授業

  • 2021年04月19日

大学などでは対面授業が始まっているようですが、一部ではオンライン授業も継続されているようですね。
このオンライン授業を、実際の学生さんたちはどう思っているのでしょうか?
新聞の記事によれば、賛否がわかれているのだとか。
通学時間がゼロになることとか、何度も再生出来ることとか、チャットで気軽に質問出来るといったいい点がある一方で、実習や実験が出来ないことへの不満があるようです。

テレビのニュース番組では大学生が、体育の授業は先生がバスケットボールの動きを解説している動画を見ているだけで、これで単位を貰っていいのかと思ったと語っていました。
授業の科目によっては、オンラインに向いているものと、向いていないものがあるでしょうね。

私は大学生時代は国文科専攻でした。
ただひたすら先生の話を聞いているだけの授業ばかりでした。
オンライン授業でも問題なさそうな学科でした。

オンライン授業だと、何度も再生して受講出来るのがいいなと思います。

以前、囲碁を習いに行っていたのはリアルな教室でした。
そこで他の生徒さんたちと一緒に、複数の先生から教わっていました。
先生は皆丁寧に親切に教えてくれるのですが、なかなか身に付かない。
私の理解力が低いんでしょう。
覚えるのも遅いですし。

コロナ感染が広まったため、教室に通うのは諦めて、違うスタイルの囲碁レッスンを受講することにしました。
まずソフトと対局し、その棋譜をメールで先生に送ります。
数日後に先生からアドレスが届きます。
そこにアクセスすると、ユーチューブのあるページが再生されます。
そこでは私の対局を再現しながら、この時にはここじゃなくて、こっちですね・・・といった解説を聞くことが出来ます。
このスタイル、私にはとっても合っています。
何度も再生出来るから。
一度教えて貰ったぐらいじゃ理解出来ない私は、何度も再生してようやく、そっか、そうすればいいのかと理解する。
教わった通りにソフトと対局してみると・・・勝てたりします。

リアルな教室だとちゃんと理解していないのに、首を捻ってばっかりじゃ、先生に申し訳ないとの気持ちのあまり「わかりました」などと、その場しのぎをしてしまいがち。
他の生徒さんもいるのに、私ばっかりに時間を掛けさせちゃ悪いしなんて、殊勝な気持ちもありますしね。

動画ならば気兼ねなく、理解出来るまで何度も何度も再生出来るのが、囲碁には合っています。
自分に合うレッスン方法を見つけたのならば、さぞかし上達したのではと思いましたか?
ま、思いますよね、話の流れからいっても。
ところが。
そうはいかない。
囲碁は奥が深いのです。

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