専門雑誌

  • 2019年05月20日

専門雑誌が大好きです。
全体としては雑誌の刊行部数は減っていると聞いていますが、そんな時代にあって頑張っている専門雑誌は結構あります。

その魅力に嵌ったのは小説の執筆のため。
登場人物の仕事や趣味に設定した世界を勉強するため、その専門雑誌を購入したのがきっかけでした。

専門雑誌の内容は・・・どれも濃いし熱い。
そこが今、沸騰しているところなんだぁとか、そこが壁なのかぁとか、様々なことを窺い知れて面白い。

こうした専門雑誌は、全ページを隅々まで読み込みます。
記事だけでなく広告ページも楽しいからです。

飲食店経営者向けの専門雑誌の広告では「今日入ったパートさんでも扱える」とのキャッチコピー付きで加工機械が紹介されていました。
盆栽の専門雑誌では「サツキに最適な土はこれに決まり」と言い切るキャッチコピーが。
読者の姿がはっきりと見えているからこその広告ページが多いのが特徴。
門外漢からするとそれらすべてが新鮮で楽しい。
鳥、鉄道、サイクリング、写真、犬、受験・・・様々な専門雑誌が未知の世界を教えてくれました。

ボウリングの専門雑誌では「誰か〇〇を止めてくれ」といった記事を発見。
同じページには西洋人に見える女性の写真が掲載されていますし、〇〇のところには女性っぽい名前が入っているので、その人のことを差している様子。
その写真は太腿ぐらいの太さをした二の腕で、ボウルを後ろに振り上げている瞬間のもの。
真剣で闘志を前面に出しているその姿は、ちょっと怖いぐらい。
記事を読まなくても、その人がぶっちぎりで勝ち続けているんだろうなというのが推察される。

こういうその世界におけるスーパーヒロイン、ヒーローを知るのも、専門雑誌の楽しみの一つです。
記事を読むと想像通りいくつもの大会で、考えられないぐらいの高得点で優勝し続けている模様。
完璧なフォームから繰り出されたボウルが、ストライクを積み重ねて優勝をもぎ取っていくらしい。
記事の最後に置かれた写真を見ると、表彰式の時のものなのか、ぶっちぎりヒロインが笑顔でトロフィーを掲げている。
幼子を泣かせるぐらいの迫力があった投球写真とは打って変わって、穏やかな笑みを浮かべている。
こうしたギャップっていいですよね。

私が大好きな専門雑誌もWEB化の傾向に。
未だに紙派の私としては、WEB化は致し方ないにしても、紙の形態も残して欲しいと思っているのですが。


Copyright© 2011-2019 Nozomi Katsura All rights reserved. No reproduction and republication without written permission.