折り込み広告

  • 2022年08月29日

新聞の折り込み広告を見るのが好きです。
最近目立つのは小学生向けの塾のチラシ。
生徒募集の方法として、折り込み広告が有効な業種なのでしょうか。

こういうチラシには大抵、賢そうな子どもが勉強している写真や、キラキラした瞳で手を挙げている写真などが掲載されています。
どこも素晴らしい塾のように見えて、決めるのは難しそう。
ネットで調べれば、口コミを読むことは出来るでしょうが、そうした口コミをどの程度信用するかという問題が。

口コミの中に否定的なものがあったとしても、もしかしたらその書き込みをしている人の方に、問題や勘違いがあって、トラブっただけかもしれない。
1つの否定的な意見で印象が左右されてしまう、恐ろしさがありますね。

前に住んでいた街で皮膚科を探していた時のこと。
ネットの口コミで物凄く評判がいいクリニックを発見。
ドクターが素晴らしいというコメントがやたら多くて、これだけいいコメントが多いところなら大丈夫そうだと判断し、受診しました。
ところが、ここがとんでもなかった。

ドクターがこちらの話を聞かない。
「この症状はいつから?」と聞かれたので、「15日から」と答えたら、「症状が出てから2、3日ね?」と言われたので、「いえ、15日から」と否定しました。
すると「2、3日?」とまた聞いてきて、しつこい。
だから「いえ、15日に症状が出たので、1週間前からです」と答えると、ドクターは一気に不満そうな顔に。
私のなにかいけなかった?
訳がわからない。
私の答えでモチベーションが落ちたのか、それから一切質問をしてこなくなり「薬を出しておきますから」で終了。
病名や薬の塗り方など、フツーするであろう説明はゼロ。
待合室で会計の順番を待ちながら、どうしてここが、ネットであれだけ評判が良かったのだろうと不思議に思いました。
結局のところ、自分で実際に体験してみないと、本当のことはわからないんですよね。

だったらネットからの情報は一切いらないのかというと、そうではない。
やはりそこから取れる情報に助かることも。

今の街に引っ越して1年弱。
土地勘のない街でどこにクリニックがあるのか、また診察時間や休診日などといった情報が、ネットから取れるのはとっても助かる。
が、昔ながらのクリニックが多いようで、今時ホームページがなかったりする。
地図で見ると、そこに病院があるらしいのですが、そこの公式サイトが見当たらない。
またあったとしても「これ作ったの、いつ?」と言いたくなるような古びたデザインのサイトで、却って不安になるようなところも。
ただネットに対する情熱は少なくても、名医の可能性はある。
いいドクターに出会えるかどうかは、結局体当たりして、自分で見つけていくしかないってことのようです。

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