海外ドラマの話

  • 2020年09月07日

ウイズコロナとなった現在。
これまでとは時間の使い方が、変わったのではないでしょうか。
自宅で過ごす時間が増えている皆さんには、様々な本を読み読書の楽しみを味わって頂きたいと、作家としては願っています。

そして読書の合間にはテレビドラマはどうでしょう。
シリーズものを一気に観るというのも、こんな時期ならでは。
今日は最近私がハマっているテレビドラマをご紹介。

まずは「ボルジア家 愛と欲望の教皇一族」。
1490年代のルネッサンス時代の教皇一族の物語です。
「どこで撮影していますかね?」と聞きたくなるほど、世界観のスケールが凄い。
実在する教会内で撮影しているのか、セットなのかはわかりませんが、いずれにせよその荘厳でいながら絢爛たる場所で、濃密な人間ドラマが展開していきます。
公式HPによれば製作費は50憶円だとか。
さもありなん、のスケールです。
衣装も凄く素敵で、ため息が出るような豪華さです。

特に注目しているのは教皇の娘、ルクレツィア。
こんなに完璧な美人って存在するのって驚くほどの美女。
CGで理想の美人を作って、それを画面の中でオペレーターが動かしてるんじゃないかってぐらいの、パーフェクトな美しさ。
当初14歳の設定で純情な娘。
天使が言いそうな台詞を口にして、周りの男たちをメロメロにする。
しかしこんな天使だって、生きているうちにスレていくはず。
このルクレツィアがどうなっていくのかを、楽しみに観ていこうと思っています。

次に紹介するのは「刑事フォイル」。
イギリスのヘイスティングスが舞台の刑事モノです。
時代は1940年代。
第二次世界大戦中のお話です。
主人公の刑事フォイルが、なんともいい味を出しています。
シャイで愛している息子を前にしても、ちゃんと目を見て話せない。
こんな内気な刑事を主人公にしているのが、とても新鮮です。
DNA分析も監視カメラもない時代なので、フォイルの洞察力と推理力が頼り。
それがまた味わいとなっています。
捜査中にはあっちこっちから圧力が掛かる。
実際にこういうケースがあるのかどうかは知りませんが、古今東西の刑事モノでは、こうした横やりが入ることになっています。
「刑事フォイル」は設定が戦時中ということもあり、そうした定番の横やりに加えて、国益を守るために目を瞑れ、という指示が上から出たりします。
フォイルは自らも国のために戦いたいと、異動希望を何度も出しているぐらい愛国心は強いのですが、毎度却下されています。
なにが正義なのかが不確かになっている戦時中に、ジレンマを抱えながらも、シャイな男がコツコツと捜査をして事件を解決していく。
その姿に惹かれます。


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