プリンターに

  • 2018年04月16日

プリンターのモニター画面にメッセージが出ます。
最上部に1行分の文章が流れる箇所があり、そこに文字が出て、それは右から左へと流れていきます。

そこに「保存した年賀状データが消去されました」という文字が。
はぁ?
私はプリンターに年賀状のデータを保存したことはありません。
保存していないデータが消去されたというメッセージを、どう理解すればいいのでしょう。

保存していないので、データが消去されましたと言われても、「いやいや」で済ませられますが、仮にデータを保存していたとしたら、「おい」と大声で叫ぶでしょう。
こういった時にはさらっと文章を流すのではなく、「ピーピー緊急事態発生」といった音声を出して欲しいところ。

また「消去されました」という文言が気に障る。
まるでこっちではなく、あなたがやったんですからね、と言っているようじゃありませんか。
責任転嫁が透けて見える。

もしメッセージを出すのなら「消去してしまいました。ごめんなさい」ぐらいの文章にして欲しい。
或いは「消しちゃった。てへっ」とキャラを出してきたとしてもOK。
責任をなすり付けてくるよりマシ。

メッセージに対してあれこれ文句を並べてきましたが、そもそも保存していないものを、消去したと判断したのは、どうしてなのかといった疑問は未解決のまま。
またデータを勝手に消去する行為が、プリンターに許されているのが恐ろしい。
仮にどこかからデータを消去せよと指示があったのならば、本当にいいんですね? と確認するのが誠実な対応では。
そこで「はい」を選択した場合に、ようやくデータの消去に進むというのが、プリンターとしての正しい道のように思う。
ま、そんな指示を出していないけど。

プリンターにデータを保存する能力があったことを、今回初めて知った私。
書類などを画像にして取り込むことはプリンターでやっていましたが、保存先はパソコンでした。
プリンター本体にデータ保存ができるらしいと知りましたが、勝手に消しちゃうプリンターに保存する気にはなりません。

実際にうちのと同じメーカのプリンターを使っていて、同じメッセージを受けて絶叫している人というのは存在するのでしょうか。
実際に年賀状のデータを保存していて、それが消去されてしまった人。
保存した後、その年賀状は捨ててしまったという人。
ご愁傷様でございます。

サッカー日本代表

  • 2018年04月12日

ハリル監督の解任を知った時・・・「今?」と思いました。
ファンたちから監督を交代するべきだとの声が上がり始めたのは、随分前でした。
が、負けが続いたり、内容が悪かったりすれば、そういう声が出でくるのが常なので、いつものヤジと捉えていました。

なんだかなぁといった試合が続いても、ハリル監督でワールドカップのロシア大会へ行くのだろうと思っていました。

ワールドカップ前の最後の海外遠征は、これまで私が観てきた試合の中で「嘘でしょ」と呟く回数が一番多かった。
J3の試合を観ている時の方が、よっぽどサッカーの未来を思い描くことができた。
それぐらいのレベルの試合内容でした。

サッカーのクラブチームの監督は、とても簡単に交代させられてしまうような気がします。
それは監督のせいなのか? と思うこともしばしば。
勝つ時も、負ける時も、様々な要素が絡み合った結果だと思うのですが、責任を取らされるのは監督なのです。
大変な仕事です。
だったら選手は安泰なのかといえば、そうではなく、監督が代われば、自分をアピールしてレギュラーを獲得しなくてはいけませんし、戦術が変われば、今までやったことがない役割に挑戦する必要も。
それに自分はサッカーを続けたくても、チームからいらないと言われる可能性もあるし、欲しいと言ってくれるチームがなくて、引退しなくてはならないかもしれない。

そういうギリギリのところで、皆が必死で戦っているんですよね。
これは他のスポーツでも一緒だと思いますが。

代表チームの監督というのは、クラブチームのとは違う難しい要素があるでしょう。
充分な練習時間を取れないとか、怪我人が出たとか。
ただそれはどこの代表チームも抱える悩みで、そうした中で結果を出すことを要求される厳しい世界なんですよね。

10年前だったら・・・どうだったでしょう。
不甲斐ない試合を観ても、舌打ち程度でファンたちも気持ちを抑えられたのではないでしょうか。
それが海外のクラブチームでレギュラーとなるような選手が増え、個々のレベルが上がっているとファンは実感しているが故に、どうしてこれだけの選手を揃えていながら、この試合なんだよと歯噛みする思いが強くなったのでは。
フロントもそうなのかもしれません。
それがここまで決断を遅らせた理由かもしれませんし、だからこそ今決断した理由なのかもしれません。

今回の件で、決断をするのは難しいし、スポーツの世界は厳しいなぁと改めて思いました。
6月のW杯では新監督のもと、選手たちが輝く試合を期待しています。

FAXが

  • 2018年04月09日

我が家は電話とFAX番号が同じ。
電話が鳴ったので受話器を取ると「ピー」とFAXの受信音が。
FAXに切り替えるボタンを押して、受話器を置きました。
FAXの受信が物凄く久しぶりで、そういや、そういう機能があったっけねと思い出しました。
届いたのは3枚。
新入社員の入社式の座席表で、これでいいかと、誰かが誰かに尋ねている。
間違いFAXでした。
すぐにゴミ箱に捨てて執筆を続行。
5分ほどして、また電話が。
受話器を取ると「今、FAXが届かなかったか?」と男性が言う。
名乗りもしない。
「どちら様ですか?」と尋ねると、男性はようやく会社名を名乗りました。
「届きましたね」と私が答えると、「間違えたので、処分して欲しいんですけど」と言う。
申し訳ありませんでしたといった謝罪の言葉も、ご面倒をお掛けしますがといったお願いの言葉もない。
「お前、仕事できねーだろ」と心の中で呟く。
そういうヤツはFAX番号を間違え、電話のかけ方も知らず、謝罪もできず、依頼もできないのです。
仕事ができない人というのは、この部分だけできないというより、見事にすべてができない場合が多いと、私は思っています。

昔のことを突然思い出しました。
自宅に戻ると留守電が入っていたので、聞いてみると・・・「〇〇でーす」という明るい女性の声が。
そんな名前の人、私は知りません。
その知らない人は言います。「年賀状を送ったんだけど、住所を間違えて書いてしまって、戻って来ちゃったの。ごめんなさーい。今年もよろしくー」と。
この女性は住所を間違え、電話番号も間違えたようです。
そそっかしい人というのは、いつだってそそっかしい。
だから全部間違える。

それでは自分はどうかというと・・・天然ボケはいつだって天然。
こういう時には天然ボケにはならない、なんてことはなく、常に天然。
そして年を重ねるうちに天然が落ち着いてきた・・・とはならない。
どちらかというと、その天然ぶりは深く濃くなっている。
人様のことをあれこれ言える立場じゃない。
だから仕事できねーだろと思った男性には「仕事、頑張ってね」と声を掛け、そそっかしい女性には「落ち着いて。ドンマイ」と声を掛けるべきなのでしょう。

今回感じたこと。
性格はその人の人生に大きな影響を与える。

映画「アイリス・アプフェル! 94歳のニューヨーカー」

  • 2018年04月05日

今日は最近観て、胸に突き刺さった作品のご紹介。

まずは映画「アイリス・アプフェル! 94歳のニューヨーカー」。
ドキュメンタリー映画です。
アイリスはインテリアデザイナーであり、実業家であり、ファッションアイコンでもあるといういくつもの顔をもつ女性。
撮影当時94歳のアイリスの忙しい日常を追った作品です。
私はアイリスを存じ上げずこの映画が初対面。
まず、その個性的なファッションに度肝を抜かれました。
そして観ているうちに、その生き様の格好良さと名言の数々に惹かれ、観終わった時にはすっかりファンに。
「自分を美人だと思ったことは、一度もない。私みたいな女は、努力して魅力を身につけるの」
「人の目を気にするのではなく、自分のために服を着る」
「センスがなくても、幸せならいい。皆好きな服を着るべきだもの」
「毎日無難なことを繰り返すくらいなら、いっそ何もしなきゃいい」
・・・とアイリスは語ります。
ね、格好いいでしょ?
盛り過ぎではと思うほどの、ボリューム感のあるアクセサリーを身につけるアイリス。
フツーの人がやったら「おいおい」なのですが、アイリスは見事に着こなしてしまう。
それは自分の好きなものを身に着けているという幸福感と自信が、大きな魅力となって私たちに迫って来るから。
素敵な先輩を見つけると・・・とっても嬉しくなります。

次にご紹介するのはEテレの「びじゅチューン!」。
サイトによれば水曜日の午後7時50分から放送となっていますが、別の時間帯で再放送があるようですし、サイトでは作品動画を観ることもできます。
番組では井上涼さんの作品が公開されます。
世界の美術品を、井上さん独自の視点で歌とアニメで紹介してくれます。
アニメも歌も井上さんが作られているとか。
この世界観が凄いのです。
たとえば・・・ロダンの作品「地獄の門」から、「ランチは地獄の門の奥に」という作品を作っています。
お弁当を買える者と、買えざる者が出るランチ地獄を描いています。
また名城「姫路城」は、難攻不落のプライドが高い女性として描かれ、彼女の初デートの様子が描かれます。
イタリアにある「コロッセオ」にいたっては、「祖母のコロッセオハット」となり、お祖母ちゃんがコロッセオを頭にかぶっちゃっているという設定。
常に5万人の観客から応援されるお祖母ちゃんの人生が描かれます。
アイデアって自由なんだなと思わせる作品の数々。
こうした作品を盛り上げるのが歌。
歌詞も曲も井上さんが作り、自ら歌います。
一度聞いたら、翌日まで頭の中にリフレインするようなメロディー。
ハマリます。

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