日用品を買っていたサイトがありました。
シャンプーだの洗剤だの、液体のモノが多くて重いし、ドラッグストアが自宅近くにないため、通販を愛用していたのです。
そこで購入すると手元に届くのは3、4日後。
まぁ、充分です。
購入した複数の品のうちのいくつかが在庫がなかったなんて時には「取り寄せ中なので、在庫があるモノだけ先に送って、残りは1週間後になります。許して」といった内容のメールが届きます。
まぁ、しょうがない。この程度のことなら許す。一応大人だし。
ところが。
春頃になると、待てど暮らせど品物が届かないといった事態が毎度起こるように。
注文して2週間後になって「一部の品の在庫がありませんでした。キャンセルしますか?」といったメールが来る。
今、聞く?
どうした? なにがあった?
世の中はどんどん便利になっていってるのに、サービスが一気に悪化したのはどうしてだ?
システムや流通のどこかでトラブったといった、一時的なものだったら我慢もしましょう。
一応サイトには「出荷が遅れていてすみません」的な文言が載ってはいるものの詳細は不明。
そしてこうした事態が2ヵ月。
注文して2週間経っても手に入らないため、手持ちの在庫がなくなり、えっちらおっちらドラッグストアまで買いに行くはめに何度も見舞われる。
そこで別のサイトを利用してみることに。
いつも使っている品を探し当てるのにちょっと苦労しましたが、なんとか会計のページまで進む。
カード番号を入力して、ふと画面を見ると、受け取り日時を指定できる欄が。
そこに最速だと翌日受け取れると書いてある。
しかも9時から10時などと、受け取り時間を1時間単位で指定できるとなっている。
すっげぇ。
これこれ。
こういうのを利用して「あ~、すっかり便利になったわよねぇ」と感慨に浸りたい。
すっかり気に入った私は、日用品はこの新たに見つけたサイトで購入することにしました。
以前購入していたサイトからは、5%オフのクーポンをプレゼントするといったDMメールが頻繁に届くように。
そういうことじゃない。
と思うのです。
値段が安いのは嬉しいですが、2週間後に届くかどうかわからない日用品を注文する気にはなれない。
そこでしか買えないとか、名前を入れるなどの特別な作業を依頼した、といった場合であったら2週間は待てますが、ドラッグストアで大量に売られている品を、そうは待てない。
こんな風に突然サービスが悪くなるケースもあるんですね。
予想以上の大量注文がきて、処理能力を超えてしまったとか、そんな理由なんでしょうか。
友人A子の夫、B男が手品を始めたという。
無趣味だったB男が初めて趣味らしきものを見つけたようだったので、家族は笑顔で応援。
B男は練習を重ねた後家族にお披露目。
下手なので思いっきりネタバレしていても「わー、パパ、すごーい。どうやったの?」と家族は驚く。
打ち合わせをした訳でもないのに「わー」と驚く様子をする子どもたちを見たA子は、自分の子育ては間違っていなかったと確信したという。
ある日、B男は手品仲間と老人ホームへ慰問に行くと言い出した。
A子は大反対。
子どもたちも。
もう少し練習してからにした方がいいと、皆でB男を説得しにかかる。
自分の手品の技を褒められていると思っていたB男は、まさか家族から反対されるとは夢にも思っていなかった。
意地になって慰問に行くと言い張る。
説得に失敗し、B男は老人ホームへ。
その日・・・B男はご機嫌で帰って来たという。
なんでも入所者たちから大きな拍手を貰ったそうで。
仲間が撮ったという動画を見せて貰ったら、B男は拍手喝采を受けている。
目が悪いせいなのか仕掛けが袖口から出ているのに、驚いた様子の入所者たち。
予想外の好感触な様子に、A子はとても驚いたと言っていました。
が、それで終わらなかった。
B男が今度は仲間と養護施設に慰問に行くと言い出した。
子どもはマズい。
真っ直ぐな質問をしてくるし視力がいい。
A子たちはまたもや、もう少し練習してからにした方がと言ってみたそうですが、B男は聞く耳持たず。
養護施設に慰問に行った日、なかなかB男が帰って来ない。
玉砕されて、どこかで飲んだくれてるんじゃないかと家族は思っていたらしい。
日付けが変わる頃B男がご帰還。
荒れているかと思ったらにこにこ顔だったとか。
なんでも、1人鋭い子がいて「それはなに?」とか、「そっちの手を見せて」などと言ってきたらしいのですが、職員がどうやったのか、その子を黙らせてくれたため、会は大変盛り上がったとのこと。
子どもたちが自分の手品に夢中になってくれている様子が、とても嬉しかったらしく、B男はもっともっと上手になって、もっとたくさんの子どもたちに見せたいと宣言したそうです。
A子は言いました。
「毎日のように怖い事件や、殺伐とした話を聞くけれど、なんだかんだ言っていい人って多いのね」と。
皆の思い遣りを感じたそうです。
「スーパーボランティア」という単語を初めて知りました。
そういえば、昔「スーパー読者」という単語を学んだのは、叶姉妹からだったことを思い出しました。
行方不明だった子どもの、小さな命が助かったのはなによりでした。
一方で捜索のプロであるはずの警察が、見つけられなかったことが気になります。
警察は子どもが発見された区域を捜索していなかったという記事を読みましたが、それが本当ならば、なにしてんだよと言いたくなります。
ボランティアに注目が集まったここ数日。
友人A子は半年ほど前から、自分に合うボランティア活動を探す旅をしています。
誰かの役に立ちたい、なにかに貢献したいとの思いがあるものの、なにをやったらいいのかがわからないらしい。
ネット検索すればたくさんのボランティアグループがあり、その活動も様々だとわかる。
自分はなにができるのか、どんなものは無理なのか、それがはっきりしないため、どういったグループに参加したらいいのかがわからないと言います。
取り敢えずいくつかの活動に参加してみたそうです。
子どもたちの勉強を手伝っているグループの活動に参加してみると・・・2次関数ってなんだっけと、こっちが教えて欲しいぐらいの学力しかないことに気付いて断念。
寄付で集まった食材を、家庭に配って回るグループの活動に参加した時には・・・食材の詰まった段ボール箱を持ち上げた時、ぎっくり腰になりドクターストップ。
子どもたちに本を読むグループの活動に参加したら・・・他の人が本を読んでいる時には、夢中で聞き入っていた子どもたちが、A子が読み始めるとぐずったり、泣いたりし出したとか。
退屈した子どもたちが、本を読むA子の目の前で、おままごとを始めた時には、ちょっと泣きそうになったと言っていました。
ボランティア活動探しも大変です。
A子の場合自分になにができるのかと考えるうちに、ボランティア探しがいつの間にか自分探しになってもいる様子。
それじゃ、私は? と考えると・・・A子と同じように、なにができるのかわかりません。
なにだったら提供できるのか、なにを求められているのか。
と、考え始めたら、やはり自分はなんなのかといった、難しい問題と向き合うことになっていきそう。
あまり深く考えすぎず、えいやっと、とにかく飛び込むのがいいのかもしれませんね。
足の指の巻き爪治療をしていると、以前このブログにちらっと書きました。
その後どうなったかというと、1年ぐらい専門のクリニックへ定期的に通っていたのですが・・・MRI検査を受けることになり、爪を矯正しているワイヤーがNGのため、自ら外してしまいました。
爪の両端が皮膚に食い込んでいた状態だったのが、ほぼ平らになっていたので、治療は終わりにしていいかなと、独自判断をしたわけです。
ところがまた両足の親指の爪の両端が、ぐいっと皮膚に食い込み始めました。
さぁ、大変です。
クリニックへ行けば1本1万6200円かかります。
両足なので3万2400円。
これを2ヵ月に1度交換しながら、1年ぐらい掛けて矯正していかなくてはいけません。
爪の両端にワイヤーを引っかけ、それをぐいっと持ち上げるようにして留めます。
このワイヤーは真っ直ぐになろうとする働きをもったもので、巻いて行こうとする爪と戦い続け、真っ直ぐにしようとするのです。
爪と戦うワイヤーを1年間見守り続けるには、お金が掛かる。
もっとなにかいい方法はないのだろうかと、ネット検索してみたら・・・ありました。
巻き爪クリップなるモノが発売されていました。
これも真っ直ぐになろうとする働きをもった素材で出来ていて、自分で爪に嵌めるらしい。
1個5千円弱ぐらい。
本当に効くのか半信半疑ながら取り寄せてみました。
それがこちら。
小ささをわかっていただくために、ボールペンと並べてみました。
使用して3日もすると、爪の両端のアールのキツさが随分と改善されているのがわかりました。
そして1週間が経った頃には、食い込んでいたせいで常に感じていた鈍痛が消えました。
凄いです、これ。
昨日電車に乗ったらサンダル履きの女性の足元に目がいきました。
両方の親指にテープがはられていました。
そのはり方は私のと一緒。
同じ巻き爪クリップを使用中の同士と思われます。
この巻き爪クリップは、嵌めただけでは外れてしまう危険性があるので、テープなどで固定する必要があります。
そのはり方から同士を見つけた私は、なんだか心強い気持ちになって、思わず「頑張りましょう」と心の中で声を掛けていました。