空を飛ぶ

  • 2019年06月17日

アメリカの企業がメルボルンでも、空飛ぶタクシーを始める予定だと発表したという。
開始予定は2023年だとか。
そんなすぐ?
SF映画では必ずといっていいほど車は空を飛んでいますが、これがどうやら実現するみたいです。

この企業が海外展開先の選定をした際には、日本も最終候補に残っていたとか。
もし日本が選ばれていたら・・・どんなことになっていたんでしょう。
タクシー業界は反対するんでしょうか。
それとも事業拡大のチャンスだと思うのでしょうか。

そもそもこれは、渋滞する都市を短時間で移動するための解決策として開発されたもの。
そっちの方が便利だわということになって、皆が空飛ぶタクシーを利用しだしたらどうなるのでしょう。
今度は空が渋滞になったりしないんでしょうか。
「運転手さん、急いでいるのよ」
「今日は混んでるんですよねぇ。月末ですからね。それに今、〇国からお偉いさんが来てるでしょ。禁止エリアが広がってるもんだから、そこを避けようとルートが同じになっちゃうんですよ、それでいつもより混んでるんです。急いでいるなら降りますか? 今日は下道で行った方が早いかもしれませんよ」
「そうなの? 困ったわねぇ」
なんて会話が乗客と運転手の間で交わされたりして。

それに、どうしてタクシーだったんでしょうか。
バスではない?
一度にたくさんの人を乗せるとなると、バス停をどこに? といったインフラの問題が出て来るんでしょうか。

そのうちに日本でもなんてことになったら・・・高所恐怖症の私はどうしたものかと。
飛行機で窓側の席になってしまった場合、誰かに譲ります。
譲れない場合はブラインドを閉じっ放し。
景色が目に入ってしまうと「飛んでる」ということを思い出し、お尻がぞわぞわしてしまうからです。
そう。
乗っている時は「私は今、飛行機には乗っていない」と自分に言い聞かせているのです。
自分を騙しながらの搭乗。
旅行先でロープウェイに乗る羽目になった時も、これと同じ対処法で恐怖を乗り越えます。

こんな私が空飛ぶタクシーに乗れるでしょうか?
絶対大きな窓がありそうだし、下手したら底が透明になっていそう。
そして空飛ぶタクシーの広告では「足元からも街の様子を見られます」とかなんとか謳いそう。
「私は今、飛んでいない」と自分に言い聞かせるには、物凄く強い意志が必要な気がする。

そもそもそこまで急いで移動しなくてはいけない場面が、私にあるのかといった点を考えると・・・ないという答えが出ました。
救急車とか消防車とか、人命を救うための車が飛ぶようになったら、とってもいいように思うのですが・・・どこかで誰かが開発中でしょうか?

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