字幕

  • 2022年05月19日

洋画を観る時は字幕派ですか? それとも吹き替え派ですか?
私は字幕派です。
俳優さんたちの台詞をそのまま聞きたい。
言葉はわからなくても。
台詞の言い回しは、俳優さんたちの演技の一部ですから、そこだけ声優さんにバトンタッチして欲しくないのです。
映画に限らずテレビドラマも字幕を選択します。
海外のアニメ作品だけは吹き替えを選択して、日本の声優さんにお任せしますが、それ以外はオリジナルの声で味わいたい。

友人A子は英語が堪能。
でも一家で堪能なのはA子だけ。
だから家族で映画を観る時は、夫が希望する字幕タイプになるといいます。

字幕には守らねばならない決まりがあります。
人が文字を読めるスピードには限界があるため、言葉を正確に訳せばいいってものではない。
文字数に制限がある。
その制限内で翻訳するのですから、ニュアンスが微妙にズレてしまうこともあるでしょう。
A子はそれが気になってしまい、落ち着いて観ることが出来なくなるんだとか。
出来る故の苦労ですね。

夜の私の楽しみは温かいアイマスクをして、トロトロ気分になること。
目に温かいマスクを載せている15分間は、至福の時となります。
この15分の間、当然ながら目を瞑っています。
そして暇。
なので、テレビを点けておきます。
このアイマスクタイム中に相応しいテレビ番組はなにかというと・・・まずバラエティーは向いていません。
大抵全然面白くないのです。
恐らく画面にはテロップがたくさん出ていて、笑うポイントを親切に教えてくれているのでしょう。
でもアイマスクタイム中の私には、そうした説明も出演者たちの表情も見えないため、全然面白くない。
ドラマも向いていません。
俳優さんたちの表情がわからないから。
ただし1時間で事件を解決していく刑事ものはOK。
犯人が動機やアリバイのトリックなどを喋ってくれるので、表情が見えない状態でも、展開に全然ついていけちゃう。

「だったらニュース番組がいいんじゃないの」と思いましたか?
私もそう思いました。
ところが意外にも、海外の人へのインタビューが結構入るんですよね、ニュースって。
こういう時、字幕対応なのです。
吹き替えはしてくれない。
映画やドラマなどと違ってストーリーがないので、想像するのが難しくて、アイマスクタイムが終わった時、私の頭の中には「?」がたくさん浮かぶ状態になってしまうのです。

アイマスクタイム中にニュース番組を選択した時には、吹き替え希望派になります。

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