花の入れ替え

  • 2012年12月13日

年に1度、自宅兼仕事場に飾ってある花を入れ替えます。
飾っているのは、生の花を加工したプリザ。
当初は、プロが作ったものを買っていたのですが、こちらの都合通りのサイズや、花を探すものメンドーになってきて、ここ最近は、自分で材料を購入し、アレンジしています。
これが、ちゃんと習ったわけではなく、テキトー流の独学なもんで、思うようには、完成しないというのが、味というか、オチというか。

こうしたいと思い描いた分の、バラや葉、あじさいなどを、ネットで注文するのですが、注文した品の在庫があるかないかは、2日後にならないとわからないというのです。いったい、どういう在庫管理をしているのでしょうか。たとえば、10箱注文すると、2日後に、在庫は9箱しかありませんでしたと、メールで連絡がくるのです。9箱しかありませんでしたと言われても、こちらとしては、融通を利かせられるほどのセンスも技術もないので、一から、構想の練り直しをするしかありません。

すったもんだした挙句、なんとか、構想通りの量の材料を送ってもらい、作り始めるのですが・・・作り出してみると、思いのほか、花を使ってしまい、もっと花が必要になってしまったりします。慌てて、追加注文をしますが、2日後に、在庫がありませんでしたなんてメールがくると、花器の前でしばらく呆然としてしまいます。

出来合いの物を買った方が、よっぽど簡単なんじゃないだろうかという根本的な疑問が浮かんできますが、そういったものには蓋をして、なんとか完成にまで漕ぎ着けました。

キッチンカウンターに置くのは、横長タイプの花器。プリザは、花をワイヤーで固定し、そのワイヤーをスポンジ状のものに刺します。このワイヤーを隠すのが、プリザをアレンジする時の大事なポイント。プロはこうしたところが、とても上手です。私は不器用だし、プロではないので、ボリュームのあるあじさいで、ごまかしてみました。

赤いバラをたっぷりつかったアレンジは、玄関にある高台の棚の上に置きます。

今年のプリザの入れ替えを終えてみれば、手は傷だらけ。
ワイヤーを切ったり、曲げたりしているうちに、手に生傷が大量にできるのも、例年のこと。
傷だらけの手を見つめながら、もう少し、技術力を上げてみたいもんだと心の底から思いました。

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