価格とは

  • 2020年01月09日

福袋を購入しましたか?
友人の中には大好きという人がいて、毎年綿密に計画を立てて買い漁っています。

昔は中身がなにかはわからないのがルールでした。
どんなものが入っているかわからないから、くじ引きのような感覚があって、それをも楽しんでいたように見えていました。
しかしいつの頃からか透明な袋にしてあったり、中身をはっきりと明示したりするように。
福袋に興味のない私からすると、それでは楽しさが半減するのではなかろうかと心配するのですが、それはそれで外れでがっかりすることがないと人気のようです。
こうした中身がわかっている福袋のスタイルは、定着したみたいですね。

先日見たチラシには「ファーづくし福袋」なるものが紹介されていました。
毛皮のコート3点に、マフラー、ショールといった首を巻くものなど、合計15点が入ったもので、価格は110万円でした。
1袋限りとも書かれていました。
誰がお買い上げになるのでしょう。
極寒の地にお住まいのマダムでしょうか。
そういった方であれば、すでにおもちではないかと思うのは、私が世の中をわかっていないからでしょか。
そしてこれぐらいの価格になると、高いのか安いのか、お買い得なのかが全然わかりません。

価格といえば・・・メルカリに化粧品を出品した話を。
間違えて愛用しているのではないシリーズの、クレンジングクリームを買ってしまいました。
気が付いた時にはすでに返品期間は過ぎていたため、捨てるしかないのですが、それは勿体ないと思いメルカリで出品することに。
それを私は5,500円で買ったのですが、3,500円の値段を付けて出品。
すると3,400円にしてくれないかと交渉してくる人が。
3,500円だったら買わないが、3,400円だったら買うって?

これまで何度かメルカリに出品してきましたが「値切ってくる人は、結局買わない」とのセオリーを学んでいました。
出品すると、それがバッグでもマスクでも、とにかく値切ってくる人が現れる。
返信するのがメンドーで返信せずにしばらく放置していると、別の人がこちらの設定価格ですでに購入してくれていたりするパターンが多い。

私は心を強くして「値段は下げません」とメッセージを送りました。
それは画面に残るので、他の人も値下げ交渉が決裂したことがわかります。
このため1度このような遣り取りをした後は、別の人から値下げ交渉は入らなくなります。
まぁ、そのうちに別の人が買ってくれるんじゃない? と軽く考えていたのですが・・・売れない。
見ている人は多いのですが売れない。
100円のせい?
私が100円の値引きを受け入れたら、売れる品なの?
マーケットの厳しさの洗礼を受け、価格設定の難しさを思い知る。
出品してから1週間が過ぎましたが、未だに売れていません。
商売って深遠な世界ですね。

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