バスを待って

  • 2022年07月28日

昨日は初めての街でバスに乗ることに。
時刻表を見たら行ったばかりのようで、次は15分後の模様。
降りたいバス停は3つ先。
炎天下の中、悩み始めました。

スマホで調べると、徒歩だと目的地までは17分。
このままここで15分待ってバスで行くか、それとも徒歩で行ってみるか。
バスが定刻通りに来るとは限らない。
ということは、徒歩の方が早く目的地に着く可能性は大いにある。

だが炎天下の中を17分も歩くのはキツイ。
いや、バス停で15分待つのも充分キツイぞ。
さぁ、どっちにする?

どうすっかなぁと悩んでいる私の隣に、20代ぐらいの男性が立ちました。
Tシャツにジーンズのラフな格好をしています。
彼はバス停の時刻表を眺めると、すぐにスマホを弄り出しました。
私と同じように、徒歩だったらどれくらい掛かるか調べているのだろうと思い、彼がどんな結論を出すのかを見守ります。

少しして彼はバスがやって来るであろう方向へ、顔を向けました。
わかる。その気持ち。
バスを待っている時って一刻も早くその姿を確認したくて、やって来るであろう方向を見続けちゃうよねぇと、心の中で話し掛ける。

2、3分経った頃、1台のタクシーがバス停の手前で停まりました。
すると私の隣の男性がそのタクシーに近付き、運転手となにやら話をし始めました。
そして乗り込んだ。

あっ。
スマホを弄っていたのは、タクシーを呼んでいたのか。
私はバスか徒歩かの2択で悩んでいましたが、彼は瞬時にタクシーを選択していた模様。

彼を乗せたタクシーを見送る私の胸には、してやられた感が溢れる。
どうしてタクシーを思い付かなかったのだろう、私は。
今から呼ぼうか。
いや、私のことだからスマホの操作が遅くて、もたもたしているうちに、バスがやって来るというオチになりそうだから、止めておいた方がいいと考え直す。
或いはなんとか手配を済ませたものの、タクシーより先にバスが来てしまい、今更キャンセルも出来なくて、バスを見送る羽目になるというオチのパターンもあると思う。

そこそこ人生経験をしてくると、自分のオチのパターンが、複数あることを知るようになるのです。
私の場合はなにもしない方が、被害を最小に抑えられたのにといったケースがよくあるので、ひたすらバスを待つことに。

バスは定刻通りにやって来ました。
こんなこともあろうかと、約束時間の30分前に到着する計算で動いていたため、遅刻せずに目的地に辿り着けました。

咄嗟に最適な判断を下せる人間になりたいと思う、今日この頃です。

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