眼科へ

  • 2022年10月24日

目の調子が悪くなったので眼科クリニックへ。
片道1時間を掛けて眼科へ向かいます。
以前住んでいた街の近くのため、引っ越してからは通院時間が掛かるようになってしまいました。
でもその女医を信頼しているので、浮気せずに通っています。

電車を乗り換えるためホームを歩きます。
下りのエスカレーターの前には、大勢の人が順番待ちの列を作っていました。
そこで私は階段を選択。
自分でええっと驚く。
生まれてからこれまで、階段とエスカレーターの2択があった時には、必ずエスカレーターを選んできました。
どっちにしようかと迷う瞬間さえありませんでした。
それなのに。
取り立てて急いでいる訳でもないのに、階段を選んだ自分にびっくりです。

そうして1時間ほどで、眼科クリニックが入るビルの前に到着。
クリニックは2階です。
ここでも私はエレベーターではなく、階段を選択。
階段を上りながら、人間の慣れというものに感動する。

先日このブログに書きましたが、健康のために4階の自宅からマンションの1階まで、エレベーターではなく階段を利用するようにしています。
これによって階段を上り下りする行為に慣れてきた。
それで、これまでは検討することもなかった階段の利用を選択した模様。
慣れって凄い。

眼底検査をすることになり、瞳孔を開く目薬をスタッフに差して貰う。
薬が効くまでぼんやりと、壁に設置されたテレビを眺める。
やがて辺りが光り輝くように見えてきて、天国にいるような気分に。

その後、検査をして貰い、診察室でドクターから説明を受ける。
問題なしとの説明を受けて、ほっとして席を立つ。
ドアを開けて振り返ったら、ドクターが私を見ながら「瞳孔が開いているので、気を付けてお帰りくださいね」と言う。
そうなんです。
このドクターはちゃんと最後まで、私と目を合わせてくれる人なのです。
パソコン画面ばかり見ていて、目の合う時間が短い医者が多い中、こういうドクターは稀です。
説明も丁寧だし、私が半年前にした話を覚えていたりする。
名医だと思っているのですが、半年に一度検査に行く度に、スタッフが全取り換えになっている。
こんなにコロコロとスタッフが変わる原因ってなに?
謎を抱えたまま会計を済ませてクリニックを出る。
ここでも調子に乗って階段を選択し、はっとする。
まだ天国にいるような状態の私に、階段は厳しかった。
手摺りをがしっと摑み恐る恐る下りました。

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