へそくり

  • 2017年02月06日

友人の話。
仮にA子としておきましょう。
寝室の本棚の整理をしていた時、本の間に封筒を発見。
中には現金2万円が。
A子はダンナのへそくりだと確信。
さて、どうするか。
「見つけたよー」と明るく言ってダンナに渡す。
といういい妻になるか。
それとも黙って使っちゃうか。
バレても元がへそくりだったんだから文句は言えまい。へへっ。
といういけない妻になるか。
hesokuri
友人は10秒ほど悩んだ後で使っちゃう方を選択。
エステに行き、前から欲しかった靴を購入。

それから少しして夫婦で一緒に出掛けたそうで。
おろしたての靴で靴擦れができてしまい、痛くて歩けないとA子が言うと、合わない靴を安易に買うからそんなことになるんだとダンナ。
カチンときたA子は「これ、あなたのへそくりで買ったのよ」と意地悪さ全開で反撃したところ、ダンナはキョトン。
へそくりなんてしてないと言うダンナ。
だって見つけたものと言うA子。
あんなに少ない小遣いで毎月遣り繰りに苦労しているのに、へそくりなんて出来る訳がないだろうと冷静に語るダンナ。
それもそうだと納得しかかるA子。
そこでよくよく考えてみることに。
すると、もしかすると自分がこっそり隠していたへそくりだったかもしれないとの考えが浮かんできたそうで。
黙り込むA子に、ダンナの反撃が始まったとか。

結局しっかりと記憶が蘇った訳ではないながらも、その2万円はA子がこっそり隠したへそくりだったのに、それを忘れていたのだろうと、彼女自身も思うように。
へそくりをしていたのにそれを忘れ、ダンナのものだと勘違いし、使ってしまったA子のこの話、ツッコミどころがあり過ぎて、どこから攻めたらいいのか困るほどです。

ダンナはへそくりができるぐらい余裕があるなら、月々の小遣いを上げてくれと言い出し、A子としてはそれを呑むしかなかったそうです。
えっ?
A子はそれからどうしたかって?
もしかしたら他にも忘れているへそくりがあるかもしれないと、家中を探しまくったそうです。
今日の教訓。
へそくりをしたら、隠し場所を覚えておこう。

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