小説「僕は金(きん)になる」が書店に並び始めました

  • 2018年09月13日

新刊「僕は金(きん)になる」はお近くの書店に並び始めたでしょうか?
見つけられない場合は書店員さんに聞いてみてください。

アイデアはどこから?
とよく聞かれます。
決まった法則はなく、ふと思いつきます。
それは映画を観ている時や、テレビを観ている時、料理をしている時、電車に乗っている時・・・様々な時にこの「ふと」がやって来ます。
それを忘れないよう、自宅のあちこちに付箋とペンを用意していて、すぐにメモを取れるようにしてあります。
外出中であった場合にもすぐにメモれるよう、付箋とペンを持ち歩いています。

このアイデアの種のようなものを、ネタ帳に転記しておきます。
そしてこのネタ帳を時々引っ張り出して、あれこれ書き加えていきます。

「ふと」思い浮かぶのは様々な種類のことです。
ストーリーを思い付く時もありますし、キャラクターの時も、特殊な世界の時もあります。

その時は「これ、小説になりそう」と思っていても、そこから先へと進めないことも多々あって、すべてが小説になる訳ではありません。
どちらかというと「いいと思ったんだけど、なんか違った」といったケースの方が多いです。
それでも「ふと」がやって来た時には、付箋に書き付けておきます。

小説「僕は金(きん)になる」の最初の「ふと」は、「勝負師」だったと記憶しています。
元々なにか一つのことに全身全霊で向かっている人が好きで、だからこそスポーツ観戦が好きなのかなと思っています。
ですから「勝負師」ということが「ふと」思い付くのは、自然の流れだったのかもしれません。

この思い付きからあれこれと妄想を広げていき、「僕は金(きん)になる」が生まれました。
ちょっとおかしな家族たちの40年に亘る物語内で、将棋だけは強い姉ちゃんが登場します。
社会人として全然ダメな姉ちゃんですが、将棋をしている時だけは輝きます。
そんな姉ちゃんが弟には眩しく映る。
自分にもなにか特別な才能があるのではないかと期待している少年が、様々な経験をして、年を重ねて、人生を振り返った時なにを思うのか。
それを、この小説を読んで感じていただけたらと願っています。

新刊「僕は金(きん)になる」

  • 2018年09月10日

北海道の皆さんは地震で大変でしたね。
ドローン映像をテレビで見ました。
山肌がざっくりと削り取られた様に言葉を失くしました。
自然の恐ろしさをまた改めて感じました。
大変な目に遭われた皆さんに、心からお見舞いを申し上げます。

今日はお知らせがあるので、この地震とは別の話をここに書かせていただきますね。

9月12日発売予定の新刊「僕は金(きん)になる」の見本が届きました。

見本を手にした時。
すごく幸せな気持ちになります。

ここに辿り着くまでには、とてもたくさんの人たちからサポートを頂戴しました。
それを思うと胸がいっぱいになります。
そして感謝の気持ちが胸に溢れます。
ご協力くださった皆さん、どうも有り難うございました。

この装丁どうですか?
「ん? なに?」と興味をもって貰えるような、強さとコクのある装丁ではないかと思っています。
そしてちょっと懐かしい感じも漂っていますよね。
初めてこのラフ案を見た時「そういえば、昔はポットに花柄が描かれているのが主流だったなぁ」としみじみしました。
あれはなんでだったんですかね?
無地が主流というならわかりますが、何故か花柄が描かれているポットや炊飯ジャーの方が多数派でした。
何故花柄が家庭に普及したのかという謎と共に、一体いつから家電品からその花柄が消えたのかという疑問が。

この難問の答えはいつか手に入れるとして、小説の内容について少しお話をすると・・・ちょっと個性的な家族の40年に亘る物語です。
フツー過ぎる自分が悩みの守。
明るいろくでなしの父ちゃん。
常識とは無縁の自分の世界に住む姉ちゃん。
ご立派な母ちゃん。
年月を重ねるうち家族同士の関係性に変化が生まれます。
また成長する人、成長しない人がいます。
腹を立てたり、頼ったり、いろんなことが起こります。
家族ってメンドー臭いのです。

昭和から平成の40年に亘る時間の中で、家族がどんな風に形を変えていくのかを、味わっていただけたらと思います。

9月12日頃から一部の書店さんに並び始める予定ですが、地域によっては数日ずれることがあります。

新刊のお知らせ

  • 2018年09月06日

来週新刊が発売になります。
9月12日頃から書店に並び始める予定です。
タイトルは「僕は金(きん)になる」です。
祥伝社さんのWEBマガジン「コフレ」で連載していた小説が、単行本になります。

発売まで1週間ほどの今作家はなにをしているのか・・・なにもしていません。
強いて挙げれば祈っています。
なにか突発的なトラブルが起こったりせず、無事に読者に本が届きますようにと祈るのです。

ゲラはもう最終チェックを終えていて、私の手は離れています。
新刊発売にあわせて更新予定のこのHPの準備なども、制作をお願いしている会社に依頼済み。

楽しみで、そわそわしていて、心配している・・・そんな精神状態で毎日を過ごしています。

小説「僕は金(きん)になる」の執筆はどうでしたか? と問われたならば・・・「なんか大変でした」と答えたくなる。
書きたいと思って取材と勉強を始めたのは、10年ぐらい前のこと。
少しずつ情報と知識は増えていくものの、小説という形にまとめることができない。
そんな状態で月日が過ぎていきました。
それがやっと小説になり本として刊行できるように。
ほっとしています。

小説を書き終えた時達成感と寂寥感があります。
なんとかゴールまで辿り着けたという達成感と同時に、これで登場人物たちとはお別れなんだなと思って寂しいのです。
それじゃ、小説を本という形にする時はどんな感情になるのかといったら・・・登場人物たちを相応しい場所に送り届けたといった感覚になります。
小説を書き終えた時に一度別れを経験しているので、寂しさよりも「元気でね、そっちで皆と仲良く暮らしてね」といった気持ちが強いです。

で、どんな話なのかというと・・・それはまた別の日に。
ふふ。
焦らす作戦です。

読書の秋と申します。
小説を楽しむのにもってこいの季節ということでしょう。
いつも以上に小説を読みたいなぁといった気持ちになったなら「僕は金(きん)になる」をぜひ。
この小説を手に取って貰えますように。
今夜も月に向かって祈ります。

三角コーナーを

  • 2018年09月03日

ぼんやりとテレビを見ていたら・・・ショップスタッフがインタビューに答えていた。
「うちの店で1番売れているのは自立式の水切り袋です」と言う。
ん?
なんだそれ?
身を乗り出して拝聴すると、三角コーナーの替わりにシンクに置き、そこに生ゴミを捨てるモノらしいとわかる。

急いでネット検索してみると、様々な自立式の水切り袋が存在していました。
そういうの私にも教えて欲しい。
早速購入したのがこちら。

こんな風に広げると袋を立たせることができるので、シンクの隅に置ける。
ここに生ゴミを捨てる。
メッシュのようになっていて、全体に小さな穴が開いているので、そこから水は排出される。
ゴミはこの袋のまま捨てればいい。
なんちゅう優れもの。

キッチン掃除の中でなにがメンドーかといって、三角コーナーでした。
中に水切りネットを仕込んでも結構汚れる。
他の箇所であれば無視できる程度であっても、キッチン周りであるとそうそう無視できない。
なので、ぶつぶつ言いながら掃除する。
という日々を過ごしてきました。

それが一気に解決です。
すぐに三角コーナーを捨てました。
誰が開発したのでしょうか。
素晴らしい発明です。

こういった品にこれまで気付かなかったのは、私が日用品をネットで買っていて、お店に行かないからでしょうか。
もしお店に行き、水切り袋が並ぶ棚の前に立ったのならば「立てる」とか「自立式」といった言葉が書いてあるパッケージに気付き、「ちょっと待ってよ、これなに?」ともっと前にその存在を知りえたのかも。

ネットの場合1度購入すると履歴が残ります。
その履歴ページから購入するため、使い勝手が悪く別のモノにしたいと思っている時でなければ、同じモノをカートに入れてしまい、比較検討をしません。
そもそも「いい水切りネットが欲しいのよね」と思っていない。
「どれも大体一緒でしょ」と思っている。
なので、殊更探したりしない。
ページの下部などに「あなたにオススメの品」として、他の品の画像が並んでいたりすることはありますが、画面を下に動かしてページの隅々まで見たりしないので「あら、なにかしらこれ?」といった展開にはならない。
リアル店舗よりネットショップの方が視野は狭くなり、新しい品との出合う確率が低いなんてこともあると知りました。
とんだ落とし穴でした。


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