箱根駅伝

  • 2016年01月14日

今年の箱根駅伝も盛り上がったようですね。
私はずっと執筆をしていたので、結果をテレビのニュース番組で聞いただけでしたが、きっとたくさんのドラマがあったことでしょう。
スポーツ競技の中でも特に箱根駅伝はドラマチックで、うっかりしてると泣いてしまいます。
まず、選手たちの年が若いとうこと。
青春真っ只中の人というのは、それだけで輝いて見えます。
しかも選手の力にでこぼこがあるのがいい。
出走できるというだけで充分実力のある選手たちなのですが、個々の差は大きい。
だからこそ、ドキドキでハラハラになる。
この箱根駅伝に魅了され、小説にしたことがあります。
「Run! Run! Run!」というタイトルで、文庫と電子書籍版になっていますので、興味をもたれた方はそちらをご一読ください。
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箱根駅伝のように20キロほど走って次の選手に交代し、順位を競うというスポーツは海外にもあるのでしょうか。
100メートルや400メートルの国別リレーは、オリンピックでもとっても盛り上がる競技の1つ。
ならば、様々な距離のリレーがあってもいいように思うのですが、どうしてオリンピック競技ではないのでしょう。
選手が次の選手に繋げる。
チームの勝利のためにと思った途端、自分の試合では出せない力を出せたり、逆にプレッシャーを感じたり・・・人間らしくっていいですよね。
駅伝スタイルの競技は、世界で受け入れられるように思うのですが。
世界進出したとして、20キロ程度の距離だとすると、バトンを持ってでは走りにくいでしょうから、なにを繋いでいくかといったらやはり襷でしょうか。
ここはできればハイテクなものにはして欲しくないんですよね。
センサーを腕に取り付けておいて、次の選手のセンサーと・・・なんていうのは勘弁して欲しい。
こういう時ははっきりとした、モノであって欲しい。
そのモノを渡すという行為が、思いを託すという象徴でもあるので、最先端技術とかはいらない。
と考えると、やはり箱根駅伝の襷というのは、どなたが考え出したアイテムなのかわかりませんが、非常に素晴らしい。
走行時に邪魔にならず身に付けられ、それを次の選手に渡すのにもちょうどいいサイズ。
小さすぎて、あれっ、どこいっちゃった? なんてことにもならないですしね。

手が足りない時

  • 2016年01月11日

手が足りない時どうしますか?
こういった表現をすると、この「手」は色々な意味に取れてしまいますが、ここでは肉体的に手が1つ分足りない時です。

具体例をあげると・・・ちょっと高い位置にあるブラインドの掃除をしようとします。
椅子にのらないと羽根を調整する紐に手が届かないぐらい、高い位置にあります。
卓上用のワイパーを左手に持ち、椅子に上る。
で、羽根を調整する紐に右手を伸ばす。
と、ここで手が1つ足りない。
紐は両手じゃないと動かせないのに、左手にはワイパーがある。
ならばワイパーは持たずにまず椅子に上り、両手で紐を調整して羽根を閉じてから椅子を下り、ワイパーを手に再び椅子に上り、ワイパーの先にあるふわふわのシートを羽根にあて埃を取るというのが王道でしょうか。
哀しいかな、ブラインドには両面があるので、この一連の作業を終えたら再び椅子を下りワイパーを床に置き、三度椅子に上り紐を引っ張って羽根を裏返し、椅子を下り、ワイパーを手に椅子に上って埃を取らなくてはいけない。
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そこで物ぐさな私はどうするか。
最初っからワイパーを左手に持って椅子に上り、やおらそれを股の間に挟む。
でもって空いた両手で紐を調整し羽根を閉じると、股に挟んでいたワイパーを摑み、ふふわのシートをブラインドにあてる。
片面が終わったら、再びワイパーを股の間に一時保管し、両手で紐を調整して羽根を裏返す。
こちらの面の埃取りも終えたら、満足して椅子から下りる。
と、股の間を活用することで、1度も椅子から下りることなく作業を完了。

最初の頃には恥ずかしさというものがありました。
やだわぁ、人に見せられない格好だわといった恥じらいが。
が、人というのは慣れてしまい、鈍感になるものです。
つい、こうした行為が出てしまうことがある。

友人と温泉旅館に行った時のこと。
露天風呂から部屋へ戻る途中、自動販売機で飲み物を買おうとした時、両手が塞がっていました。
左手には着替えた服が入った袋が、右手には化粧品などが入ったポーチがあったのです。
周囲には荷物を置く場所はなく、外でもあり、地面に置くには抵抗感がある。
そこで一方の荷物を股の間に。
空いた手を使ってポーチから小銭を取り出そうとしていると、隣にいた友人から「挟むな、挟むな」とツッコミが。
「えっ、じゃあどうしたらいいの?」と質問すると、「財布を出したいので、ちょっと持っててくれる、でしょ」との回答が。
その手があったか。
とダジャレてる場合じゃない。
いつの間にか股の間に挟んで一時保管するという行為が、フツーのことになっていたようです。
気を付けなければと、心に誓ったのでありました。

ハマって

  • 2016年01月07日

なにかのきっかけでハマる。
そんな経験はありませんか?
結局は夢中になっていた当時を振り返り、なににそんなに躍起になっていたのかと首を傾げることになるのですが、その時はただひたすら突き進んでしまうのです。

私の場合は収集ではなく、食べ物でよくハマります。
「ん、うまい」と感じると大量買いし、そのシリーズのすべての味にトライするなど、とにかく制覇しようとしてしまう。

柿ゼリーにハマっていた時は、日持ちがすることもあり、カーソルの最大値であった30袋を購入し、朝昼晩と食べていました。

そしてカルビキムチ炒飯にもハマりました。
こちらです。
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冷凍食品で、レンジでもフライパンでも調理できると裏面に書いてあります。
が、面倒臭がりの私は当然レンジを選択。
大き目の皿に薄く広げてレンジで温めると、パラパラな炒飯が完成。
そもそも私は辛いものが苦手なので、なんでこれを買ったのか記憶がありません。
たまたま冷凍食品を探していて、なんとなくクリックしたんでしょう。
で、料理をする時間がなく簡単に済ませたい時、冷凍庫から取り出して食べてみたら・・・美味しかった。
食べている時は「辛いなぁ」といった感覚ばかり。
「辛い辛い」と呟きながら大量の水を摂取。
びっくりしている舌を宥めるには水しかないもんで。
で、食べ終えた時は「もういいわ。もうこれで最後。こんな辛いのもう食べない」と思うのです。
が、次にネットスーパーで買い物をする段になると、どうもカルビキムチ炒飯が気になってしょうがない。
それほど高いものではなし、1つ買っておいてもいいかといった気持ちになってしまうのです。
柿ゼリーのように、大量買いしようとは思わない。
ただ、冷凍庫に1つ常備しておいてもいいんじゃないだろうかと考えてしまう。
なんなんでしょうね、これ。
嫌いであれば買おうとは思わないでしょうから、好きなのかも・・・。
でも、食べ終えた時にはいつも「もう2度と買わない」と強く思うのですが。
人の心って謎めいていますね。

2016年もどうぞよろしくお願いいたします

  • 2016年01月04日

新年明けましておめでとうございます。
2016年もどうぞよろしくお願いいたします。

お節料理は食べましたか?
私はここ数年食べなくなってしまいました。
以前は二段ぐらいのお重のお節を買っていたのですが・・・。
そもそもお節料理の中に好きなものがない。
昔はお正月にはお節料理を食べた方がいいっぽいぞ、といった漠とした世の中の流れに従っていたのですが、好きでもないものを食べなくてもいいんじゃないの? と自分に正直になるように。
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友人や知人に「お節料理はどうしてるの?」と聞くと、大抵は「作らないし、買わない」との回答が。
理由を尋ねると「食べたいと思わない」「作る気はないし、買うと高いし、その割に家族の評判もいまいちだから」と言います。
東京だからかと思い、年末年始は地方の実家に帰るという人にも聞いてみましたが、ほぼ同じコメントが返って来ました。
伝統を重んじると思しき地方であっても、お節料理に対する思いはこの程度になっているようです。
友人らの地方では鍋やすき焼き、寿司などが、最近のお正月の定番になっているそうです。
お節料理はやがてなくなっていく運命なのでしょうか。
教科書に「お正月に食べた」といったキャプション付きの写真が載るようになり、子どもたちは過去の伝統行事として知るだけになったりして。

普段通りのものを食べて過ごした私のお正月。
食べる以外でなにをしていたかというと・・・執筆でした。
約束した日から大分時間が経ってしまっている原稿を上げるべく、必死で執筆。
お正月には仕事がらみのメールがなく、雑事がない分執筆の速度は上がるので、とても濃密な仕事タイムとなりました。

そして思うのです。
今年こそは、執筆が遅れている理由をあれこれと捻り出すような事態にならないようにしたいと。
「えっ? もうできたんですか?」と編集者に言われるような作家になりたい・・・との野望を抱いています。

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