鼻患い

  • 2020年12月10日

去年から今年初めにかけてのことです。
最初は声がかすれるようになり、やがて咳が止まらなくなりました。
慢性副鼻腔炎の悪化から上咽頭炎症へと移行し、咳喘息へと進んでしまったためです。
病院を何軒も渡り歩くはめになり大変でした。

そもそもの原因は慢性副鼻腔炎。
何年もこの症状を軽減させるために、鼻と喉の奥を潤すべく、吸入器を1日3回使用してきました。
それなのにこの事態に見舞われたので、今シーズンはどうしようかと不安に思っていました。

鼻洗いなるものにトライしようかと考えましたが、なんか失敗しそうな気がする。
それで中耳炎になって、こんなオチかよと呟く自分の姿が目に浮かぶ。

鼻洗いのことを色々調べていたら、液体を鼻に注入するタイプと、スプレータイプの2種類があるようでした。
抵抗感のある人には、スプレータイプがお勧めだと書いてある、耳鼻咽喉科のドクターのサイトを見つけ、それじゃ、やってみるかと決意しました。

スプレーの先端を右の鼻の穴に入れてプシュー。
右の鼻の穴から、だらだらとその液状のものが垂れる。
次に左の鼻の穴にプシュー。
左の鼻の穴からだらだらと液状のものが垂れる。
その後で軽く洟を噛んでしばらくすると・・・イイ感じ。

1日1回使用して3日目のことでした。
垂れてきた液状のものが赤い。
鼻血でした。
調子に乗ってやり過ぎたのでしょうか?
製造元の公式サイトには、使用回数の制限はないと書いてあったのですが・・・。
2日経ち洟を噛んでも鼻血が出なくなったので、右の鼻の穴にプシューをしたら・・・また出血。

長年慢性副鼻腔炎を患っているため、常に炎症が起きていますから、刺激に対して弱くなっていたのかも。
もう手術しかないのかなぁと、ため息。
手術してもいいですよ。
それで治るなら。
でも再発する人が結構な確率でいるというのです。
つまり完全に治せる方法は確率されていないのです。
こんな宿命、背負いたくなかった。

就寝中はエアコンは消して、オイルヒーターだけを付けていたのですが、加湿器も使用してみることにしました。
これまで就寝中に加湿器を付けなかったのは、その稼働音があまりに煩いから。
初めて就寝中に使った時は寝ぼけて、こんな夜中に工事かよと思ったぐらい。

朝方になると鼻が詰まって息が苦しくなっていたので、就寝前に6時間後にスイッチが入るよう、タイマー設定をしてみました。
すると・・・朝起きたら鼻が詰まっていなかった。
なにこれ。
どうしたの?
私じゃないみたい。
呼吸が苦しくないわ。
他の人は皆、こんなにストレスフリーで呼吸をしていたのね。
と、感動しまくり。

「喧しいけれど、あなたと一緒に生きていくことにするわ」と、加湿器に向かって宣言しました。

日本全国の鼻詰まりの皆様。
就寝中の加湿器。
どうぞお試しください。

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