中もエアコンを稼働。
終日エアコンのお世話になる生活です。
今の部屋を内覧した時、窓が大きくてその開放的なところがいいと思って住むことに。
この時にもう少し色々なことを、考えておけば良かったのに。
窓が大きければ、夏は酷暑になるというところまで頭が回らなかった。
更にいえば窓の前に棚は置けないので、収納エリアが限られてくるといったことも、推測出来ていなかった。
そして今夏、毎日のように思っていたのが、この窓越しの陽をなにかに利用出来ないのかということ。
恐らく太陽光パネルは、太陽に直に晒さないと発電しないのでは。
でもこれだと設置出来る場所は限られてくる。
もし室内で、窓越しの陽でも発電出来る太陽光パネルがあったら、スマホの充電ぐらいはそれで賄いたい。
誰か頑張って開発して。

それまでこの窓越しの陽をどうするか。
カーテンを閉めてみました。
射し込む陽がカーテンで遮断されて、室温が上がるのを抑えてくれるのではと考えたから。
が、あまり効果は感じられませんでした。
カーテンの素材のせいなのか、所詮無理な話なのか、理由は不明。
室温の上昇は抑えられずに、ただ部屋が暗くなるだけ。
この暗い部屋というのがどうもダメでした。
メンタルに良くない気がする。
それまでも夜になればカーテンを閉じて暗くしていたので、普段から毎日経験しているはずなのに、その状態が一日中続くと・・・どうも気持ちが沈む。
昼間は明るいところで過ごした方が、心は安定するみたい。
ということで、カーテンで太陽に対抗する戦術は一週間でジ・エンド。
高層マンションの上層階に住んでいる人って、どうしてるんでしょう。