笑う

  • 2019年07月01日

山形大学医学部によれば、「笑わない人」は「笑う人」より死亡率が2倍高いという。
ちょっとびっくりするデータです。
2万人の健診データを収集して分析した結果だとか。
データの規模が大きいので信頼性が高そうです。

笑う頻度では「ほぼ毎日」の人が36%、「ほとんどない」は3%だったとのこと。
ここで思う。
私は今日笑っただろうかと。
あ、笑った。
さっき人間ドックの予約を確認する電話をしたのですが、相手があまりに取っ散らかっていて、その仕事の出来なさ加減に、思わず笑ってしまったのでした。

昨日はどうだったのか?
打ち合わせがあったので、喋ったり、話を聞いたり、考えたり、迷ったり、最終的に決断したりといったことはしましたが、笑ったかどうかは記憶にない。
笑顔を作ったとは思うんです。
喧嘩腰で打ち合わせに参加する訳じゃないので。
ただ笑ったかどうかははっきりしません。

基本的に自宅で執筆する毎日なので、そもそも人と接する機会が少ない。
なので、笑う機会自体が人と比べて少ない。
マズいですね。
死亡率が高くなってしまいます。

本や映画、テレビなどを楽しんでいる時はどうでしょう。
そうそう笑わせてはくれないですよね。
と、ここまで考えて不安になってきました。

本を読んで大笑いしたのは・・・小説のタイトルも著者名も忘れてしまったのですが、海外の作品でした。
時間を行ったり来たりするタイムトラベルもの。
定番中の定番ものなのですが、その作品は他のと違っていました。
設定は、現実を変えるために過去のある時点に行き、修正をして現在に戻って来るという、タイムトラベルのオーソドックスなものと一緒。
ただ1ヵ所修正したら、そこから新たな展開をしてしまい、変えたかった結果が思い通りのものにはならなかった。
そこでまた前回とは違う過去のある時点に行き、修正をして現在に戻ってみると・・・また予想とは違う展開をしていた。
そんな風に現在と過去を行ったり来たりして修正をしているうちに、主人公はもうなんだかわからなくなってしまう。
どこをどう修正したら思い通りの結果になるのかと。
そしてやけくそになって、時間軸の中のあっちこっちに出没するという物語。
そのやけくそっぷりが可笑しくて、大笑いしました。

こんな風に大笑いする本をたくさん読んで、笑うようにしたいと思いました。

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