服のレンタル

  • 2019年02月21日

定額で服を貸してくれるサービスができた。
と聞いた時、その月額料金がそこそこのものだったこともあり、さて、そのサービスはウケるのかしら? と疑問に思いました。

その後そのサービスを利用する会員数はどんどん増えて、複数の企業も参入し、活況を呈しているといったニュースを聞きました。
私の予想は外れ、たくさんの方が利用しているようですね。

私の場合Tシャツなどを除き、ほぼほとんどの服を直さなくてはなりません。
既製服のサイズと身体が合わないのです。
平たく言うと背が低くて手足が極端に短い。
長袖のブラウスなんかだと、手のほとんどが隠れちゃう。
なので袖の長さをカット。
パンツの場合はもっと大変。
まず丈をカット。
更に太腿がとても太いので、太腿周辺を広くして貰う。
服のリフォーム店にお願いする時はいつも「限界ギリギリまで広げてください」と言う。
それ、デザイン変わっちゃってない?
といったツッコミもあろうかと思います。
その通り。
こんな私には服の定額レンタルサービスはむいていませんね。

小説の中で登場人物たちの服装や持ち物をどうするか、またどの程度描くかといったことはとても重要です。
読者にとっては、登場人物がどういった人物なのかを想像する足掛かりとなる情報です。
でもあまり詳細に書き過ぎてもダメだと私は思っています。
それは想像する楽しみを読者から奪ってしまうから。

新刊「オーディションから逃げられない」の中では、3姉妹が持っているバッグの違いを描きました。
どういうバッグを持っているか、またそれはどういった理由からなのか。
この違いを描くことで、3姉妹の個性の違いをはっきり表現したいと考えました。
どうでしょう。
読者の皆さんが3姉妹を想像した時、この情報は役に立ったでしょうか?
そのシーンは後半なので、すでに頭の中に出来上がっていた登場人物像を補強するといった程度だったかもしれません。
例えそうだったとしても、読者の皆さんの頭の中にある映像をクリアにするのに、貢献できていたのなら嬉しいのですが。


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