パックご飯を

  • 2021年08月19日

非常時用にパックご飯を常備しています。
レンジでチンすればすぐに食べられる、アレです。

消費期限が迫っていることに気付き、新しいものを購入。
入れ替えた古い方を食べることに。

容器の隅をちょっとだけ開けまして、レンジに入れて2分。
ご飯茶碗に移し替えました。
朝だったので卵かけご飯にすることに。
生卵に醤油を加えて攪拌した液体を、ご飯の上にかけたら・・・卵が下に滲み込んでいかない。
ご飯の上に生卵の液体が載っかった状態のまま。

パックご飯はぎゅうっと押し潰されて、コンパクトな状態で容器に詰められています。
このため米粒と米粒の間の隙間はほとんどなくなり、密着状態。
よくほぐさずご飯茶碗によそって、そこに生卵を掛けてしまったので、隙間がなく下に落ちていかなかったのです。

予想外の出来事に呆然としながら、どうリカバリーしたらいいのかしばし思案。
それから箸をご飯にぶっ刺してみました。
米粒と米粒の間の感覚を箸で広げようとの試みです。
が、密着状態はかなりキツく、卵は下に入っていかない。
しょうがないので攪拌した時に使った小皿に、一旦生卵を戻しました。
それからしゃもじで、米粒と米粒の間に隙間を作ろうとしてみました。
しかしご飯茶碗という小さな器の中では、しゃもじはあまりいい仕事が出来ず、大きくはほぐれても、米粒と米粒の間を割くまでには至らない。
そこでナイフを投入。
米粒と米粒の間を割くように動かしてみる。
そこに生卵を再登板させてみると・・・非常にゆっくりと時間を掛けながらも、なんとか下に滲み込んでいきました。

ふうっ。
朝っぱらからこんな難題を解く羽目に陥るとは。
ご飯パックの密着具合を甘くみていました。

初めてご飯パックの存在を知ったのは、いくつの頃だったのか・・・記憶がはっきりしませんが、テレビCMがきっかけだったように思います。
えっ? もう炊いてあるの?
だったらもう炊飯器はいらなくなる?
炊飯器業界はとんでもない新人の登場に、慌てふためているのでは・・・なんて考えたことは覚えています。
しかしながら炊飯器は駆逐されることなく、ご飯パックとのすみ分けに成功したみたいですね。

フツーに炊いたご飯と遜色ない味のご飯パックは、その便利さで、いざという時の味方になってくれますし、非常時用の買い置き品としての役目もあります。
ただ卵かけご飯にする時だけは要注意ですが。

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