年賀状のジンクス

  • 2020年01月16日

今年も年賀状を貰いました。
仕事関係の方からも、友人からも。
年賀状にどれくらいの熱があるかというのは、人それぞれ。
毎年凝ったデザインと内容で感心させてくれるものから、既製品を使って無個性で押し通したものまで色々です。

年賀状に使う写真も様々。
子どもやペットが多いです。
たまに自分だけの写真という人も。
こうした場合では、カメラマンに撮って貰ったのかなと思うほど、アートな仕上がりになっている自分の写真を採用する人もいますし、どこか旅行に行った時のスナップを使う人もいます。

そして王道でしょうか。
家族揃っての写真を送ってくれる人もいます。
そうした家族でピースの写真を入れた年賀状を見る度、私は不安になります。
なぜって、そういう年賀状をくれる人の離婚率が高いから。

どういう因果関係があるのか、たまたまなのかはわかりませんが、私が貰う年賀状に限っていえば、家族でピース写真の年賀状を送る人の離婚率は、そうではない年賀状を送る人の離婚率の十倍ぐらい高い。
だから家族でピースの年賀状を受け取ると・・・ここは大丈夫だろうかと心配になるのです。

友人A子の場合は・・・家族全員でのピース写真を使った年賀状を、毎年送ってくれていました。
写真の中の子どもたちは、毎年びっくりするほどの成長をみせていく。
一方で親たちは年を重ねていく姿が写っている。
そしてある年の年賀状。
既製品の年賀状になる。
隅の方に手書きで近況などを書いてくれてはいるものの、それまでとは随分と趣の違う年賀状になっていました。
その翌年の年賀状。
一瞬、誰からのものかわからない。
既製品の年賀状の隅に見慣れた筆跡を見つける。
そこには「離婚しました」と書いてある。
あっ。
送付元の名前が旧姓に戻っていたため、誰からのものかピンとこなかったのでした。

仲良さそうに頬と頬とくっつけ合って、写真の中におさまっていた夫婦の姿を思い出し、人生はなにが起こるかわからんもんだと思います。
同時に家族でピース写真の夫婦の離婚率の高さに、慄くのでした。

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